1986 HONDA LEGEND Ad
via www.youtube.com
さて1986年のキース・ジャレットはどうしていたかと言いますと、ゲイリー・ピーコック(ベース)、ジャック・ディジョネット(ドラムス)のトリオで、これまた素晴らしいアルバムを2枚発表しています。
このトリオ、通称「スタンダーズ・トリオ」と呼ばれており、オーソドックスなスタンダード・ナンバーをジャズ演奏するという活動を続け人気を博しています。1986年に発表したのは、中でも名盤の誉れ高いアルバム「星影のステラ」です。
このトリオ、通称「スタンダーズ・トリオ」と呼ばれており、オーソドックスなスタンダード・ナンバーをジャズ演奏するという活動を続け人気を博しています。1986年に発表したのは、中でも名盤の誉れ高いアルバム「星影のステラ」です。
これは1986年のパリで行われたライヴですね。もう一枚も同年ミュンヘンで行われたライブ・アルバムで「枯葉/キース・ジャレット・スタンダーズ・スティル・ライヴ」です。
枯葉/キース・ジャレット・スタンダーズ・スティル・ライヴ
Disk.1
1. マイ・ファニー・ヴァレンタイン
2. 枯葉
3. 恋におちたとき
4. 歌こそは君
Disk.2
1. 降っても晴れても
2. レイト・ラメント
3. あなたと夜と音楽と
4. イントロ|いつか王子様が
5. ビリーズ・バウンス
6. クリフォードの想い出
1. マイ・ファニー・ヴァレンタイン
2. 枯葉
3. 恋におちたとき
4. 歌こそは君
Disk.2
1. 降っても晴れても
2. レイト・ラメント
3. あなたと夜と音楽と
4. イントロ|いつか王子様が
5. ビリーズ・バウンス
6. クリフォードの想い出
via www.amazon.co.jp
1986年のキース・ジャレットは、ライブに明け暮れ、アルバムも出し、精力的に活動していますね。
ところで、ホンダのCMに使われたこの曲は、2000年にパナソニックのテレビ「プラズマタウ」に、2001年にはトヨタ・ソアラのCMにも使われています。ホンダとトヨタに同じ曲が使われるなんて!どうせなら日産や三菱、スバルにも使ってほしいですね。
ところで、ホンダのCMに使われたこの曲は、2000年にパナソニックのテレビ「プラズマタウ」に、2001年にはトヨタ・ソアラのCMにも使われています。ホンダとトヨタに同じ曲が使われるなんて!どうせなら日産や三菱、スバルにも使ってほしいですね。
ビル・エヴァンス
正確な統計はないものの、日本で最も売れたジャズのアルバムは、ビル・エヴァンスの「ワルツ・フォー・デビイ」だそうですよ。それほど人気のあるビル・エヴァンス。CM曲として目を付けない筈がありません。この年に日本たばこ産業で使われたのは1962年のアルバム「インタープレイ」収録の「あなたと夜と音楽と」です。
インタープレイ
1.あなたと夜と音楽と
2.星に願いを
3.アイル・ネヴァー・スマイル・アゲイン
4.インタープレイ
5.ユー・ゴー・トゥ・マイ・ヘッド
6.苦しみを夢に隠して
7.アイル・ネヴァー・スマイル・アゲイン
2.星に願いを
3.アイル・ネヴァー・スマイル・アゲイン
4.インタープレイ
5.ユー・ゴー・トゥ・マイ・ヘッド
6.苦しみを夢に隠して
7.アイル・ネヴァー・スマイル・アゲイン
via www.amazon.co.jp
キース・ジャレットも人気ですが、日本で最も知名度の高いジャズ・ピアニストの一人、ビル・エヴァンス。残念ながら1980年9月15日に51歳で亡くなっています。
それまでのピアノトリオにはなかったインタープレイ(三相交流型)を実践し、多くのミュージシャンに多大な影響を与えました。CMでもその片鱗を窺い知ることが出来ます。
それまでのピアノトリオにはなかったインタープレイ(三相交流型)を実践し、多くのミュージシャンに多大な影響を与えました。CMでもその片鱗を窺い知ることが出来ます。
日本たばこ産業 CM マイルドセブンセレクト 1986
via www.youtube.com
このアルバムでは、ビル・エヴァンスがフレディ・ハバード(トランペット)とジム・ホール(ギター)を迎えてインタープレイに挑んでいます。
マイルス・デイヴィス
さて、最後に登場するのはマイルス。ジャズと言えばマイルス。帝王、マイルス・デイヴィスです。今回ご紹介したロン・カーターもキース・ジャレットもビル・エヴァンスだって、マイルスのバックでやってたんですからね。ジャズ界最大の大物です。
そのマイルスが三楽の焼酎「VAN」のCMに出演しています。しかも、曲はCM用のオリジナルです。
そのマイルスが三楽の焼酎「VAN」のCMに出演しています。しかも、曲はCM用のオリジナルです。
三楽の焼酎VAN CM マイルス・デービス
via www.youtube.com
さすがマイルス、音楽にも映像にも迫力があります。セリフには含蓄があります。マイルス・デイヴィスとしか言いようのないカッコよさ。
さて、1986年のマイルスはどのような活動をしていたかといいますと、プリンスが共同プロデュースを行う予定だったというアルバム「TUTU」を発表し、その健在ぶりを見せつけています。
さて、1986年のマイルスはどのような活動をしていたかといいますと、プリンスが共同プロデュースを行う予定だったというアルバム「TUTU」を発表し、その健在ぶりを見せつけています。
TUTU
1.Tutu
2.Tomaas
3.Portia
4.Splatch
5.Backyard Ritual
6.Perfect Way
7.Don't Lose Your Mind
8.Full Nelson
2.Tomaas
3.Portia
4.Splatch
5.Backyard Ritual
6.Perfect Way
7.Don't Lose Your Mind
8.Full Nelson
via www.amazon.co.jp
非公式には録音されていますが、プリンスとマイルスの共演、聴いてみたかったですねぇ。今となっては叶わぬ夢となってしまいました。しかし、音楽の素晴らしいところは、いつまでも残るということです。人類の宝ですね。
1986年には他にもクラリオンのナット・アダレイ、マクセルのアル・ディメオラ、積水ハウスの渡辺貞夫、三田工業の阿川泰子、日本たばこ産業のMALTAなどなど多くのジャズミュージシャンの曲が使われました。
1986年には他にもクラリオンのナット・アダレイ、マクセルのアル・ディメオラ、積水ハウスの渡辺貞夫、三田工業の阿川泰子、日本たばこ産業のMALTAなどなど多くのジャズミュージシャンの曲が使われました。
2.ザ・ロング・ブルース
3.恋に恋して
4.トゥー・ヤング・トゥ・ゴー・ステディ
5.今宵の君は
6.オールド・カントリー