CoCoから椎名林檎まで!音楽プロデューサー亀田誠治さんの活動履歴!
2021年4月30日 更新

CoCoから椎名林檎まで!音楽プロデューサー亀田誠治さんの活動履歴!

現在、音楽プロデューサーとして活動されている亀田誠治さん。そのルーツとプロデュースしたアーティストをまとめました。

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音楽業界に入るまで

亀田誠治さんは1964年にニューヨークで生まれています。両親が海外赴任だった時に誕生しているんですね。ですがニューヨーク育ちという訳ではなく、生後1年で帰国しています。

音楽との出会いは、3歳の時にピアノを始めたのが最初。その後小学校5年生の時にギターに出会いますがちょうど引っ越しがありそれきりになってしまいました。引っ越して東京に行ってからは全米top40を聞くのが趣味になり、洋楽のヘビーユーザーになります。中学2年生の時にはプロミュージシャンを意識してベースを始めました。

大学は早稲田大学に進学。大学在学中にボーカリストでピアニストの吉中美樹さんと「Miki-Pooh」というユニットを結成します。デモテープをレコード会社に送ったり、コンテストにも出場しますがデビューには至りませんでした。

この頃から仲間に楽曲提供をしていて、亀田さんの曲がきっかけで仲間のデビューが決まることもありましたがその曲でデビューするということはなく、作曲や編曲は他のミュージシャンが担当していました。そして亀田さん自身はデビューの話もなかったのです。

ですが仲間がデビューしていく中で音楽業界とのつながりが生まれ、スタジオに通うようになります。そこでプロの仕事を勉強していたところ、徐々にこまごました仕事を任されるようになりました。

CoCoに楽曲提供&編曲も担当!

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1988年に大学を卒業したころから、デモテープがオーディションに通るようになります。賞を総なめすることもあったんですよ。


そして1989年。アイドルグループCoCoのシングルに亀田さんが作曲した曲が採用されることになりました。さらに作曲だけでなく、編曲も任されることに。これが亀田さんにとっての最初の転機となりました。

3枚目のシングル「夏の友達」で編曲を任され、アルバムにも参加。その後も9.10.13枚目、そしてラストシングルとなる14枚目の「You're my treasure〜遠い約束」も亀田さんの作曲なんですよ。今プロデュースされているアーティストからはアイドルの編曲というのはイメージがわかないですが、最初のきっかけはCoCoだったんですね。

その頃ハーフトーンミュージックに所属することになり、編曲家として活動を始めます。崎谷健次郎のサポートミュージシャンにも採用されスタジオミュージシャンとしても活動するようになります。これで本格的に音楽業界に入ったというわけですね。

二度目の転機は椎名林檎との出会い

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亀田さんの二度目の転機となったのは椎名林檎さんとの出会いです。1998年に椎名林檎さんのデビューが決まります。今でこそ個性的なアーティストは珍しくないですが、当時椎名さんほどの個性的なアーティストはなかなかいませんでした。むしろ椎名さんの影響で個性的な人がどんどんでてきたというのもあるでしょう。

最初は別のディレクターが担当していたのですが、楽曲の大幅な手直しが必要になると椎名さんと対立してしまいました。強い思いがあったんでしょうね。レコード会社の人たちが、どうやって椎名さんの個性を伸ばしていこうかと悩んでいたところ、亀田さんに白羽の矢が立ったのです。椎名さんのアルバム「無罪モラトリアム」「勝訴ストリップ」にベーシスト、そしてアレンジャーとして参加します。2作連続でミリオンヒットしたことからその名が知れ渡るようになりました。

ちなみに3枚目のアルバムからはセルフプロデュースが中心となり、亀田さんは参加していません。ですが、2004年から椎名さんの誘いでバンド「東京事変」にベーシストとして参加します。40歳にして念願のバンドデビューとなりました。ミュージシャンとして日本武道館のステージに立つ、という夢もかなったんですよ。

第49回日本レコード大賞の編曲賞を受賞

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椎名林檎さんをプロデュースしたことから、徐々にプロデューサーの仕事が増えていきます。

2007年には平井堅さんの「哀歌 (エレジー)」やアンジェラ・アキさんの「サクラ色」などの編曲を担当した実績が認められ、第49回日本レコード大賞、編曲賞を受賞しています。その後2015年にもいきものがかりの「あなた」、大原櫻子さんの「瞳」で第57回日本レコード大賞・編曲賞を受賞しています。

さらに2008年には「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」の制作スタッフからの指名で布袋寅泰さん、KREVAさんと期間限定ユニット「The THREE」を結成し、映画の主題歌を担当。映画の宣伝活動をしていました。豪華で異色の3人組ですよね。

2009年、2013年には自らが総指揮を執ったイベント「鶴の恩返し」を開催し、豪華アーティストたちが参加しました。

亀田誠治さんがプロデュースしたアーティストたち

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最後に、亀田さんがプロデュースや楽曲提供、編曲をしたアーティストを紹介しますね。

スピッツ、平井堅さん、スガシカオさん、JUJUさん、アンジェラ・アキさん、いきものがかり、木村カエラさん、絢香さん、新垣結衣さん、綾瀬はるかさん、KinKi Kids、Kis-My-Ft2、ゴスペラーズ、チャットモンチー、石川さゆりさん、などなど。

人気アーティストから演歌歌手、アイドル、女優と幅広いですね。今後はどんな人とタッグを組むのでしょうか。亀田さんの活躍が楽しみです。
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