「渡る世間は鬼ばかり」
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1990年から2011年まで放送されていた「渡る世間は鬼ばかり」。「お食事処 おかくら」を経営する尾岡倉家の夫妻と、5人の娘たちの様子を描いたホームドラマですね。
嫁姑問題がメイン、という訳ではないのですが初期は嫁姑問題も数多く登場しました。次女の五月は姑や小姑からのいびりに悩まされていたり、三女の文子は病気の姑の面倒を見ていたり、末っ子の長子は長子は姑にも言い返す性格だったり。
それぞれが様々な問題を抱えていて、父の元に相談にやってきていましたね。後半になると娘たちが姑の立場になるのでまた支店の違う姑嫁問題も描かれていました。
嫁姑問題がメイン、という訳ではないのですが初期は嫁姑問題も数多く登場しました。次女の五月は姑や小姑からのいびりに悩まされていたり、三女の文子は病気の姑の面倒を見ていたり、末っ子の長子は長子は姑にも言い返す性格だったり。
それぞれが様々な問題を抱えていて、父の元に相談にやってきていましたね。後半になると娘たちが姑の立場になるのでまた支店の違う姑嫁問題も描かれていました。
家族をテーマに長年繰り広げられた、橋田 壽賀子のヒットドラマ『渡る世間は鬼ばかり』(第一シリーズ) - Middle Edge(ミドルエッジ)
岡倉家と岡倉姉妹を中心に様々な人間関係や問題を描いたドラマです。長年放送されているのにも頷ける面白さです。
「ダブル・キッチン」
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「渡る世間は鬼ばかり」はどちらかというとシリアスなドラマでしたが、こちらはコメディ。
1994年に放送された「ダブル・キッチン」は、嫁姑問題をコミカルに描いたドラマ。私は当時中学生でしたが、好きで見ていました。嫁姑問題がよく分からない世代にも人気のドラマでしたよね。
当時、話題になっていた「二世帯住宅」をテーマにし、二世帯住宅の難しさを取り上げています。
山口智子さん演じる主人公の花岡都は、出版社に勤めていて帰宅時間も遅い。性格はやや大雑把なところがあります。野際陽子さん演じる姑の花岡真知子は「女性は結婚したら家庭に入るべき」という考えの持ち主。ですから都のことをあまりよく思っておらず、嫌味を言うことも多いです。
毎回ドラマの最後に2人がもめ、真知子は鼓をたたき、都は真知子にもらったのれんなどをパンチして暴れる、というシーンがお決まりでした。分からない人にとっても面白いシーンでしたが共感できる人にとってはスカッとしたのでしょうね。
ですが本当に仲が悪いという訳ではなく、都が困っている時は真知子が手を差し伸べたりも。最後にはロンドンに旅立つ都に自分が結婚する時に義母からもらった指輪を渡しています。
主題歌はプリンセスプリンセスの「だからハニー」。この曲もよかったです。
1994年に放送された「ダブル・キッチン」は、嫁姑問題をコミカルに描いたドラマ。私は当時中学生でしたが、好きで見ていました。嫁姑問題がよく分からない世代にも人気のドラマでしたよね。
当時、話題になっていた「二世帯住宅」をテーマにし、二世帯住宅の難しさを取り上げています。
山口智子さん演じる主人公の花岡都は、出版社に勤めていて帰宅時間も遅い。性格はやや大雑把なところがあります。野際陽子さん演じる姑の花岡真知子は「女性は結婚したら家庭に入るべき」という考えの持ち主。ですから都のことをあまりよく思っておらず、嫌味を言うことも多いです。
毎回ドラマの最後に2人がもめ、真知子は鼓をたたき、都は真知子にもらったのれんなどをパンチして暴れる、というシーンがお決まりでした。分からない人にとっても面白いシーンでしたが共感できる人にとってはスカッとしたのでしょうね。
ですが本当に仲が悪いという訳ではなく、都が困っている時は真知子が手を差し伸べたりも。最後にはロンドンに旅立つ都に自分が結婚する時に義母からもらった指輪を渡しています。
