「パニック映画」(1970年代のパニック映画ブームから80年代中心)16選
2016年6月4日 更新

「パニック映画」(1970年代のパニック映画ブームから80年代中心)16選

災害や大惨事など突然の異常事態に立ち向かう人々の勇気ある行動、生死がかかった厳しい究極の状況下における人間ドラマがパニック映画の見所です。1970年代のパニック映画ブームの火付け役となった記念碑的作品『ポセイドン・アドベンチャー』『タワーリング・インフェルノ』など有名な16作品をおさらいしてみましょう。

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『トレマーズ』(Tremors・1990年1月・アメリカで制作されたパニック映画)

『トレマーズ』(Tremors・1990年1月・アメリ...

『トレマーズ』(Tremors・1990年1月・アメリカで制作されたパニック映画)

『トレマーズ』(Tremors) は、アメリカで制作されたパニック映画のシリーズである。1990年1月にロン・アンダーウッド監督の第1作が劇場公開され、この成功を受けて2015年までにビデオ公開の続編が第5作まで製作された他、『トレマーズ・ザ・シリーズ』というテレビシリーズが製作されている。

地中から獲物を襲う巨大な地底生物グラボイズに立ち向かう人々の姿が描かれる。マイケル・グロスがシリーズ全作に出演している。
『トレマーズ』(1990年)ではネバダ州の砂漠の町・パーフェクションが舞台。
『トレマーズ2』(1996年)ではメキシコの油田を舞台にしている。
『トレマーズ3』(2001年)は第1作の町に舞台が戻る。
テレビ版『トレマーズ・ザ・シリーズ』は全13話で、2003年に「サイファイチャンネル」にて放送された。第3作の続編にあたる。
『トレマーズ4』(2004年)は第1作の前日譚にあたり、後にパーフェクションとなる西部時代の町・リジェクションを舞台としている。
第5作の『トレマーズ ブラッドライン』(2015年)では南アフリカが舞台。
2005年には映画4作品を収録した「グラボイズBOX」(DVDに噛み付くグラボイドの特製ケース付き)が2000セット限定で販売された。テレビシリーズは2010年3月に『Tremors: Complete Series』としてDVDが発売された。
グラボイズ/グラボイド

グラボイズ/グラボイド

『トレマーズ』シリーズに共通して登場する、体長10m程もある、つやの無いナメクジのような形状の巨大地底生物。名づけ親はウォルター。

視覚器官が全く退化しており、地面に伝わる振動から獲物の位置を探知する。円錐形の頭部は、非常に硬い殻で覆われている。開くと4つに裂ける口の中には、それ自体にも口を持つ3本の細長い舌(触手)があり、獲物に噛み付く。体液は赤褐色で大変臭い。

体の表面に無数に生えた細い棘のような器官を使い、地中を猛スピードで進む。地上の音を聞き分け、獲物を判別すると、接近して地中に引きずり込み、丸呑みにする。引きずり込む力は非常に強力であり、人間が逃げ込んだ乗用車をそのまま地中に引きずりこむ程。

反面、元来の知能は高くなく、『トレマーズ2』では爆薬を載せたラジコンを獲物と間違えて飲み込み、まんまと爆破された(1匹や2匹ではなく、かなりの数の個体)。しかし一方で高い学習能力も備えている他、執拗に獲物を付け狙う性質も持つ。

グラボイズが3匹のシュリーカーを産み落とし、繁殖能力も備えるそれぞれのシュリーカーがアスブラスターへと変異し、それぞれのアスブラスターがグラボイズの卵を産むというサイクルで繁殖する。
正体については不明だったが、『トレマーズ2』において先カンブリア時代の地層から化石が発見されたため、その時代から生息していたと考えられる。
グラボイズ/グラボイド

グラボイズ/グラボイド

『日本沈没』(1973年・小松左京による日本のSF小説・東宝)

『日本沈没』(1973年・小松左京による日本のSF小説...

『日本沈没』(1973年・小松左京による日本のSF小説・東宝)

『日本沈没』(にほんちんぼつ、にっぽんちんぼつ)は、1973年(昭和48年)に刊行された小松左京による日本のSF小説、及びこれを原作として製作された映画(1973年と2006年)、テレビドラマ(1974年)、ラジオドラマ(1973年と1980年)、漫画(1970年代と2000年代)。

地球物理学者・田所雄介博士は、地震の観測データから日本列島に異変が起きているのを直感し、調査に乗り出す。深海調査艇「ケルマデック (Kermadec)」号の操艇者・小野寺俊夫、助手の幸長信彦助教授と共に小笠原諸島沖の日本海溝に潜った田所は海底を走る奇妙な亀裂と乱泥流を発見する。異変を確信した田所はデータを集め続け、一つの結論に達する。それは「日本列島は最悪の場合2年以内に、地殻変動で陸地のほとんどが海面下に沈没する」というものだった。

最初は半信半疑だった政府も紆余曲折の末、日本人を海外へ脱出させる「D計画」を立案・発動する。しかし、事態の推移は当初の田所の予想すら超えた速度で進行していた。

各地で巨大地震が相次ぎ、休火山までが活動を始める。精鋭スタッフたちが死に物狂いでD計画を遂行し、日本人を続々と海外避難させる。一方、敢えて国内に留まり日本列島と運命を共にする道を選択する者もいた。

四国を皮切りに次々と列島は海中に没し、北関東が最後の大爆発を起こして日本列島は完全に消滅する。

出典 日本沈没 - Wikipedia

日本沈没(1973)予告編 - YouTube

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山本総理(丹波哲郎)は、宇宙衛星を通じて全世界に向けて、列島沈没を報道した。

日本各地で火山が爆発を開始、日本列島はズタズタに引き裂かれ、急速に沈下を始めた。この間にも“D2計画”は急ピッチで進められ、世界各国に特使が飛び、日本国民の避難交渉が進められた。アメリカ、ソ連、中国から救助の手がさしのべられ、続々と国民は沈没していく列島から避難していった。やがて、四国が、東北が、北海道が次々と裂けていき、やがて、日本列島はその姿を海中に没した……。
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