13星座占い
13星座占い(13せいざうらない)とは、西洋占星術を簡略化した占いの一種。
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お馴染みの12星座占いからいきなり13星座占いへ
新しい星座「へびつかい座」が加わる
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「へびつかい座」って??
θ星の近くで1604年10月9日に観測された超新星SN 1604である。この星はヨハネス・ケプラーによって観測され、「ケプラーの星」と呼ばれる。
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蛇を持っているのは、蛇によって薬草の効用を知ったアスクレーピオスが自分のシンボルにしたからだという
「へびつかい座」が加わったきっかけは??
そもそも13星座占いとは、とある天文学者が「黄道上にはへびつかい座もあるのだから、星座を元にするなら13星座で占うべきだ」というようなことを発言したのがきっかけとか。実はこの発言は、星占いを否定する意図だったらしいのですが、なぜかそれに占星術業界(?)が反応し、実際に13星座占いができてしまったということのようです。むー、まるで冗談みたいな話です。発言した方も、さぞビックリされたことでしょう…
英国の天文学博士で作家のジャクリーン・ミットン(Jacqueline Mitton)が、1995年に考案したのがはじまり。彼女が、「星座占いができた約2000年前は黄道上の星座は12個だったが、現代天文学に基づく星座区分では黄道上に13個の星座がある。これを使用した占星術を利用すべきである」と発言したことが発端となり、へびつかい座を含めた13星座占いが考案された。
時おり、私はジャーナリストから電話で問い合わせを受けることがあります。これらのジャーナリストたちは13星座説に関するうそっぱちを天文学者から吹き込まれたのです。一部の占星術師は天文学者の言葉を疑いませんでした。彼らはすみやかに天文学者の「科学的な権威」を信頼し、このニュースを何百万もの新聞の記事や、ブログや、ツイッターや、ユーチューブのビデオを通して広めました。
天文学者の意見が発端となり、その後マスコミが広げていったようですねえ。
自分の星座が変わってしまい、戸惑う人々
星の並び方が変わったことで、自分の星座はこれまで考えていたよりひとつ前の星座になるのだという。
例えば、思いやりがあって忍耐強いといわれる「おうし座」のつもりだった人は、実は自己中心的で気が短い「おひつじ座」で、現実的で用意周到な「やぎ座」のはずだった人は、めっぽう楽観的でそそっかしさもある「いて座」に変わってしまうのだ。
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星座の変更とへびつかい座の復活は、星占いファンを動揺させた。「自分はさそり座だと思って、さそりのタトゥーを彫ってしまったのに、実はてんびん座だった」というあるブロガーのように、自分の存在が揺るぎかねない。