主題歌はプリンセスプリンセスの「だからハニー」。この曲もよかったです。
永遠の敵?嫁VS姑のバトルが笑えるホームコメディドラマ『ダブル・キッチン』 - Middle Edge(ミドルエッジ)
1993年4月からTBS系列で放送されていた『ダブル・キッチン』は、新婚夫婦が二世帯住宅に暮らし始めたことで、嫁姑問題や家族のバタバタに巻き込まれていく。山口智子が演じる嫁の都と、野際陽子が演じる姑の真知子が繰り広げるバトルが話題となり、最終回視聴率は30.7%を記録。90年代のTBSドラマ代表作となった。
「長男の嫁」
「ダブル・キッチン」のヒットを受け、同じ貴島誠一郎プロデューサーが制作したドラマが「長男の嫁」。こちらもコミカルに嫁姑問題を描いています。
タイトルの通り、浅野ゆう子さん演じる主人公の中村美里は、中村家の長男である中村健一郎(石田純一さん)の嫁。姑の節子役は再び野際陽子さんです。「ダブル・キッチン」での嫌味な姑役が人気だったんでしょうね。ここから野際さんの姑役が多くなります。
姑はやはり「女性は結婚したら仕事を辞めるもの」という考え方で、仕事を辞めない美里のことをよく思っていません。
長男の健一郎だけでなく、次男の裕二郎夫妻(段田安則さん、鈴木杏樹さん)。三男の光三郎とその恋人(山口達也さん、坂井真紀さん)もメインで登場し、それぞれの問題などを描いています。
節子はかなり明るい性格で、前作よりもぶっ飛んだ感じでしたね。また、美里は姑に困っていたけれど、都のようにバトルするという感じとはちょっと違いました。
同居することになった節子と美里は最初は戸惑っていましたが、徐々に絆を深めていきます。
このドラマもヒットし、翌年1995年には「長男の嫁2〜実家天国」が放送されました。主人公は浅野ゆう子さん、夫は石田純一さん、姑は野際陽子さんというのは変わらず。名前も同じだったりしますが全く別の物語で前作との関連はありません。
この3人以外に鈴木杏樹さん、山口達也さんも共通して出演されていますね。
ちなみに主題歌はどちらも DREAMS COME TRUE。1作目は「WHEREVER YOU ARE」で2作目は「ROMANCE」でした。
タイトルの通り、浅野ゆう子さん演じる主人公の中村美里は、中村家の長男である中村健一郎(石田純一さん)の嫁。姑の節子役は再び野際陽子さんです。「ダブル・キッチン」での嫌味な姑役が人気だったんでしょうね。ここから野際さんの姑役が多くなります。
姑はやはり「女性は結婚したら仕事を辞めるもの」という考え方で、仕事を辞めない美里のことをよく思っていません。
長男の健一郎だけでなく、次男の裕二郎夫妻(段田安則さん、鈴木杏樹さん)。三男の光三郎とその恋人(山口達也さん、坂井真紀さん)もメインで登場し、それぞれの問題などを描いています。
節子はかなり明るい性格で、前作よりもぶっ飛んだ感じでしたね。また、美里は姑に困っていたけれど、都のようにバトルするという感じとはちょっと違いました。
同居することになった節子と美里は最初は戸惑っていましたが、徐々に絆を深めていきます。
このドラマもヒットし、翌年1995年には「長男の嫁2〜実家天国」が放送されました。主人公は浅野ゆう子さん、夫は石田純一さん、姑は野際陽子さんというのは変わらず。名前も同じだったりしますが全く別の物語で前作との関連はありません。
この3人以外に鈴木杏樹さん、山口達也さんも共通して出演されていますね。
ちなみに主題歌はどちらも DREAMS COME TRUE。1作目は「WHEREVER YOU ARE」で2作目は「ROMANCE」でした。
ホームドラマの名作1994年浅野ゆう子主演『長男の嫁』 - Middle Edge(ミドルエッジ)
トレンディー俳優だった浅野ゆう子と石田純一のホームドラマ。家族で様々な問題を乗り越えていき、視聴者に家族の在り方を考えさせるドラマでしたね!
