電子出版のミニ四駆専門誌「月刊ミニヨン技術」の創刊(2013年5月30日)
2013年6月 MAシャーシ 発売
駆動効率を追求したMAシャーシ
“MA”とは、Midship AERO(ミドシップエアロ)の略。モーターを車体中央に搭載した、ミドシップレイアウトの「MSシャーシ」、走行中の気流(エアロ)を特に意識してデザインされた「ARシャーシ」。それぞれの優れた特徴を1台のシャーシにまとめあげたのがこの「MAシャーシ」です。もちろん、これまでに蓄積されたレーシングノウハウをいかして、3.5:1のギヤ比を採用、6個の低摩擦ローラーやリヤスキッドバーを標準装備するなど、走行性能も徹底的に磨き上げました。加えて、一体型のモノコック構造の採用で、組み立てやすさやメンテナンス性もさらに向上するなど、初心者からベテランレーサーまで、また、小さめのコースで行われる街かどレースから、大型の特設5レーンサーキットの公認競技会まで、幅広く対応できるシャーシです。
(出典:「タミヤ」製品情報:ミニ四駆PROシリーズ No.35 ブラストアロー)
(出典:「タミヤ」製品情報:ミニ四駆PROシリーズ No.35 ブラストアロー)
via www.tamiya.com
グレードアップパーツシリーズ No.476 「MAシャーシ ファーストトライパーツセット」
MAシャーシでレースに参加するために欠かせない基本的なパーツをセット。前後のFRPプレート、13mm低摩擦プラローラー、アジャストマスダンパー4個、スタビポールに加えて取り付け用の金具も付属。フロントFRPプレートには9、11、13、19mmのローラーを、リヤには9、11、13、17、19mmのローラーが取り付け可能。
(Amazon.co.jpより)
(Amazon.co.jpより)
2013年6月 MAシャーシを初採用をした「ブラストアロー」が発売。
ミニ四駆PROシリーズ No.35 「ブラスト アロー」 (MAシャーシ)
ダブルシャフトモーターが特長のミニ四駆PROシリーズに、新たなシャーシが登場。これまでのミニ四駆PROで採用していた、スピーディーなセッティング変更のための3分割「MSシャーシ」に対して、駆動効率をさらに追求するために一体構造のシャーシを採用したのが今回の「MAシャーシ」の特徴。しかも組み立てやすさにも考慮し、パーツを装着する拡張性も十分。さらに、空気抵抗を少なく、そして各部の冷却も考え抜かれたエアロデザインとしました。ボディはルマン24時間レースなどを走る、実車のプロトタイプレーシングカーをイメージ。前後一体型のギヤカバーをバッテリーカバーで固定。シャーシの全長は156mm (MSは152mm) 、全幅97mm (MSは92mm) 。ホイールベースをMSシャーシと同サイズの80mmにしつつ、ローラーの前後スパンを長く、またワイドに設定することでいっそう安定した走行を実現。
(Amazon.co.jpより)
http://www.amazon.co.jp/dp/B00CDFUAGY/
(Amazon.co.jpより)
http://www.amazon.co.jp/dp/B00CDFUAGY/
「ミニ四駆超速ガイド」と呼ばれるタミヤ公式ガイドブックを2013年から毎年刊行。創刊は2013年6月14日。
デジタルカーブなどで威力を発揮する「スライドダンパー」(略:スラダン)
グレードアップパーツ GP.469 「フロントワイドスライドダンパー」(2013年9月29日)
カーブが続くセクションをスムーズに走行するために欠かせないパーツ。
スライドするアルミプレートは大きなショックが加わっても変形しにくい2.0mm厚を採用。
カバーは低摩擦樹脂を使用して滑らかなスライドを実現します。
スライドをコントロールするスプリングは2種類。
さらにスライドの硬さを調整するネジも装備してコースに合わせた細かなセッティングが可能。
アルミプレートには9、13、17、19mmローラーが取り付けられます。
(Amazon.co.jpより)
スライドするアルミプレートは大きなショックが加わっても変形しにくい2.0mm厚を採用。
カバーは低摩擦樹脂を使用して滑らかなスライドを実現します。
スライドをコントロールするスプリングは2種類。
さらにスライドの硬さを調整するネジも装備してコースに合わせた細かなセッティングが可能。
アルミプレートには9、13、17、19mmローラーが取り付けられます。
(Amazon.co.jpより)
このグレードアップパーツ GP.469 「フロントワイドスライドダンパー」はスライドステー部分はアルミですが、この部分をカーボンにして実装する方も多いでしょう。
スーパーカー世代向け実車モデルタイプのミニ四駆 (MAシャーシ)(2014年2月8日)
ミニ四駆PROシリーズ No.37 「フェスタジョーヌ」 (MAシャーシ)(2014年2月8日)
低くワイドに構え、ラジエターの熱を効果的に流すエアダクトがあるフロントまわりや、小さくまとめられたコクピット、リヤに大排気量のエンジンを収めている事を連想させるリヤボディワーク、大きなダウンフォースを発生させるリヤウイング等、最新のスーパーカーの特徴を兼ね備えたボディが魅力。ダブルシャフトモーター搭載のMAシャーシ採用。26mmローハイトタイヤ装備。ギヤ比は3.5:1。シャーシはABS樹脂のグレーカラー。ギヤカバー部品は低摩擦素材のライトグレーを採用。全長156mm、全幅 97mm
