声優デビューまで
坂本千夏(さかもとちか)さんは、学生時代から声優や歌手に憧れていたそうです。高校時代にヤマハでボーカルレッスンを受けていたこともあったんですよ。
テアトル・エコーの養成所の公演を見たことをきっかけに、テアトル・エコー養成所に入団したのですが需要がなく、やめています。その後、やはり声優になりたい!ということで、声優色の近い東京俳優生活協同組合(俳協)に入りました。
1981年に22歳で「ダッシュ勝平」の夏かおり役でアニメデビューしています。
テアトル・エコーの養成所の公演を見たことをきっかけに、テアトル・エコー養成所に入団したのですが需要がなく、やめています。その後、やはり声優になりたい!ということで、声優色の近い東京俳優生活協同組合(俳協)に入りました。
1981年に22歳で「ダッシュ勝平」の夏かおり役でアニメデビューしています。
「フクちゃん」で初主演!
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坂本千夏さんはデビューした翌年1982年に「フクちゃん」で主役を務めています。デビューして間もなく主役なんてすごいですよね!
「フクちゃん」は5歳の男の子。ここから坂本さん=子役というイメージが定着していったのでしょう。
「フクちゃん」は1936年に朝日新聞で連載開始された「養子ノフクチャン」という漫画が元になっています。その後、タイトルを変えたり、連載媒体を変えたりしながら1971年まで連載されていました。
アニメガ放送されたのは1982年なので、漫画の連載開始からは50年近くたっているんですよね。ですから、内容や設定もかなり変わっています。最初の原作が「養子ノフクチャン」ということからも分かるように原作では親戚のおじいさんの養子なのですが、アニメでは父母が登場しています。
時代も当時の現代に変わっているのですが、どこか懐かしさのあるアニメでもありました。
「フクちゃん」は5歳の男の子。ここから坂本さん=子役というイメージが定着していったのでしょう。
「フクちゃん」は1936年に朝日新聞で連載開始された「養子ノフクチャン」という漫画が元になっています。その後、タイトルを変えたり、連載媒体を変えたりしながら1971年まで連載されていました。
アニメガ放送されたのは1982年なので、漫画の連載開始からは50年近くたっているんですよね。ですから、内容や設定もかなり変わっています。最初の原作が「養子ノフクチャン」ということからも分かるように原作では親戚のおじいさんの養子なのですが、アニメでは父母が登場しています。
時代も当時の現代に変わっているのですが、どこか懐かしさのあるアニメでもありました。
「らんぽう」でも続いて主演!
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1984年に放送されたアニメ「らんぽう」でも主役を務めました。主人公のらんぽうは中学2年生なので、坂本さんが演じるキャラの中では年齢が上の方ですね。
ですがギャグ漫画ということもあり、中2よりも少し幼く見えますね。身長は110cmなので、子どもサイズです。
この時期は他に1983年に「キャッツ♡アイ」で来生三姉妹の三女、来生愛も演じています。子役や動物などだけでなく、高校生の女の子も演じているんですね。ただ、普段は一人称が「ボク」で子どもっぽいという設定なのでやっぱり坂本さんらしい役という感じもします。
この「らんぽう」と先ほどご紹介した「フクちゃん」そして「ここはグリーン・ウッド」では主題歌も担当しました。
1987年にはのらくろのリメイクアニメ「のらくろクン」でのらくろを演じています。
ですがギャグ漫画ということもあり、中2よりも少し幼く見えますね。身長は110cmなので、子どもサイズです。
この時期は他に1983年に「キャッツ♡アイ」で来生三姉妹の三女、来生愛も演じています。子役や動物などだけでなく、高校生の女の子も演じているんですね。ただ、普段は一人称が「ボク」で子どもっぽいという設定なのでやっぱり坂本さんらしい役という感じもします。
この「らんぽう」と先ほどご紹介した「フクちゃん」そして「ここはグリーン・ウッド」では主題歌も担当しました。
1987年にはのらくろのリメイクアニメ「のらくろクン」でのらくろを演じています。
代表作の1つ「となりのトトロ」のメイ
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1988年に公開された映画「となりのトトロ」では主人公の1人ともいえるメイを演じています。
「トウモコロシ」とか「あなた、トトロっていうのね」とか、何でもないセリフですが印象に残りますよね。坂本さんの演技が大きいと思います。
