『元祖』ドラゴンボールまとめ

鳥山明の『ドラゴンボール』を原作とし、1986年2月26日～1989年4月19日までフジテレビ系で放送された全153話のアニメ（原作の第23回天下一武道会までのお話）についてまとめました。幼少期の悟空の活躍から最終回まで振り返ります。

153話「燃えるフライパン山！一瞬の決死行」

占いババから牛魔王の城を包んだ火が八卦炉の火だと教えられた
悟空とチチは五行山へと向かいついに八卦炉の前に立ったふたりは
そこで悟空の育ての親、孫悟飯に出会う。孫悟飯は八卦炉の管理者
アンニンに使われる身、悟空は八卦炉の火を消してほしいと頼むが
火を消すとこの世とあの世がめちゃくちゃになってしまうという。
火が消えないと牛魔王が焼け死んでしまうと懇願するが、
たった一人の命の為にこの世とあの世がめちゃくちゃになっても
良いのかと問われ「そんなことオラの知ったことじゃねぇ　
どうしたら八卦炉の火が消えるか教えてくれ」とお願いするが
突然アンニンは食べかけのパスタを「旨いよこれおまえも食べてみるか」
悟空に一口食べるように勧めるしかし悟空は「そんなもんいらん」と
さしだされたフォークを手で払ってしまう。それに怒ったアンニンは
パスタを皿ごと悟空に投げる、悟空はそれを避けパスタは後ろの岩山に
ぶつかり山が崩れる。「そんなに火を消したければあそこにある取っ手を
右に目いっぱい回してみるんだね　火は消えるよ」という悟空は取っ手を
回そうとするが孫悟飯が消すととんでもないことになると必死で止めに入る
悟空が悟飯を振り払うと怒ったアンニンが悟空を投げ飛ばし八卦炉の鍋を
見るように仕向ける。八卦炉は湯気がたくさん上がっていてその湯気が
霧となって五行山の頂上を覆っているのが問題だという。
八卦炉の火を消すとその霧もなくなってしまい、その霧が実はあの世と
この世をつなぐ出入り口となっていてこの世で亡くなった人間は
そこからあの世に行き、あの世の住人は命日、お盆やお彼岸などに
そこから身内に会いに行く、火が消え霧が立ち上らなくなると
死んだ魂はあの世に行けず、あの世から来た魂も帰ることが出来なくなり
この世は成仏できない魂が路頭に迷いうろうろしてしまい混乱してしまう
という。チチは湯気がなくならない程度に少しだけでも止めてほしいと
言うが、一度消えてしまった八卦炉の火はもう一度つけるまで２０００年
はかかってしまうと言うのだ。その間この世は暗黒時代になってしまう。
では漏れてしまった火を消す方法がないか聞くと「ないこともない」と
アンニンは悟空に襲いかかる悟空はアンニンと戦うなかで芭蕉扇を使うと
それに気づいたアンニンがチチに火を消さずに牛魔王を助ける方法があると
話した。それには芭蕉扇と八卦炉の底にできた穴を塞ぐものが必要で
火喰い鳥の八角形の殻でできていてその殻を固めるには火喰い鳥の巣に
住む蜂の蜜が必要だというが、なんとチチは二つとも持って来ていた。
しかし成功する確率は万に一つも無いかもしれない失敗すると間違いなく
死ぬという。アンニンが八卦炉の大鍋を持ち上げている間に悟空が中に
入り穴を塞ぐ、中は火の海となっているので芭蕉扇を使うように言った。
悟空は命をかけ八卦炉の中に入り見事に穴を塞ぐことができた。
牛魔王の城の火は消え牛魔王も火事から死守したチチのドレスも無事で
チチと悟空は結婚式をあげることができたのであった。
最後に占いババが未来を見るが内容については明かされず、次回は
一気に五年後の話ドラゴンボールZへつづく