(Amazon.co.jpより)
http://www.amazon.co.jp/dp/B00GH1N4MM/
(Amazon.co.jpより)
http://www.amazon.co.jp/dp/B00GH1N4MM/
スーパーカー世代にとってランボルギーニを彷彿とさせる官能的なフォルムです。実車タイプのミニ四駆の中でも、かなりかっこいいデザインだと思います。走らせるだけでなく見て楽しむのも良いです。バンパーレスにしてディスプレイモデル風に仕上げてもいい。
ミニ四駆PROシリーズ No.39 「アビリスタ」 (MAシャーシ) (2014年7月12日)
MAシャーシ採用のミニ四駆PRO第5弾。GTカーのような大型ウイングは大きなダウンフォースも期待でき、ノーズ部のエアインテークや左右リヤフェンダー部の小さな丸いエアアウトレットなど冷却効果も向上。ディッシュホイールに26mmのローハイトタイヤをセット。6個のローラーは低摩擦タイプ。ギヤ比は3.5:1。
(Amazon.co.jpより)
http://www.amazon.co.jp/dp/B00JUDAHYM/
(Amazon.co.jpより)
http://www.amazon.co.jp/dp/B00JUDAHYM/
ミニ四駆PROシリーズ No.40 「ライキリ」 (MAシャーシ)
ミニ四駆PRO『アストラルスター』に続く、znug designの手になる第2弾のミニ四駆。盛り上がった前後のフェンダーに見られるエッジを効かせたラインは、流れるような刀の動きをイメージしてデザイン。
ボディラインに合わせた繊細で立体的なローハイトタイヤ用のスポークホイールも新デザイン。
マシンのフロント部を引き締める、彫りの深いヘッドライト回りの造形は分割パーツで再現。
ボディ:ABSブラック。シャーシ本体:ABSグレイ。
ホイール:新規デザインPPガンメタル。
タイヤ:ローハイトタイヤ。
(Amazon.co.jpより)
http://www.amazon.co.jp/dp/B00PIGWMCA/
ボディラインに合わせた繊細で立体的なローハイトタイヤ用のスポークホイールも新デザイン。
マシンのフロント部を引き締める、彫りの深いヘッドライト回りの造形は分割パーツで再現。
ボディ:ABSブラック。シャーシ本体:ABSグレイ。
ホイール:新規デザインPPガンメタル。
タイヤ:ローハイトタイヤ。
(Amazon.co.jpより)
http://www.amazon.co.jp/dp/B00PIGWMCA/
実車タイプのミニ四駆を使う「痛車ミニ四駆」も楽しい
via k-hobby.com
via k-hobby.com
加えて、ミニ四駆専門の情報誌といったものがこれまで存在しませんでした。そこで、今回ソーシャルメディアの次のパーソナルメディアとして注目されている電子出版にて、ミニ四駆専門誌「月刊ミニヨン技術」を創刊する運びとなりました。
「月刊ミニヨン技術」では、情報不足になりがちな地方のミニヨン・レーサーや、初心者以上上級者未満で上を目指したいレーサーを対象に、現在進行形のミニ四駆技術・情報を提供していきます。
ミニ四駆の範疇に留まらず、そのモデルとなった実車やFormula 1のレースシーンで使われる本物の技術にも焦点をあて、今後のミニ四駆の技術向上に貢献したいと考えています。特に漫画の題材ともなった「空力(エアロダイナミクス)」については、実車の世界でもまだまだ正しい理解を得られておらず、ミニ四駆の現実でもこれまで重要視されていませんでした。しかし、ARシャーシやMAシャーシで空力を意識したデザインとなった現在、正しく理解をすることで新しい局面を迎える可能性を秘めています。
技術といっても改造方法を解説するhow to(ハウツー)本ではなく「人」に焦点をあて、その裏側に隠れているバックグラウンド、ヒストリー、フィロソフィーを引き出し、物事の本質、物理法則に迫ります。
また、ミニ四駆小説の連載や、毎月の表紙を飾るカバーガールとそのグラビア・インタビューなどお楽しみ要素も盛り込んで、硬軟自在な読み応えのある技術誌を目指します。お楽しみ頂ければ幸いです。
■月刊ミニヨン技術 vol. 1 目次
・創刊のご挨拶
・特集:最新MAシャーシの全貌
・ミニヨン・レーサーインタビュー しとさまさん
・空力ニュースレター No.01
・ミニ四駆小説「流しのミニヨン・レーサー北川」【第二部】第1~4話
・カバーガールインタビュー 松浦希望
・カバーガールトーク「グラビア浪漫」
・なんでもQ&A、人生相談コーナー
・次号予告/編集後記
■ミニ四駆小説「流しのミニヨン・レーサー北川」について
賭けミニ四駆がアングラで流行した近未来を舞台に、ホームコースを持たない流しのミニヨン・レーサー(ミニ四駆でレースを行うユーザー)の北川がひょんなことから巨大闇組織の陰謀に巻き込まれ、命を狙われ逃亡する北川とその仲間たち。昭和の雰囲気を醸しながら日本社会の闇を描き、ミニ四駆の専門的な表現を極力省くことでミニ四駆を知らない方でも楽しめる架空小説になっています。
Amazon Kindleストアにて【第一部】を好評販売中。