チャーリーさんを語る上で外せない名言「じゃあ~りませんか」。チャーリーさんが舞台上でこのセリフを発すると、周囲が皆ズッコケるというのが定番のネタとなっていました。それを再現した「サントリー ポケメシ」のCMの放送が開始されると、このネタは一気に全国区となり、真似をする子供が続出したとも言われています。また前述の通り、「じゃあ~りませんか」は1991年の「新語・流行語大賞」の年間大賞を獲得しています。
サントリー ポケメシ CM チャーリー浜
via www.youtube.com
「ごめんくさい」も人気に!
チャーリーさんの台詞系ギャグとして特筆すべきもう一つのネタとして「ごめんくさい」があります。これは二日酔いの状態で立った舞台で「ごめんください」を「ごめんくさい」と言い間違えてしまったことがきっかけで生まれた名言であり、「ごめんくさい」でまず周囲をズッコケさせた後、「これまたくさい」「あ~くさ」とさらに追い打ちをかけるネタで人気を博しました。こちらのネタも覚えている方は多いかと思います。
チャーリー浜 ギャグ6連発 よしもと新喜劇 1994年
via www.youtube.com
このように、昭和から平成にかけて我々を大いに笑わせてくれたチャーリーさん。芸人としての人生を全うしたその姿は、これからも我々の記憶に残っていくことは間違いありません。ご冥福をお祈り申し上げます。
関連記事
「○○じゃあ~りませんか」で大人気だったチャーリー浜の「ごめんくさい」「僕チャーリー」などのギャグ、吉本新喜劇での定番ムーブを振り返る。 - Middle Edge(ミドルエッジ)
「○○じゃあ~りませんか」「ごめんくさい」といえばチャーリー浜を思い出しますよね。90年代初頭に流行語にまでなったこれらのギャグで、一躍全国区の人気者になったチャーリー浜。そんなチャーリー浜について振り返ります。
往年の吉本新喜劇〜岡八郎、花紀京、室谷信雄、船場太郎、原哲男〜 - Middle Edge(ミドルエッジ)
最近では「吉本」と聞いても知っている人がほとんどです。でも一昔前は関西の泥くさい、コテコテの喜劇集団だったんです。あの頃の吉本新喜劇をもう一度。
吉本新喜劇は緊張と緩和の連続だ - Middle Edge(ミドルエッジ)
吉本新喜劇といえば大衆演劇である。多くの人々に愛されて長い年月が経った。しかしわれわれが本当に吉本新喜劇を知っているのだろうか?知らないことや知っていることそれにおもしろさも今回はお伝えしよう。そして誰がそれを作っているのか、座長についてもここで明らかにしておこう。