「古畑任三郎」でお馴染み!三谷幸喜✕田村正和の黄金コンビ作品
声優、舞台女優であった戸田恵子のテレビドラマ初出演作でもある。
支持率は視力並! 史上最低の内閣
支持率は2%を切り、なんと前代未聞の1.8%を叩き出している。
失言は多い、失態も数知れず。そのたびに周りは振り回されるが本人は全く反省ナシ。
ゆえに内閣のポストをお願いしても政治家たちは誰も受けてくれない。
前・官房長官は現在病院入院中だが、それもポストを辞すための嘘だった。
「民間人のボーヤ」を起用することで支持率を回復できるのでは?と考えた総理は娘の家庭教師候補だった大学院生を官房長官に任命する。
が…勿論それは起死回生の一手になどならず、なんと支持率は0.8%にまで落ち込む。
三谷幸喜作品でお馴染みのキャストたち
主席秘書官(西村雅彦)
官邸事務所秘書課係主任(戸田恵子)
が、語学にも長け秘書課係主任としてはかなりの有能。
総理夫人(鈴木保奈美)
元・閣僚の病床へのお見舞いの際も飾り立てることに夢中になっていた。自分の欲望に忠実素直。好きなように振る舞い、好きなように夜中、間男との逢引きも…??
でもとってもチャーミング! 憎めないんです!
賄いさん(松金よね子)
総理及び総理夫人に振り回されスタッフがげんなりしている所に、ぶれなく強い彼女の存在は本当にスパイス。
そして史上最低内閣は、
無能はともかく汚職とは無縁でクリーンであった総理だが、それは全て首席補佐官が泥をかぶり続けてくれていたからでもあった。
内閣総辞職に追い込まれるだけでなく、政権与党ではいられなくスキャンダル。党の長老たちは首席補佐官をスケープゴートに総理自身は知らぬ存ぜぬを通せと迫る。
政治家としても人間としても無能で、政権スタッフにも賄いさんたちにも、全ての国民にも嫌われていた総理だったが、そんな彼の選んだ道は不祥事を素直に詫び、内閣を辞することだった。
「皆さんは政治に夢を捨てないでください」 名演説シーン
演説中で総理の言う「ゴメンなさい」は内閣総理大臣の、と言うより社会人の公的な場での謝罪の言葉としてはおかしいのですが、前々から伏線の張られてこその”子ども”じみた「ゴメンなさい」なんです。
退陣の挨拶 - YouTube
211 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/19(月) 00:47:36 ID:h68YmFLw
ラスト2話の展開が神すぎて、そこばっか見る時があるw
三谷いわく、最後まで成長しない主人公で終わろうと思ってたらしいけど、
いろんな事情があって、そうも いかなくなって、いきなり最後で急成長してしまったとのこと。
でもかえってそこが面白さを倍増させた。
【総理とよばないで】全話を見終わる。おもしろかった。最後の壷のミスリードには、軽くびっくり。ああいう演出をナチュラルに組み込めるようになりたいねぇ。
— 納豆太子 (@710tai4) December 14, 2011
「総理とよばないで」は夕方の再放送で見たなー。古畑や王様のレストランに比べて知名度は低いけども、三谷ドラマの傑作だと思う。最終回には泣いたなあ。これの退陣の挨拶と、「合言葉は勇気」の白紙の手紙にはめちゃめちゃ泣いたなー。
— 両目洞窟人間 (@gachapintoneco) May 1, 2013
自分の言ったことに責任を持たず、他人にミスをなすりつける。「一国の総理だぞ」と啖呵を切ることもあるが部下には相手にされず、家族にも…