映画はただ撮影されたのではなく、色々なスタッフの支えと出演者の努力があって完成しました。
映画『少林寺』は、実在する少林寺にとって救世主的存在?!
1966年~1977年に中国で推し進められた「文化大革命」では、伝統は悪とされ、封建的文化は強く批判された。少林寺も例にもれず、多くの仏像や書物が破壊され、難を逃れたものも散逸したそうだ。僧侶も弾圧されたと言われている。
少林寺僧に映画『少林寺』とジェット・リーについてどう思うか質問。すると以下の答えが返ってきたのだ!
「とても感謝しています。文化大革命のときに、少林寺は危うく消えかかりました。しかし、映画『少林寺』、そしてジェット・リーのおかげで、世界に再び少林寺が知られるようになったのです」
撮影現場は荒れていた?!
撮影で使われた嵩山少林寺は、寺や土地は荒廃し、見渡す限り広がる山野、草木はどれも1メートルほどの高さに生い茂り、寺に至る道すら無かった。
そして寺には大修道院長、門番、管理人兼料理人の3人の姿しか無く、武術の稽古をしている人など誰一人見当たりませんでした。
via kungfutube.info
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監督は本物の少林寺映画をつくるために荒れた場所だろうが、全力で制作に取り組みました。
当時17歳のリー・リンチェイ
リー・リンチェイが主役に選ばれた経由は、監督のチャン・シン・イエンが北京で訪れた武術大会で、ある一人の少年の姿を見て衝撃を受けました。そして監督は「主役は彼しか考えられない!」と思ったらしいです。
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この映画は、リー・リンチェイ が一躍スターになった作品でもあります。