ミニ四駆で遊んでた?ミニ四駆の流行から衰退までの流れと幼少期の思い出を語る
2020年11月28日 更新

ミニ四駆で遊んでた?ミニ四駆の流行から衰退までの流れと幼少期の思い出を語る

皆さんは子供の頃、ミニ四駆で遊んだ思い出をお持ちでしょうか?アラフォー世代ならきっとドンピシャな懐かしいミニ四駆の流行~衰退の流れを紹介すると共に、自身のミニ四駆にまつわる思い出を語ります!

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ミニ四駆とは

ミニ四駆 - Wikipedia (2239984)

そもそもミニ四駆とはなんぞや?という方に向けて、まずは簡単な説明から。

ミニ四駆はプラモデルメーカーの「タミヤ」から発売された、動力付きの自動車模型の総称です。

動力となるのは単三の乾電池で、ラジコンなどとは異なりコントローラーなどは無く、スイッチを入れるとモーターが作動して自走するタイプの商品でした。

その名の通り四輪駆動で走り、子供向けに販売されていましたが
・タイヤ
・シャーシ(土台となる部分)
・モーター
・エアロパーツ
・ギア
etc・・・

上記のような様々なパーツを購入して、カスタマイズできるという拡張性から、子供から大人までを巻き込む一大ムーブメントを巻き起こしたおもちゃこそが「ミニ四駆」です。

ミニ四駆は流行と衰退を繰り返している!

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ミニ四駆は、登場から現在に至るまで数度に渡る流行と衰退を繰り返してきました。

その変遷を振り返りますが、ミニ四駆の流行と衰退には「私たちアラフォー世代」が大きく関与しています。

ミニ四駆第一次ブームはアラフォー世代の幼少期!

 (2239989)

ミニ四駆が最初に大きなブームとなったのは、1980年代中期です。

実は、ミニ四駆のルーツとなるタミヤの自走する車のおもちゃ自体は1968年に登場しています。
クイックレーサーという商標で発売され、ミニ四駆と同じく単三電池を動力に後輪駆動(車で言えばFRに近い構造)で走るというものでした。

クイックレーサーを改良し、1980年代初頭に人気を博していたフォードやシボレーを参考に開発されたのがミニ四駆。

その後もスピード感のあるレーサータイプへの改良などを経て、徐々に人気が広がっていきますが最も大きな影響を与えたのが「コロコロコミック」の存在です。
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当時、子供たちに大人気だった小学生向けの二大月刊「コロコロ」と「ボンボン」。

コロコロコミックで、「ダッシュ!四駆郎」が1987年から連載され、同紙の中で積極的にミニ四駆に関する特集や紹介が掲載されたことで、一気に大流行を果たしました。
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ダッシュ!四駆郎の掲載期間は1987年~1992年まで。

実質の第一次ミニ四駆ブームは1987年頃から、およそ3年程度がピークで少しずつ子供たちからミニ四駆熱が冷めていきました。

ミニ四駆第二次ブーム

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ミニ四駆の人気も落ち着いてきた1990年代初頭。

ところが、1994年にタミヤがフルカウル(タイヤを覆うボディ形状)タイプの新シリーズ「フルカウルミニ四駆」を発売したことで、ミニ四駆人気が再燃します。

コロコロコミックでも、同年「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」の連載が始まり、一気に第二次ブームとなりました。

第二次ミニ四駆ブームでは、各地のおもちゃ屋がサーキットを常設して、独自のレース大会を催すなど「モータースポーツ」的な楽しみ方に変化していったことも大きな特徴です。

ミニ四駆第三次ブーム

ミニ四駆第二次ブームは、後発される「遊戯王」のカードゲームやベイブレード、さらには家庭用ゲーム機の台頭などによって静かに去っていきます。

その後は、ミニ四駆は一部の根強いファン層に支えられ辛く長い衰退期を過ごす事になりました。

そんなミニ四駆ですが、2005年にタミヤが発売した「ミニ四駆PRO」という新シリーズを皮切りに息を吹き返します。
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実は、このミニ四駆第三次ブームを支えたのも「幼少期にミニ四駆を愛した世代」でした。

2005年ごろ、第一次・第二次ブームと共に育った子供たちは成人して子供が居てもおかしくない年代となっていました。

そんな中で、ミニ四駆PROが登場して公式大会なども行われるようになると、購買力のある大人へと成長した世代が昔を懐かしんで没頭するようになります。

子供とミニ四駆を通じてコミュニケーションを図る親も多く、子供たちよりも大人たちがヒートアップした印象が強いのが第三次ブームの特徴です。

現在も公式レースなどが定期的に開催されていますが、2005年~2013年ごろまでがピークだったと言えます。
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