やんちゃで少しいやいや期も残っているような4歳の女の子を違和感なく演じられていますよね。
この作品が坂本さんといえば子ども役という印象をさらに確実なものをしたような気がします。
「となりのトトロ」の舞台は昭和30年代前半。フクちゃんと同じく懐かしさのある作品ですよね。
「トウモコロシ」とか「あなた、トトロっていうのね」とか、何でもないセリフですが印象に残りますよね。坂本さんの演技が大きいと思います。
やんちゃで少しいやいや期も残っているような4歳の女の子を違和感なく演じられていますよね。
この作品が坂本さんといえば子ども役という印象をさらに確実なものをしたような気がします。
「となりのトトロ」の舞台は昭和30年代前半。フクちゃんと同じく懐かしさのある作品ですよね。
「それいけ!アンパンマン」ではてんどんまんをはじめ数々の役を
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1988年には、「それいけ!アンパンマン」に出演。メインキャラクターはてんどんまんです。「てんてんどんどんてんどんどん♪」の曲が印象的ですね。
アンパンマンは声優さんが掛け持ちで色々な役を演じていることが多いですが、坂本さんも数々の役を演じていますよ。
ちびぞうくん、タルトちゃん、2代目カバオくんのお母さん、2代目みかづきまん、2代目アイスキャンディーマン、初代キャンディ姫、チビツリー、白かぶばあさんなど。
キャラクター名を見ただけでも、かなり多岐に渡っているのが分かりますよね。これだけのキャラを演じられるのはすごいです。
アンパンマンは声優さんが掛け持ちで色々な役を演じていることが多いですが、坂本さんも数々の役を演じていますよ。
ちびぞうくん、タルトちゃん、2代目カバオくんのお母さん、2代目みかづきまん、2代目アイスキャンディーマン、初代キャンディ姫、チビツリー、白かぶばあさんなど。
キャラクター名を見ただけでも、かなり多岐に渡っているのが分かりますよね。これだけのキャラを演じられるのはすごいです。
「少年アシベ」でも主役のアシベ役!
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1991年に放送されたアニメ「少年アシベ」では主人公のアシベを演じています。元々は青年誌である「週刊ヤングジャンプ」に連載されていた作品ですが、アニメ化されたことで大人から子どもまで支持されるようになりましたね。当時はグッズなどもたくさん出ていました。
坂本さんの演じるアシベは声が大きすぎる男の子という役どころでした。これまた坂本さんの声にぴったりなキャラだったと思います。
結構印象に残るアニメでしたが実は放送されていたのは1991年から1993年までとそれほど長くないんです。
2016年から「少年アシベ GO! GO! ゴマちゃん」というタイトルで再びアニメ化されていますが、声優陣は一掃されています。
坂本さんの演じるアシベは声が大きすぎる男の子という役どころでした。これまた坂本さんの声にぴったりなキャラだったと思います。
結構印象に残るアニメでしたが実は放送されていたのは1991年から1993年までとそれほど長くないんです。
2016年から「少年アシベ GO! GO! ゴマちゃん」というタイトルで再びアニメ化されていますが、声優陣は一掃されています。
「デジタルモンスター」ではアグモン役が有名
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1996年に発売されたゲーム「デジタルモンスター」のTVアニメ版「デジモン」シリーズではメインモンスターであるコロモン役で登場。
コロモンは短期間で急速に進化していくデジモンで、ボタモン→コロモン→アグモン→グレイモンと進化していきますが、すべて坂本さんが担当されています。
アグモンとして登場していることが多いですね。その後、ゲームや映画、OVAにも登場していますよ。
アグモンは2021年現在でも演じられているので坂本さんの代表作の1つですね。20年以上も1つの役を演じられているのはすごいです。
コロモンは短期間で急速に進化していくデジモンで、ボタモン→コロモン→アグモン→グレイモンと進化していきますが、すべて坂本さんが担当されています。
アグモンとして登場していることが多いですね。その後、ゲームや映画、OVAにも登場していますよ。
アグモンは2021年現在でも演じられているので坂本さんの代表作の1つですね。20年以上も1つの役を演じられているのはすごいです。
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