猿の惑星 1968年公開
ケネディ宇宙センターを飛び立ち、長きに渡って宇宙空間を旅していた宇宙船は、これから地球へ帰還しようとしていました。宇宙飛行士たちは、船内時間が1972年7月14日、地球時間が2673年3月23日であることを確認すると、冬眠装置で眠りにつきます。しかし、突如トラブルに見舞われ、見知らぬ惑星に不時着。そこは、高度な知能と文明を持つ猿によって、原始生活を営む人間が支配されている世界でした。
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船員たちは武装した猿に追われ、一人は射殺、もう一人は脳手術で廃人にされてしまいます。船長のテイラー(チャールトン・ヘストン)も、怪我を負わされた挙句捕えられ、動物病院へ搬送される羽目に。そこで出会ったのは、人間に好意的な獣医のジーラ博士(メスのチンパンジー)と、その婚約者で考古学者のコーネリアス(オスのチンパンジー)。テイラーは彼ら助けを得て、猿社会の禁忌とされる「禁断地帯」へ足を踏み入れることに。そこで見たのは、ガラクタのように横たわる自由の女神像。そう。ここは2000年後の地球だったのでした。
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続・猿の惑星 1970年公開
本来はPart1で終わる予定だったのに、あまりに好評だったために、無理やり制作させられたこれ以降の話。主演のヘストンは続編への出演を拒み続け、「ディラーの出番を可能な限り減らし、今作で死ぬこと」「ギャラは慈善団体に寄付すること」を条件に、しぶしぶ登場を承諾したというエピソードも残されています。
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物語は、禁断地帯を旅するテイラーが地割れのため、地下に消えるところからスタート。一方その頃、行方不明となったテイラーを追い、宇宙飛行士のブレントが地球へと到着。そう。本作は出演を渋ったヘストンに変わり、このブレントを主人公に進んでいくのです。
禁断地帯の地下へとやってきたブレントは、地下鉄の駅を見つけ、今自分のいる惑星が地球であることを確信。さらに歩みを進めると、荒廃したニューヨークの街へとたどり着き、そこで、人類文明を破壊したコバルト爆弾を信仰するミュータント化した人類と遭遇します。ブレントはミュータントを倒し、囚われの身となっていたテイラーを解放しますが、そこへ現れた猿軍団によって2人は殺されてしまうことに。猿の支配する世界に絶望したブレントは、最後の余力を振り絞り、コバルト爆弾のスイッチをオン。こうして地球は滅亡するのでした。
禁断地帯の地下へとやってきたブレントは、地下鉄の駅を見つけ、今自分のいる惑星が地球であることを確信。さらに歩みを進めると、荒廃したニューヨークの街へとたどり着き、そこで、人類文明を破壊したコバルト爆弾を信仰するミュータント化した人類と遭遇します。ブレントはミュータントを倒し、囚われの身となっていたテイラーを解放しますが、そこへ現れた猿軍団によって2人は殺されてしまうことに。猿の支配する世界に絶望したブレントは、最後の余力を振り絞り、コバルト爆弾のスイッチをオン。こうして地球は滅亡するのでした。
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新・猿の惑星 1971年公開
地球は滅亡したことだし、もう続編はないだろう…。誰もがそう思っていたのに、20世紀フォックス経営陣の独断によって実現したまさかの続々編がこちらです。
物語の主役はテイラー⇒ブレントときて、今作では、コーネリアス&ジーラ博士になります。地球爆発の寸前、テイラーたちが地球へ不時着した時に乗っていた宇宙船を使い、宇宙空間に逃げ延びた2人。ところが、爆発時の衝撃が時空のゆがみを生じされ、1973年の地球にタイムスリップしてしまいます。地球人たちは当初こそ「しゃべる猿」である彼らを歓迎するも、2人の存在を不審に思っていた政府の科学顧問・ハスラインは、酒に酔ったジーラから未来の地球について知り、迫害を決定。結果、コーネリアスとジーラは、人間の手によって殺されてしまいますが、2人の子ども・マイロ(後のシーザー)だけは人間たちの目を盗み、かろうじて生き延びるのでした。
物語の主役はテイラー⇒ブレントときて、今作では、コーネリアス&ジーラ博士になります。地球爆発の寸前、テイラーたちが地球へ不時着した時に乗っていた宇宙船を使い、宇宙空間に逃げ延びた2人。ところが、爆発時の衝撃が時空のゆがみを生じされ、1973年の地球にタイムスリップしてしまいます。地球人たちは当初こそ「しゃべる猿」である彼らを歓迎するも、2人の存在を不審に思っていた政府の科学顧問・ハスラインは、酒に酔ったジーラから未来の地球について知り、迫害を決定。結果、コーネリアスとジーラは、人間の手によって殺されてしまいますが、2人の子ども・マイロ(後のシーザー)だけは人間たちの目を盗み、かろうじて生き延びるのでした。
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猿の惑星・征服 1972年公開
コーネリアスとジーラが殺害された後、謎のウィルスで犬や猫が死に絶え、代わりに猿が人間のペットとして定着。やがて、その高度な知能に目を付けられ、奴隷としてこき使われるようになります。
1991年、本編の主人公であるコーネリアス&ジーラの遺児・マイロは、人間から虐待される猿たちの現状を知り、また、自身をかくまってくれた養父を人間たちによって殺されたことで、憎悪を爆発させ、人類への復讐を決意。テレパシーを使って他の猿たちへ武装蜂起を呼びかけます。
こうした横暴な人間に対してシーザーが反旗を翻すストーリーは、ディテールこそ違えど、新シリーズのPart1『猿の惑星: 創世記』と共通しています。
1991年、本編の主人公であるコーネリアス&ジーラの遺児・マイロは、人間から虐待される猿たちの現状を知り、また、自身をかくまってくれた養父を人間たちによって殺されたことで、憎悪を爆発させ、人類への復讐を決意。テレパシーを使って他の猿たちへ武装蜂起を呼びかけます。
こうした横暴な人間に対してシーザーが反旗を翻すストーリーは、ディテールこそ違えど、新シリーズのPart1『猿の惑星: 創世記』と共通しています。
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最後の猿の惑星 1973年公開
2003年、人間と猿の闘争はついに核戦争にまで発展。その結果、地球は猿が支配する世界となり、シーザーは自身の集落を構築して、人間を召使として扱います。ある時、母・ジーラが残した記録テープを発見。そこに「猿が世界を滅ぼす」と予言されており、衝撃を受けるシーザー。そんな最中、人間を徹底排除すべしと考えるゴリラの将軍・アルドーは、シーザーへの反乱を密議。ところが、この計画をシーザーの息子・コーネリアスに気付かれたため、「猿は猿を殺してはいけない」との不文律を破り、コーネリアスを殺害してしまいます。
一方、核戦争を生き延びた人間たちは地下へ潜り、『続・猿の惑星』のようにミュータント化。猿たちへ襲い掛かります。シーザーとアルドーはこれを撃退しますが、後にアルドーがコーネリアスを殺したことを知り粛清。闘いを繰り返す中で、種族間での争いが無意味だと痛感したシーザーは、人間を解放し、猿と人間を平等とする宣言をしたのでした。
一方、核戦争を生き延びた人間たちは地下へ潜り、『続・猿の惑星』のようにミュータント化。猿たちへ襲い掛かります。シーザーとアルドーはこれを撃退しますが、後にアルドーがコーネリアスを殺したことを知り粛清。闘いを繰り返す中で、種族間での争いが無意味だと痛感したシーザーは、人間を解放し、猿と人間を平等とする宣言をしたのでした。
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(こじへい)
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