ジェネレイターガウル
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製作は当時エヴァンゲリオンをGAINAXと共同制作したタツノコプロ。
本作はエヴァ直後の作品のためか、作品コンセプトや演出の随所にその影響やセルフパロディが見られる。
ジェネレイターガウル 番宣
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あらすじ
遠因子活性化理論による強化人間計画。過酷な環境に適応するため、
人類の持つ遠因子を活性化させ、異なる生物の持つ特性を得る。
それは、人間の活動限界を飛躍的に拡大させた。
ジェネレイターは、サードウォーからの人類復興への要。最大の功労者だった。
...ぼくらが今行っている研究もその一環で、平和のため、人類の未来のためのもの。
それを疑ったことなんてなかった。
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研究学園都市皇樹学園の生徒として学園内で捜査活動を行い、七宝マサミの自宅である下宿先に居候しつつ学園生活を送りながらも、未来から送り込まれるジェネレイター(強化人間)達と戦わなくてはならないのだった。
異色の第5話
本作は基本的に重厚な雰囲気の作品であるが、第5話のみ自社パロディ満載のコメディタッチとなっている。この回はガウル達3人が「しびびん」飛びをする、敵 女ジェネレイター(外見はガッチャマンの敵であるベルクカッツェのパロディ)とガウルがピアニカで「会話」する、初期の戦闘が「金魚すくい」だったりする、さらにはガウルが後述の変身シーン(「ガウルのジェネレイター変身」参照)を披露するなど、徹底した「笑い」にこだわった作りとなっていた。
ガウル
ガウル
本作の主人公。巨大な学園都市「皇樹学園都市」郊外に雨の降る日に突然現れた3人の若者のうちの1人でその後、皇樹学園の転入生となる。16歳。学生下宿「七宝荘」の住人となる肉体・体力派少年。性格は明るくおおらかで天真爛漫。常に物事を前向きに考える。また、非常に仲間思いでもあり、 困っている人を見ると放っては置けないタイプ。学生証の登記名など学園には「工藤ガウル」の名で登録されている。
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ガウルのジェネレイター変身
実は未来からノームホールジャンプ(時間転移)してきた未来人であり、ジェネレイターに調節改造された生体改造人間。また、変身する、しないの如何にかかわらず、肉体の細胞の暴走を抑えるために特別な薬の投与を要する(傷の治りが普通人の何倍も早いのはインクルードセルによる細胞活性化のため)。実は今回の事件の最大のキーマンでもあった。
戦闘は必殺技が一切なく直接的な打撃による攻撃、いわゆる肉弾戦のみ。
戦闘は必殺技が一切なく直接的な打撃による攻撃、いわゆる肉弾戦のみ。
体内に埋め込まれたインクルードセルの働きを活性化させることでカブトガニを思わせる頭部のクリーチャー形態に変身する。
ただし、ジェネレイターへの変身“エクソジェネレイト”するとエネルギーを大量に消費するので人の何倍もの食事と睡眠を要することになる(ガウルが普段怠惰なのはこの影響もある)。
コウジとリョウの意外な事実!!
コウジ
ガウルと同じく雨の日に現れ、皇樹学園の生徒となった16歳。何事にも冷静でガウル達3人の中ではリーダー的存在。判断力に優れ彼らの参謀的役割を担っている。学園には「鈴木コウジ」と登録されている。計算能力に優れ、理論的分野への知識の興味が高い。講師であるリュウコの論文にも興味を示していた。彼らの目的である「未来の悲劇を食い止めること」を最大の行動理由と位置づけ、どんな時も目的優先に行動する。
彼もガウルと同じジェネレイターであり、物語終盤で敵に囚われたガウルを救うため変身しているが、Phase.1でしかなかったため敵ジェネレイターには敵わず簡単に敗れた。
彼もガウルと同じジェネレイターであり、物語終盤で敵に囚われたガウルを救うため変身しているが、Phase.1でしかなかったため敵ジェネレイターには敵わず簡単に敗れた。