80年代を代表する往年の選手をおもしろおかしく描いたこの映画を見ると、本当に10倍以上楽しくなること間違いなし。
実写とアニメを織り交ぜたこの作品は、他にない作品で野球のイニングに合わせたエピソード集であります。
実写とアニメを織り交ぜたこの作品は、他にない作品で野球のイニングに合わせたエピソード集であります。
80年代邦画TVCM 15 - YouTube
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プロ野球を10倍楽しく見る方法はこんなストーリーで作られています。
1回おもて…アメリカンヒーロー名手に迷手
メジャーリーグベースボールの珍プレー・好プレー映像集。
2回うら…プロ野球10倍楽しく見るニュース…の巻(アニメ)
プロ野球ニュースのパロディ。キャンプ(セントラル・リーグ球団)などをリポート。「球友を訪ねて」と題した、ウシジマ(牛島和彦)に高校→プロの同期カガワ(香川伸行)のプレーを観戦してもらう企画も描かれている。
3回おもて…エース・マツオカのある愛の勝利・・・・の巻(アニメ)
ヤクルトスワローズの黄金ルーキー・アラキ(荒木大輔)と開幕投手を争うマツオカ(松岡弘)のエピソード。解説にはアラカワ(荒川博)が登場。
4回うら…マイクロフォン野球
「世界初の」試みとして、選手にマイクロフォンをつけてもらい、その会話を交えながら試合の模様を送る企画。実況・ナレーターはニッポン放送アナウンサーの深澤弘。試合は川崎球場でのロッテオリオンズ対横浜大洋ホエールズオープン戦(先発投手はロッテ:仁科時成、大洋:遠藤一彦。観客数3500人〔深澤の解説より〕)。
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5回おもて…怒りのダイヤモンド
文字通り、乱闘・審判への抗議シーンを中心に集めたエピソードである。
6回うら…エモトのしゃべくり人生・・・・・の巻(アニメ)
エモトのオールスターゲーム中継解説でのエピソード。先述の深澤も実況(江本の相方)として登場しているが、声はたてかべ和也が担当している。また、他局の解説者としてカネダ(金田正一 - NTV)・アラカワ(荒川博 - 文化放送)・ベッショ(別所毅彦 - フジTV)・ナガシマ(長嶋茂雄 - テレビ千葉)・カワカミ(川上哲治 - NHK)が登場している。
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7回おもて…ヒゲサイの主役はオレだ・・・・・の巻
スポーツ新聞の一面掲載を目指し、大洋のリリーフエース・サイトー(斉藤明夫)が奮闘していくエピソード。対巨人(読売ジャイアンツ)戦などのシーンの放送席(JK-TVという架空の放送局)には実況は玉置宏(全編を通し実況として声を担当)、解説は青田昇が登場している(青田の声は本人ではない)。
8回おもて…アイドルは白球に舞う
1980年頃〜1982年にかけての日本プロ野球の珍プレー・好プレー映像集。一連の「珍プレー…」番組のきっかけとなった宇野勝のヘディングシーン(1981年8月26日)も収録。ところどころに当時のニッポン放送アナウンサーの実況音声も挿入。
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9回うら…栄光への一球
1981年の巨人の日本シリーズ優勝シーン・ハイライトと江夏の21球(1979年の日本シリーズ)と1982年の西武ライオンズのシリーズ優勝シーン・ハイライトを送る。江夏の21球については、NHKで保存されているVTRを使用している。
登場してきたキャラはこんな感じです。
80年代を代表する懐かしい名選手ばかり出ており、特徴をとらえたコミカルなキャラが最高ですよ! 吹き替えの方も、誰もが知ってる人ばかりですね。
キャスター:佐々木信也
リポーター:みのもんた
アナウンサー:玉置宏
フジタ:清川元夢
コバ:徳丸完
タケガミ:田中康郎
コンドウ/ノムラ/ベッショ:藤本譲
セキネ:峰恵研
ハラ:神谷明
アナウンサー:窪田等
キド:塩沢兼人
コバヤシ:安原義人
カケフ・コマツ:塩屋翼
オカダ:島田敏
カガワ:銀河万丈
オオスギ:田中秀幸
スパイ/アラカワ:富田耕生
マツオカ:はせさん治
みち子:野村道子
エガワ:原田英樹
アオタ/アンドウ:永井一郎
サイトウ:井上真樹夫
エモト:羽佐間道夫
タブチ:増岡弘
ヤスダ:たてかべ和也
カネダ・タシロ:青野武
カワカミ:ドン川上(クレジット表記は「きたかチョーさんまってたドン」)
ナガシマ:チョー長嶋(クレジット表記は「きたかチョーさんまってたドン」)
プロ野球を10倍楽しく見る方法を作ったスタッフたち
鈴木清監督の手に、えもやんの作ったお話がおもしろおかしく映像化されました。
オープニングでのクレジット
製作:山本又一朗
製作総指揮:鹿内春雄
原作:江本孟紀(KKベストセラーズ刊『プロ野球を10倍楽しく見る方法』『プロ野球を20倍楽しく見る方法』)
キャラクター原案:いしいひさいち
音楽:大谷和夫
アニメーション監督:芝山努
監督:鈴木清
エンディングでのクレジット
解説者:江本孟紀
ニッポン放送:深澤弘
ギャグ・アドバイザー:中原理恵
脚本:城山昇、渡辺麻美、飛鳥めい
脚本・構成:石原純一、岩井田利治
音響演出:松浦典良
録音:大塚晴寿
効果:伊藤克己
編集:松本高行
記録:久松有子、乾文江
助監督:山本実
宣伝担当:川崎聰子
製作担当:神野智、森重晃
演出絵コンテ:芝山努、小林治、河内日出夫
作画監督:河内日出夫
美術:門野真理子
撮影:長谷川肇、小林健一
背景:亀谷三良、福井のり子
色指定:細内陽子
編集:鶴渕允寿、高橋和子
原画:後藤真砂子、石井文子、加藤鏡子、佐藤真人
動画:亜細亜堂
仕上:イージー ワールド
製作進行:早乙女弘、水沼健二
製作担当:向坪利次
主題歌:「憧れはオクターブハイの空へ」作詞阿木燿子、作曲芹澤廣明、唄浅沼友紀子(キャニオン・レコード〔現:ポニーキャニオン〕)
音楽製作:ライトリンクコーポレーション、レオン・カンパニー
技術協力:東通ecgシステム
システム・マネージャー:山本博司
システム・エンジニア:宮本太一
ビデオ編集:伊沢和幸
TD:井上剛
CAM:本橋正弘
MIX:沖田良一
タイトル:デン・フィルム・エフェクト
整音:整音企画
現像:東洋現像所(現:イマジカ)
アニメーション制作:東京ムービー新社