「真田丸」総集編を見よう!あの甲冑姿の武田信玄役は?大河スタッフの絆が泣ける…
2016年12月20日 更新

「真田丸」総集編を見よう!あの甲冑姿の武田信玄役は?大河スタッフの絆が泣ける…

真田丸初期の名場面と言われる平岳大さん演じる「武田勝頼最期の場面」 勝頼が最期に見た甲冑姿の父・武田信玄の亡霊を演じた方を知っていますか? 「真田丸」総集編を前に、長年大河ドラマを支えてきた殺陣師と大河スタッフとの長い絆をご紹介します。

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2015年10月29日殺陣師・林邦史朗さんが亡くなりました。

林邦史朗さんは日本を代表する殺陣師のお一人でした。

あらゆる武術に精通していて、日本のテレビ、映画、舞台での立ち回りを数多く振り付け、俳優さんへの指導をされてきました。

後進を育てること、武術や殺陣を一般の人の健康作りや護身術に役立てることにも熱心な方でした。

膵臓癌(すいぞうがん)で亡くなられたそうです。

殺陣師だけではなく、役者やまた違った活動をしていきたいと意欲的だったそうで残念でなりません。

故・林邦史朗さんのプロフィール

本名 小林 邦司

生年月日 1939年1月1日
没年月日 2015年10月29日(満76歳没)
出生地 東京都墨田区両国
1965年に、初めてNHK大河ドラマ「太閤記」で殺陣・武術指導を務め、以降、50年以上も日本の時代劇を支え続けました。
まだ当時は、日本には「スタントマン」という言葉がなかった時代からスタント集団を結集して活動をしていた、この業界のパイオニアです。



数多くのドラマや舞台の殺陣・武術指導として携わる一方、数々の映画やテレビドラマにも出演。

「職業柄、(殺陣師として)仕事に必要なものなら、総てを勉強をしておきたい」という姿勢を生涯貫き、剣術や柔術はもちろん、合気道・空手・琉球古武術・中国拳法などの武術はもちろん、日本の文化や風俗に至るまで、常に研究する姿勢を怠りませんでした。

俳優/殺陣・武術指導 林 邦史朗


殺陣道場総本部館長
全日本刀道連盟最高師範
国際護身術振興会理事長最高師範 


「俳優の殺陣の技術の向上」に務める傍ら、男女問わずに、
殺陣師の育成も。

「長年に渡る豊かな知識と経験」や、確かな技能に基づいた
(俳優である、林邦史朗だからこそ出来る)役をより生かす殺陣指導と、
本人の研究の成果である
「日本の伝統武術や武士文化に関する研究講演」は各界から高い評価を得ました。

NHK大河ドラマを50年間支え続けた 林邦史朗さん

林さんを語るには大河ドラマは欠かせません。

何しろ50年間ですよ!
作品の一覧見るだけでも、その長さと存在の重みを感じます。

様々な武術を身につけていた林さんは、作品の時代考証にあった殺陣、役者の個性や技量にあった振り付けをする殺陣師として大変貴重な存在でした。
理にかなった、そのリアルな殺陣は作品に緊迫感を与えてくれました。
太閤記(1965年)
源義経(1966年、武蔵坊弁慶で吹替)
三姉妹(1967年)
竜馬がゆく(1968年、佐々木只三郎役で出演)
天と地と(1969年、諸角豊後守役で出演)
国盗り物語(1973年)
元禄太平記(1975年)
花神(1977年、井上聞多を襲撃する刺客役、坂本竜馬を暗殺する京都見廻組役の二役で出演)
黄金の日日(1978年、風魔の四郎役で出演)
草燃える(1979年)
獅子の時代(1980年、真川仁左衛門役で出演)
おんな太閤記(1981年)
徳川家康(1983年)
独眼竜政宗(1987年、松原多聞役で出演)
武田信玄(1988年)
春日局(1989年)
翔ぶが如く(1990年、坂本龍馬を暗殺する京都見廻組役)
太平記(1991年)
信長 KING OF ZIPANGU(1992年)
琉球の風(1993年、軍兵衛役で出演)
炎立つ(1993年-1994年)
花の乱(1994年、朝倉孝景役で出演)
八代将軍吉宗(1995年)
秀吉(1996年)
毛利元就(1997年、品川狼之介役で出演)
徳川慶喜(1998年)
元禄繚乱(1999年、奥村無我役で出演)
葵 徳川三代(2000年)
北条時宗(2001年)
利家とまつ〜加賀百万石物語〜(2002年)
武蔵 MUSASHI(2003年 小野忠明役で出演)
新選組!(2004年)
義経(2005年、源義経を襲う流れ者役で出演)
功名が辻(2006年、竹之内五左衛門役)
風林火山(2007年)
篤姫(2008年)
天地人(2009年、上泉秀綱役)
龍馬伝(2010年)
江〜姫たちの戦国〜(2011年)
平清盛(2012年)
八重の桜(2013年、薩摩兵役)
軍師官兵衛(2014年)
花燃ゆ(2015年、刺客役)


出演のみの作品

樅ノ木は残った(1970年、刺客役)
風と雲と虹と(1976年、藤太の郎党役)
峠の群像(1982年、田中貞四郎役)
真田丸(2016年、武田信玄役)

遺作となった大河ドラマ「真田丸」をご紹介します。

注目は第2回放送「決断」

堺雅人さん演じる真田信繁が主人公ですが、大きなコンセプトとしては真田家が、あたかも一艘の船のように一族の知恵と絆で戦国の荒波を乗り越えていく物語です。

その真田家が仕えるのは名門・甲斐の「武田家」
有名なのは何と言っても「武田信玄」ですね。
1988年の大河ドラマはズバリ「武田信玄」でした。

ですが、真田丸は信玄公の急死により跡目を継いだ息子の勝頼の時代の話。
勝頼が重臣たちの裏切られ、織田信長軍に攻め込まれ、いわば「武田家滅亡」から物語が始まるのです。

そして早くも第2回「決断」は「武田家滅亡の回」です。

切腹する勝頼の前に現れた信玄公

武田勝頼最期の時

武田勝頼最期の時

最期を覚悟した勝頼の前に現れた父・信玄公を見上げる勝頼。
美しく、凛々しい最期でした。
いよいよ後が無くなり、自ら切腹をする武田勝頼。
偉大すぎる父親に思いを馳せたその時、不思議な静けさと光の中に現れる信玄公の亡霊。

平岳大さんの勝頼の演技は素晴らしく早くも名場面と評判になりました。

信玄公のオーラがすごい!

青い光の中に浮かび出でる信玄公

青い光の中に浮かび出でる信玄公

台詞も動きもなく、ジッと一点を見つめて立つのみの武田信玄。
出典 haco
平さんの無言の演技もさることながら、この浮かび出でた信玄公はあまりにも幻想的で美しく印象的でした。
 (1800009)

この信玄公を演じたのが林邦史朗さんだったのです。

この信玄公を演じたのが林邦史朗さんだったのです。

出典 haco
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