「理想の結婚」
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続いて、1997年に放送された常盤貴子さん、竹野内豊さん主演の「理想の結婚」。プロデューサーはこちらも貴島誠一郎さんです。そして姑役はまたまた野際陽子さん!嫌味な姑を演じても嫌われないというのがすごいです。
「理想の結婚」はお互いに恋人と別れたばかりだった山田鞠(常盤貴子さん)と大滝勉(竹野内豊さん)が、飛行機の中で出会います。勉に一目ぼれした鞠は鞠は「結婚してほしい」と逆プロポーズ。そして、2週間後に両親に紹介するというスピード婚の物語。
野際陽子さん演じる巴美は、勉を授かったために結婚。いわゆるできちゃった結婚だったので、勉には理想の結婚をしてほしいという思いが強く、急な結婚に猛反対。両家顔合わせの場でも鞠に嫌味を言い、鞠の母親巴美(中村玉緒さん)とバトルをしてしまいます。
嫁姑だけでなく、姑と母のバトルも勃発してしまうんですね。結婚までの話がメインなので、「ダブル・キッチン」や「長男の嫁」とはまた違いますが、こちらも楽しくみられるコメディですよ。
個人的に、母に頭が上がらない情けない役の竹野内豊さんが好きでした。
「理想の結婚」はお互いに恋人と別れたばかりだった山田鞠(常盤貴子さん)と大滝勉(竹野内豊さん)が、飛行機の中で出会います。勉に一目ぼれした鞠は鞠は「結婚してほしい」と逆プロポーズ。そして、2週間後に両親に紹介するというスピード婚の物語。
野際陽子さん演じる巴美は、勉を授かったために結婚。いわゆるできちゃった結婚だったので、勉には理想の結婚をしてほしいという思いが強く、急な結婚に猛反対。両家顔合わせの場でも鞠に嫌味を言い、鞠の母親巴美(中村玉緒さん)とバトルをしてしまいます。
嫁姑だけでなく、姑と母のバトルも勃発してしまうんですね。結婚までの話がメインなので、「ダブル・キッチン」や「長男の嫁」とはまた違いますが、こちらも楽しくみられるコメディですよ。
個人的に、母に頭が上がらない情けない役の竹野内豊さんが好きでした。
常盤貴子の関西弁が痛快!ドラマ「理想の結婚」恋人役は竹野内豊 - Middle Edge(ミドルエッジ)
1990年代「愛していると言ってくれ 」や「真昼の月」、「タブロイド」など数々のドラマ作品に出演。この当時、どのテレビ局からも引っ張りだこだった常盤貴子さんが、バリバリの関西弁を話す天真爛漫な女の子を演じた「理想の結婚」。恋人役は竹野内豊さんでした。
「凄絶!嫁姑戦争 羅刹の家」
お願いだから私に羅刹の家のドラマ版を誰か見せて下さい pic.twitter.com/P9kjEKcOJT
— 田中守 モット❤︎ウィステリアスタッフ (@kazukichi1016) March 16, 2018
タイトルからすごいこちらのドラマは、1998年にテレビ朝日系列で放送されました。原作は、「週刊女性」に連載されていた井出知香恵さんの「羅刹の家」という漫画。原作とは大幅に変更されている部分もあります。
第一部は心を病んでいる姑とのバトルや夫の無理解、周囲との亀裂を描いています。
主人公は加藤紀子さん、夫役は保阪尚希さん、姑は三條美紀さんが演じられています。
かなりドロドロした壮絶なバトルですよ。残念ながら映像化はされていないので見ることができません。
漫画は第二部として20年後の世界、姑となった主人公の姿が描かれています。興味のある方は原作をチェックしてみてください。
第一部は心を病んでいる姑とのバトルや夫の無理解、周囲との亀裂を描いています。
主人公は加藤紀子さん、夫役は保阪尚希さん、姑は三條美紀さんが演じられています。
かなりドロドロした壮絶なバトルですよ。残念ながら映像化はされていないので見ることができません。
漫画は第二部として20年後の世界、姑となった主人公の姿が描かれています。興味のある方は原作をチェックしてみてください。
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