飲みたくなりますよ!ウィスキーCM特集!リザーブ友の会やローヤル、オールドetc.!商品の歴史を含め振り返ります!
2016年4月8日 更新

飲みたくなりますよ!ウィスキーCM特集!リザーブ友の会やローヤル、オールドetc.!商品の歴史を含め振り返ります!

ウィスキーそれぞれのイメージに合ったCM作りをしてきたサントリー。コミカル、ハードボイルド等、内容は全く異なっていましたね。知っているCMはいくつあるでしょうか?

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サントリー 「リザーブ」

リザーブ友の会のCM

1993年から1995年まで本木雅弘や加藤賢崇、大和武士、白島靖代、CHARA、竹中直人、夏川結衣らを起用してつくられたシリーズCM「リザーブ友の会」が制作され、テレビ放映されている。

CM SUNTORY リザーブ友の会 - YouTube

ホームパーティで楽しむ若い男女が描かれたCM。
本木雅弘が提案して「リザーブ友の会」が結成されました。

会費(希望小売価格)は1,980円(消費税込み)でしたね!
≪リザーブ友の会・掟≫
・ウィスキー飲んで過去は振り返らない事
・同じ話は何度もしない事
・小指は立てない事
・背中で人生は語らない事
・酔った勢いの約束は必ず守る事

リザーブ10年・シェリー樽仕上げのCM

1998年には「リザーブ10年・シェリー樽仕上げ」が発売され、佐藤浩市や木村拓哉を起用したCMが評判となり、一時的に女性の間でウィスキーブームが起こった(現在、シェリー樽仕上げは製造中止)。
ちなみにCMにおける「10年経って、いい味になりました」というナレーションは、前述の1988年のリニューアルを指している。

サントリー_リザーブ10年_シェリー樽仕上げ_エレガント篇 - YouTube

「ウィスキーが
カッコよくなくて
何がカッコいいんだ。」

若かりし日の木村拓哉が出演。モノクロの映像。
男の色気たっぷりにウィスキーを飲む姿がキマッています!

音楽はジョージ・ベイカー「Little Green Bag」
映画「レザボア・ドッグス」でお馴染みですね!

サントリー_リザーブ10年_シェリー樽仕上げ_リラックス篇 - YouTube

「ウィスキーを
オヤジと
言ったのは誰だ。」

引き続き、木村拓哉のスタイリッシュな演技。
ソファに座り、じっくりとリザーブを味わう様子がなんとも美味しそうです。

サントリー リザーブについて

サントリーは、1970年の大阪・千里で開催される日本万国博覧会にパビリオンを出展することが決まっていたことから、「海外から来たお客さんが見ても、見劣りのしないウイスキーを」という佐治の号令のもと新しい製品の開発に乗り出し、日本万国博覧会開催の前年の1969年にサントリーリザーブは誕生する。

都市圏のバーやパブなどの店では、当時は高嶺の花で手が出なかったオールドよりも頼みやすいとたちまち評判になり、サントリーリザーブは新たなサントリーの看板商品になる。
同様に同万博のパビリオンでもサントリーウイスキーは世界各国の観光客から評判を持って迎えられた。

また発売当時の「国産品と呼ばずに、国際品と呼んでください」というコピーからもわかるように、1971年の舶来ウイスキーの自由化の到来によりできあがった舶来vs国産という構図に世界基準品質という概念を取り入ることで、同社のウイスキーのブランドイメージを確立させようという狙いもあり、それが見事に当たった結果となった。
 (1624648)

サントリーリザーブ 43度 500ml
右は「リザーブ友の会」の特製デキャンタ
くしくも1969年は、ニッカウヰスキーが宮城峡蒸溜所を竣工しており、ここからサントリーとニッカ、さらに麒麟麦酒と、カナダのシーグラム(現・フランスのペルノ・リカール)が組んだキリン・シーグラム(現・キリンディスティラリー)やメルシャンなどを巻き込んだ本格的な洋酒業界の競争が始まってゆくことになる(同様にサントリーもこれから先の需要拡大を見越して、1973年に白州蒸留所を竣工している)。

サントリー 「山崎」

ジブリや北野武の映画の作曲で知られる久石譲が音楽を担当しています。
曲名は「Nostalgia」。故郷という意味ですね。

山崎はジャパニーズ・ウィスキーの最高峰とも言える商品。
イメージとして、やはり重厚で高級感を感じさせるCMが多かったですね。

サントリー ピュアモルトウィスキー山崎cm - YouTube

キャッチコピー
「なにも足さない。なにも引かない。」

サントリーピュアモルトウイスキー『山崎』 CM 1995 - YouTube

他のウィスキーのCMのようにタレントを起用せず、山崎蒸留所やその周りの自然を、透明感のある音楽(久石譲の作曲)に乗せて紹介する形。
荘厳な雰囲気が漂います。

サントリー 山崎について

1984年に生まれたシングルモルトウィスキー「山崎」。
二代目マスターブレンダーを継いだ佐治敬三が、チーフブレンダーの佐藤乾らと作ったものです。
完璧とも言える試作品にも満足する事なく、更にテイスティングを重ね、出来たのが「山崎」でした。

目標は「日本を代表するシングルモルトウィスキー」でした。

そして、それから30年。
2014年に権威ある「ワールド・ウイスキー・バイブル2015」において、事件が起きました。

「山崎シングルモルト・シェリーカスク2013」が97.5点(100点満点)で歴代最高得点を獲得し、「言葉にできないほど天才的」という評価と共に、世界最高のウィスキーと認められる事になったのです。

日本のウィスキーが、本場スコットランドのスコッチ・ウィスキーを超えた瞬間でした。
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