それぞれの想いが野球によってひとつになる奇跡の感動映画『フィールド・オブ・ドリームス』
2017年1月31日 更新

それぞれの想いが野球によってひとつになる奇跡の感動映画『フィールド・オブ・ドリームス』

天から聞こえる謎の声に導かれた主人公が様々な奇跡と遭遇します。後悔しない人生のやり直しが描かれています。

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しかしその頃アイオワでは、レイの野球場が人手に渡る危機...

しかしその頃アイオワでは、レイの野球場が人手に渡る危機を迎えようとしていた。アニーからそれを聞いたレイは、マンとともに帰途につくが、道中ひとりの若き野球選手(フランク・ウェイリー)を車に乗せる。実は彼こそが若き日のグラハムであった。

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シューレース・ジョーはグラハムを仲間に入れ野球の試合をした。グラハムの願いは叶う。

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それからレイは、野球場売却を勧めるアニーの兄マーク(ティモシー・バスフィールド)と口論する。

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その最中カリンがケガをする。そんなカリンを助けたのがグラハムであった。

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そんな中マークは、レイが持つ夢の大きさを知り売却を撤回した。

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その後、テレンス・マンがシューレス・ジョーにトウモロコシ畑のフェンスの向こう側に誘われる。もちろんレイも行きたかった。ただ、誘われたのはテレンス・マンだけだった。レイは重要な役目だと感じ、マンをトウモロコシ畑の向こう側(霊界)へ送り出す。

球場には一人だけキャッチャーが残っていた。 そしてその...

球場には一人だけキャッチャーが残っていた。 そしてそのキャッチャーがマスクを取ると レイの父親だった。二人はキャッチボールをする。

冒頭の「彼はやってくる」というのは、シューレス・ジョー...

冒頭の「彼はやってくる」というのは、シューレス・ジョーのことではなく父親のことだったのだ。

言葉は発せずとも、その時間はレイと父親の今までの時間を埋めるようだった。
主人公の後悔していた想いが奇跡を起し、様々な幽霊の願いを受け継ぐ所が良かったです。

映画のキーポイント

若い頃に父親と口げんかをし、家を飛び出したまま父が亡くなってしまったことを心のどこかで常に悔やんでいた。母親を3歳で亡くし、父親一人で育てられたレイにとってはすごく大きな後悔だ。
野球場を作った時のお金と、切り開いた分のトウモロコシ畑から得られるはずの収入がなくなった分だけ借金は苦しくなった。
レイは野球が出来なくなってしまった事を後悔していた。レイだけではない。八百長事件(ブラックソックス事件)で野球界を追放された他の選手たちも野球がやりたくて仕方がなかった
テレンス・マンを調べると彼の著書の中にレイの父親の名前の主人公の作品が存在していたし、昔のインタビューで、繰り返し見た夢はドジャースで野球をすることだと言っていたのを発見した
グラハムは夢を叶える一歩手前で夢が叶わなかった事を後悔していた。一度でいいから打席でバットを振りたかった。ピッチャーを睨み付け、かっ飛ばしてやるぞとウィンクする。そして思い切りボールを打ち、必死に走り2塁打を3塁打にする。そしてベースにヘッドスライディングで飛び込む。そんなプレイを一度でいいからやってみたかった。

映画で登場する野球場は撮影のために作られた物だった。

映画の撮影は舞台となったアイオワ州北東部、ダビューク西...

映画の撮影は舞台となったアイオワ州北東部、ダビューク西郊の小さな町ダイアーズビルで行われました。

劇中に登場する野球場は撮影に際し実際に建造されたものでした。

劇中に登場する野球場は撮影に際し実際に建造されたものでした。

撮影終了後も土地の所有者によって保存され、無料で入場す...

撮影終了後も土地の所有者によって保存され、無料で入場することができ、許可を得れば野球の試合をすることもできました。

映画『フィールド・オブ・ドリームス』公開から25週年を記念してファンを集めたイベントが開催されました。

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