お隣さん(1985年)
『お隣さん』は、性格が良い金持のおじさんと、性格が悪い貧乏なおじさんの話。しかし、ロバート・キヨサキ著の『金持ち父さん貧乏父さん』のような、金持ちの成功談を書いた話ではありません。
本作は、貧乏なおじさんが金持のおじさんを殺す話であり、それも、毎話違った方法で殺害するという内容なのです。さすがは蛭子さん。「絵は欲望の表れだ」という言葉がありますが、ここでも、長かった貧乏時代のうっぷんを晴らすかのように、にっくき金持ちを惨たらしく殺しているのです。
本作は、貧乏なおじさんが金持のおじさんを殺す話であり、それも、毎話違った方法で殺害するという内容なのです。さすがは蛭子さん。「絵は欲望の表れだ」という言葉がありますが、ここでも、長かった貧乏時代のうっぷんを晴らすかのように、にっくき金持ちを惨たらしく殺しているのです。
via www.amazon.co.jp
サラリーマン危機一発(1985年)
「サラリーマンの仕事なんてみっともないことばかり、心の貧しい生活を強いられているのがサラリーマン」と断言している蛭子さん。それは、「自由に生きること」を標榜としながらも、看板屋やちり紙交換、ダスキンのセールスマンなど、貧乏ゆえに職を転々としてきた彼の切実な意見です。
このように会社員に対してマイナスなイメージがあるためか、蛭子さんの作品に登場するサラリーマンは、かならずと言っていいほど不幸そうです。この『サラリーマン危機一発』でも、「恐怖の会社生活」を描いています。
このように会社員に対してマイナスなイメージがあるためか、蛭子さんの作品に登場するサラリーマンは、かならずと言っていいほど不幸そうです。この『サラリーマン危機一発』でも、「恐怖の会社生活」を描いています。
via www.amazon.co.jp
狂ったバナナ-シュール・ド・エロ(1985年)
タイトルからして危険な香りプンプン。表紙はもっとぶっ飛んでます。もちろん18禁。シュールでエロい妄想が繰り広げられる蛭子ワールドが存分に楽しめます。
via www.amazon.co.jp
家族天国(1986年)
内容はいつものように、100%地獄。なのに「天国」としているのは、皮肉でしかありません。父親・母親・男女の子供という作中の家族構成は、蛭子ファミリーとまんま同じ。であるならば、主人公のオヤジは、蛭子さんのアバターと考えるのが妥当でしょう。それが派手に不満をぶちまけて、暴れ回っている姿を見るに、やはりこの人、日常生活におけるうっぷんを晴らすために、漫画を描いているとしか思えません。
via www.amazon.co.jp
(こじへい)