名作揃い！使い捨てカメラ「写ルンです」のCMを振り返る

デジカメからスマホカメラへ…。移り変わるカメラの形態。今からさかのぼること20年ほど前までは、使い捨てカメラ「写ルンです」が人気を博していたものです。「写ルンです」といえば、多彩なタレントを起用したさまざまなテレビCMが放送されていました。今回はその中でも、印象的なものをいくつかピックアップして紹介してきます。

【1990 CM】フジカラー　写ルンです

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伝説の閣下バージョン！‐1992年

昔、ドンドコドン山口が、デーモン小暮のコスプレをして「フジカラーで写そ♪」といっていたモノマネ芸の元ネタがこれ。デーモンが世を忍ぶ仮の姿じゃない“平常時”の格好で、子煩悩なマイホームパパを演じている映像は、今見てもかなり笑えます。なお、この閣下の出演CMはひじょうに好評を博し、数年にわたって別バージョンが放送される人気シリーズとなったのでした。

デーモン小暮/Demon Kogure 写ルンです 1

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昔の歌謡曲シリーズ‐1997年～1998年

20世紀もあとわずかに差し掛かり、ナツメロに浸りたい機運が高まったためか、1997年～1998年の2年間は、昔の歌謡曲を扱ったシリーズを放送。メインキャストを担ったのは、沢口靖子と稲垣吾郎。特に、沢口の出演した「あずさ2号篇」と、ゴローちゃんが出演した「失恋レストラン篇」「ブルドッグ篇」は、楽曲の再評価につながりました。

いいなCM　フジカラー　写ルンです　沢口靖子

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いいなCM　フジカラー　写ルンです　稲垣吾郎

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最後の「全員集合」…1999年・2000年

「あれは良い仕事だったよね。あんたも現場に入った時より、帰る時の方が元気だったもん。」

これは、いかりや長介が荒井注の弔辞で読んだ一節。「良い仕事」とは、フジカラーのCMのことです。正真正銘、これが最後の全員集合…。単なるテレビCMという枠を超えた記念碑的映像だったので、「写ルンです」のCMではないのですが、最後に紹介されていただきます。