多くの人が行ったことがある、東京タワー、最近は東京スカイツリーの影響で、話題にあがる事が少なくなってきたのでは。もう一度、歴史や秘話をまとめてご紹介。
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建設場所
当初は上野公園付近への建設も検討されたが地下にある東京礫層地盤に基礎を打ち込むため、より浅い所にこの地盤がある現地域に決定しました。
設計時になんと電卓が無い時代だった。
計算尺を手に(驚く事に当時電卓が無かったようです)3ヶ月もの間、構造計算に明け暮れ、作成した設計図は1万枚におよんだといわれています。
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鉄材の原料にはアメリカ軍の戦車が使われている
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建設に伴い結果的に約4.2kt(4200t相当)の鋼材が使用されましたが、その中でも特別展望台から上の部分に使用されている鉄材の原料には朝鮮戦争後にスクラップされたアメリカ軍の戦車が使われているそうです。これは当時の日本では良質の鋼材に恵まれず、またアメリカにとっても旧式戦車を売却して新型戦車を製造した方がメリットが高かったからだそうです。
使用されるペンキの量は学校のプール(25m)50杯分
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東京タワーの総塗装面積は、94000平方メートル。使用するぺンキの量は、33000リットルになります。 容量18リットルの一斗缶にして約1833缶分になります。これを縦に積み上げるだけで約640mになり、それだけでも東京タワーの約2倍になってしまいます。
ほぼ職人の手作業
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部材の穴に800度に熱せられたリベット(鉄のピン)を差し込み、ハンマーで一気に打ちつけ見事に接合させる。このリベットは、下にいる職人さんがあらかじめ炉の中で加熱していて、必要になると鉄製の箸ではさみ、なんと上の作業場へ放り投げるそうです。
竣工から50年以上
テレビの電波塔としては、東京スカイツリーに世代交代しましたが、災害時などで東京スカイツリーから電波が送れない場合の予備電波塔として東京タワーを利用する契約を結んだそうです。
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