『カプリコン』とは?
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『カプリコン』は、真鍋譲治の漫画作品。また、それを原作とするアニメ。
「月刊ウィングス」1988年1月号から1990年7月号にかけて連載。作画グループメンバーの多くが退いて執筆陣が入れ替わり始めた頃の、同誌の看板作品のひとつであった。
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今回の記事では、こちらOVA版『カプリコン』について、その内容を振り返っていきたいと思います。
OVA版『カプリコン』の本編動画・ストーリー
Capricorn (OVA)
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少年タクは時空の歪みに巻き込まれ、異世界スラフレーゼに迷い込みます。そこは知性をもつドラゴンのヤッピ族や獣人たちが共に暮らしており、空を見上げれば、地球が浮かんでいる不思議な世界―――。
虎の獣人である将軍ゾルバは王国でクーデターを起こし、軍事政権の実権を握って、異次元につながる扉をひらく無限アンカーと呼ばれる装置を発動します。スラフレーゼでは、カプリコンと呼ばれる地球。ゾルバは自らの野望を実現するため、カプリコンに軍事侵攻しようと画策していました。
少年タクはヤッピ族の末裔である少女モーナや仲間との出会いから、ゾルバの野望を知り、無限アンカーの発動を阻止するために立ち上がるのでした…
虎の獣人である将軍ゾルバは王国でクーデターを起こし、軍事政権の実権を握って、異次元につながる扉をひらく無限アンカーと呼ばれる装置を発動します。スラフレーゼでは、カプリコンと呼ばれる地球。ゾルバは自らの野望を実現するため、カプリコンに軍事侵攻しようと画策していました。
少年タクはヤッピ族の末裔である少女モーナや仲間との出会いから、ゾルバの野望を知り、無限アンカーの発動を阻止するために立ち上がるのでした…
OVA版『カプリコン』の魅力とは?
映像クオリティーの高さ
これね。OVAカプリコン。 pic.twitter.com/gcLrzEGRfa
— 真鍋譲治@単行本「パトラと鉄十字」4巻6/10発売決定! (@GLC09BK88PGot7U) May 20, 2020
もともと漫画家として、作画に関しては個性的な印象が強い真鍋譲治さん。最近の作品では、かなりクオリティーが上がりましたが、1980年から1990年にかけての漫画『カプリコン』ではまだ粗さが目立つような気がします。
しかし、OVA版『カプリコン』に関しては、良くも、悪くも、原作の画のタッチが見事に再現されていることに驚かされます。その理由を探ってみると、原作者にして漫画家・真鍋譲治さんがスタッフとして絵コンテなどに参加しているのだそうです。原作コミックに忠実な作画であることにも納得できますよね。
構成・脚本といった部分でも真鍋譲治さんは積極的に関わっており、原作ファンの満足度も高いのではないでしょうか。
構成・脚本といった部分でも真鍋譲治さんは積極的に関わっており、原作ファンの満足度も高いのではないでしょうか。
モーナの可愛らしさ
ドラゴンを女人化するというアイデアに脱帽の女性キャラクター・モーナ。可愛らしさに加え、強さといった要素ももつ最強系女子といえるような存在です。
そんなモーナの声を演じるのは、松井菜桜子さん。彼女の代表的な役柄を挙げるなら…
そんなモーナの声を演じるのは、松井菜桜子さん。彼女の代表的な役柄を挙げるなら…
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このようなものが挙げられるでしょうか。
いずれも活発な印象をもつ女性キャラクターで、OVA版『カプリコン』のモーナとも通づるものがあります。松井菜桜子さんの仕事ぶりもかなり光っていますので、その点も合わせてお楽しみいただければと思います。
いずれも活発な印象をもつ女性キャラクターで、OVA版『カプリコン』のモーナとも通づるものがあります。松井菜桜子さんの仕事ぶりもかなり光っていますので、その点も合わせてお楽しみいただければと思います。
弱かったタクの変貌ぶり
序盤でタクは妹にプロレス技をかけられ、腕力で負けている場面があります。タクの弱さを印象づけ、最初からタクにヘタレな印象を植えつけますよね。
出版:新書館
掲載:月刊ウィングス
連載:1988年~1990年
巻数:全5巻