男と女の歪んだ恋愛感情が錯綜するドラマ『美しい人』

常盤貴子が演じる顔を変えたい女性みゆきが、田村正和が演じる整形外科医の京助を訪ねてくる。自身の亡くなった妻に似せて手術をした京助は、みゆきに惹かれていく。1999年10月からTBS系列で放送された『美しい人』は、野島伸司が脚本を担当。独自の観点から話題作を手掛け、この作品も複雑な男女の心理を描いた恋愛ドラマとなった。

みゆきは顔を変え違う人生を歩み始める

貴子さんの優しくて暖かい笑顔に癒されました🥰#常盤貴子 #一日一貴子 #美しい人 pic.twitter.com/bjGpwKKcw8
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京助の前に突然現れたみゆきは、違う顔を手に入れたことで徐々に笑顔も増え、明るい性格を取り戻してゆく。

みゆきを不審に思い手術を断った京助だったが、身体にある傷痕を見せられ「夫の暴力から逃げたい」と理由を聞いたことで、顔を変える決意をする。どんな顔になっても構わないと言うみゆきの依頼に、京助は事故で亡くした自身の妻とそっくりに整形してしまう。

お互い惹かれ合ってはいけない相手

京助を好きになってしまったみゆきは、京助から愛されたい一心で、亡き妻になりきろうとする。洋服の好みや化粧の仕方を真似たみゆきを見て、京助は心を動かされてしまう。

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顔を変え新しい生活を送っていたみゆきだったが、幸せな時間はそう長くは続かない。大沢たかおが演じる夫の村雨は、刑事と言う立場を利用してみゆきの行方を必死に追う。偶然に､村雨が探していることを知った京助は、みゆきを自宅にかくまう｡

デビュー当時から多方面で活躍していた常盤貴子

平成6年3月フジテレビ系「殿様のフェロモン」時の細川政権が深夜に「国民福祉税を12%に引き上げ」の臨時ニュースが入る為番組がずれ込むとMC #常盤貴子を騙す企画。国民福祉税ならぬ消費税は今秋から10%に上がる。騙されてはしゃぐ常盤貴子も落ち着いた人妻役が板についてきた。平成は終わったんだな pic.twitter.com/S7daTjk6wn
— 美女びじょJapan (@bijyobijyojapan) January 5, 2019

デビュー間もない常盤貴子は、フジテレビ系列で1993年から放送されていた『殿様のフェロモン』にサブ司会者として出演していた。その他の司会者には、中山秀征や今田耕司、フジテレビアナウンサーの八木亜希子らが出演。女優としても活躍し始めていた常盤貴子が、深夜のお色気バラエティ番組に出演している、貴重な映像である。

【かつての主役級女優】常盤貴子のデビューから今 - Middle Edge（ミドルエッジ）

最近見かけなくなったと思った頃に、単発のドラマに出演し、主演をサクッと演じる常盤貴子さん。かつてはTBSの連ドラ女王と呼ばれ、数々のヒット作に出演していました。

Beautiful Life ~二人でいた日々~🌙.*·̩͙#再放送希望ドラマ #ビューティフルライフ #BeautifulLife #木村拓哉さん #常盤貴子さん pic.twitter.com/Td8Iv1lr7l
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常盤貴子が『美しい人』の後に主演を務めたドラマ、『ビューティフルライフ』。TBSの日曜劇場枠では、41.3%の最高視聴率を記録し話題作となった。木村拓哉が演じた、技術はあるが人気が出ない美容師と、難病に侵され車椅子生活を余儀なくされた司書を演じた常盤貴子のラブストーリー。第26回放送文化基金賞本賞を受賞した。

90年代から数多くのドラマで主演を務めた常盤貴子は、コミカルな役からシリアスな役まで、様々な役を見事に演じている。そして、出演ドラマのヒットが続き、当時は「連ドラの女王」と言われていた。私生活では2009年には、俳優の長塚圭史と結婚した。

東山紀之、10年ぶりの映画主演でモテない独身男に！　日本版「おとなの事情」21年1月公開 #おとなの事情スマホをのぞいたら https://t.co/V0YfSsS6xM
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世界18カ国でリメイクされた『おとなの事情』。イタリアで数々の賞を受賞した作品の日本版リメイク。スマホに届くメールや電話を公開するゲームをすると言う、コメディ映画。常盤貴子はパート勤めの主婦、園山薫役で出演する。2021年1月公開予定。

主題歌はエルメスのバッグの由来であるジェーン・バーキン

ドラマ・美しい人 OP (ジェーン・バーキン)

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ジェーン・バーキンは、女優と歌手を本業としつつ、モデルとしても活躍。エルメスのバッグ、バーキンの由来にもなったエピソードも有名だ。ジェーンが乗っていた飛行機の隣の席だったエルメスの５代目当主が、沢山の荷物が入ったジェーンの籠バックを目にしたことがきっかけで、バーキンが出来上がった。しかし現在のジェーンは、クロコダイルが殺され作られるバックを、バーキンと呼ばないで欲しいとエルメスに要請しているそうだ。