「青いブリンク」には手塚作品だけでなく、天空の城ラピュタやグレムリンをオマージュしたような話もあります。大人になってみると元ネタがあるものがさらにあるかもしれません。
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「カケルがブリンクから『勇気』をもらって困難を乗り越える」というコンセプトだったが、「勇気は自分自身を奮い立たせて得られるものであって、他者から貰うものではない」という批判が放送当時『アニメージュ』の読者欄に寄せられた。ただし、「勇気をあげる」としてブリンクの発する光は実はただの電気であり、暗示によってカケル自身を奮い立たせている。
手塚先生の案では、キララは、女装の少年で、ある世界で、カケルを女性にして、その際、「女の子の方がいいことあるよ」と明らかにするつもりであったが、刺激が強すぎるとの声が高かったため、没になり、そのために、手塚先生が初めに提示していたラストであるキララ(男)とカケル(女)が結ばれるという案も変更になった
この逸話は昔Wikipediaに掲載されていたとのことですが、(現在は削除済み?)真偽は定かではありません。
衝撃的なラストで有名な最終回!
カケルの父を誘拐したグロス皇帝の正体はカケルの父・春彦自身の悪の心だったことが発覚しますが、それを受け入れられないカケル。「父さんとグロス皇帝が同一人物だったら会うことができないじゃないか!」と叫ぶカケルに父は衝撃的な一言を放ちます。
「できるんだよ。なぜならこの世界全てが私の造った童話の世界だからだ」
カケルは葛藤の末、父の事実を受け入れると仲間たちは童話の世界に帰り、ブリンクとも決別します。
場面は第1話のブリンクと出会った木の下に戻って、カケルがふと目を覚ますと心配した父が迎えに来てくれていました。全て夢だったのかと落胆するカケルに父が渡した新作の童話には、仲間たちが描かれていました。ブリンクは自分の心の中にいつもいるんだと悟ったカケルはもうブリンクを呼ぶことはありませんでした。
「できるんだよ。なぜならこの世界全てが私の造った童話の世界だからだ」
カケルは葛藤の末、父の事実を受け入れると仲間たちは童話の世界に帰り、ブリンクとも決別します。
場面は第1話のブリンクと出会った木の下に戻って、カケルがふと目を覚ますと心配した父が迎えに来てくれていました。全て夢だったのかと落胆するカケルに父が渡した新作の童話には、仲間たちが描かれていました。ブリンクは自分の心の中にいつもいるんだと悟ったカケルはもうブリンクを呼ぶことはありませんでした。
敵が身内というネタとまさかの夢オチに今も賛否両論で、トラウマになった人も多いようですが、個人的には一応救われるラストが用意されているところは良いと思います。
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製作途中で手塚氏が逝去したこともあり、設定やストーリーが杜撰な面もありますが子供向けアニメとしては印象深い作品です。