木箱はボルトで密閉されヘリで油壺へ移送。油壺の爆破装置はここから稼働となり、その制限時間はたったの4分です。
パイロットの操縦スキルに全面依存する不可解なレギュレーション。
結局木箱が油壺にINしたのは、爆破まで残り43秒というスレスレのタイミングでした。
パイロットのせいで早くも瀬戸際の天功。
更にここで追い打ちを掛ける信じられない超ハプニングが勃発。木箱INから10秒足らず、なんと時限30秒前に油壺がフライング爆発をブッ放してしまいました。
ハプニング連発で阿鼻叫喚の湖畔にけたたましく鳴り響くサイレン。
しかし、なぜか消防車/救急車は現場に到着しないまま。
炎が危険すぎて近寄れないのか、そうこうしてる内に天功最後の砦である脱出壺は完全に焼け落ちてしまいました。
ここで立ち上がったのがチームTENKOのスタッフ連中。
危険を顧みず熟練したクレーン捌きで脱出壺に到達したスタッフは、かすかな望みが託された脱出カプセルを水中から搬出します。
厳重に溶接されたカプセル。どうやって入るかはともかく熱と水は防御できているようです。
そしてこのフタをクレーンでこじ開けると中からは力強い男の右腕が…。
天功は無事、不死身。日本ランド遊園地に安堵の歓声が沸き上がりました。
奇跡の生還に大本営司会陣も大喜び。
しかしインタビューでは「油で滑って…」的な話のみ。脱出までの具体的プロセスなど肝心の「How?」にこれっぽっちも触れぬまま、番組はめでたくエンディングと相成りました。
初代・引田天功からプリンセス・テンコーへ
1976年から引田に師事し、1977年には引田の代役で「空中ケーブルからの大脱出」をこなしていた若手タレント朝風 まりが引田の死後、後援会の要請で1980年12月15日に二代目・引田天功を襲名、プリンセス・テンコーの別名で活躍している。
初代・引田天功大脱出が観たい!
引田天功大脱出・油地獄水面大炎上・昭和50年10月 - YouTube
via www.youtube.com
引田天功・ジェットコースター大脱出・昭和48年3月 - YouTube
via www.youtube.com
引田天功・空中ケーブル大脱出・昭和52年4月 - YouTube
via www.youtube.com
引田天功・火炎塔大脱出 時限装置爆破3分前・昭和50年4月 - YouTube
via www.youtube.com
🔥 ☠ 💣 2021/11/21 19:38
引田天功の脱出で幼稚園の時くらいでヘンな絵を描いていました
カネコノブオ 2020/3/3 19:55
くっそ可愛いです。
青春時代そのものでした。