料理の鉄人
斬新だった「料理バトル番組」
これまでの料理講座ではなく料理人同士の対決を前面に打ち出したのが特徴でした。
架空の団体「美食アカデミー」主宰の鹿賀丈史が美味しい料理を食べるため、美食アカデミー所属の料理人と挑戦者を対決させると言う設定で番組は構成されていました。
架空の団体「美食アカデミー」主宰の鹿賀丈史が美味しい料理を食べるため、美食アカデミー所属の料理人と挑戦者を対決させると言う設定で番組は構成されていました。
【料理天国】美味しそうな料理がズラリ!料理バラエティショーのジャンルを確立した「料理天国」!!土曜日の晩御飯、「料理天国」観ながらだったご家庭も多いですよね♪ - Middle Edge(ミドルエッジ)
毎週土曜日の18時は「料理番組」を観ていたって人いますか?私の場合、ちょうど夕食の準備が出来そうな時間に「料理番組」が流れていて、とても美味しそうな料理についつい食欲が湧いてきたのを憶えています。今となっては龍虎さんの「おいしいですね」ってコメントに食べてるだけじゃん!なんてツッコミもしたくなる、そんな料理バラエティショーの先駆け「料理天国」を振り返ります。
美食アカデミー主宰、鹿賀丈史の「アレ・キュイジーヌ!」で対決がスタート
私の記憶が確かならば…戦いの場は「キッチン・スタジオ」
via stat.ameba.jp
テーマ食材について
番組を盛り上げるための大事な要素だったテーマ食材。
それゆえ、配慮もなされていたようです。
それゆえ、配慮もなされていたようです。
テーマ食材は旬なものだけでなく、挑戦者に有利なもの(例:挑戦者が「和食」でテーマが「松茸」や「カツオ」)も多かった。これは挑戦者の良さを引き出すための演出とも考えられるし、場数を踏んでいる鉄人に対するハンディキャップとも取れたが、坂井宏行に対してタコ、ハモ、餅、うどん、中村孝明に対しダチョウ、子羊といった、いくら鉄人といえども無茶と思えるようなテーマ食材が出されたこともあった。これは道場六三郎がフォアグラ・チーズ対決で見事な勝利を飾ったためと見られるが、その度合いが行き過ぎた面もあった。
「食の禁忌」のある挑戦者に対しては、禁忌食材がテーマとなる事はない。精進料理を専門とする僧侶の挑戦者に対しては、とろろ芋やナスといった野菜類がテーマ食材となっていた。
審査員による試食と判定
via www.sankei.com
次に、計7人の歴代「鉄人」を振り返ってみましょう。
歴代の鉄人「フレンチ」
「甦るがいい、アイアンシェフ!!」
via blogs.c.yimg.jp
西麻布「クイーンアリス迎賓館」オーナーシェフ。1970年代に日本におけるフランス料理界の発展を図ることを目的に当時の新進気鋭の料理人達の手で結成された「クラブ・デトラント」のメンバーである。番組では「フランス料理界のヴィスコンティ」と称されている。
コスチューム(コックコート)カラーは緑、登場時は手にパプリカを持つ。
記念すべき第1回の対決に登場した鉄人でもあるが、経営者としても多忙を極めていた(皇室御用達になった)ため出演の時間に事欠き、結局は「店の経営と両立出来ない」さらに「1回負けてしまった」という理由で、実戦わずか5回で引退した。対戦回数が少な過ぎるため、他の鉄人との単純な比較はできないが、通算勝率87.5%は鉄人中最高となっている(ただし引退後の1戦はチーム戦であり、しかも判定は同点であったが鹿賀の独断で勝利とされたもので、実質的な対戦成績は8戦6勝1敗1分、通算勝率は75.0%になる)。
2012年10月よりタイトルを海外で使われている『Iron Chef』に改め、13年ぶりにレギュラーで復活しました。