結成から25年!L’Arc〜en〜Ciel(ラルク アン シエル)の90年代を振り返る!!
2021年5月27日 更新

結成から25年!L’Arc〜en〜Ciel(ラルク アン シエル)の90年代を振り返る!!

楽曲の独特な世界観、繊細かつパワフルなボーカル。L’Arc〜en〜Cielの楽曲は90年代の音楽シーンを魅了しました。今なおトップで活躍し続ける彼らが駆け抜けた90年代を振り返りましょう。

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L'Arc〜en〜Ciel

L'Arc〜en〜Ciel (ラルク アン シエル)

L'Arc〜en〜Ciel (ラルク アン シエル)

L'Arc〜en〜Cielの楽曲の作詞の殆どをhydeが担当しており、特にシングルの表題曲は「New World」を除いた全ての楽曲において作詞を担当。

メンバー全員が作曲出来る

それぞれの楽曲が独自の個性を持っている点がL'Arc〜...

それぞれの楽曲が独自の個性を持っている点がL'Arc〜en〜Cielの特徴

それぞれの楽曲が独自の個性を持っている点がL'Arc〜en〜Cielの楽曲の最大の特徴。
ハードロック、ポストパンク、ニュー・ウェーヴ、インダストリアル、パンク・ロック、ヘヴィメタル、オルタナティブ、ダンス・ミュージックなどの要素を自由に取り入れた多種多様な楽曲が存在。

結成~デビュー

1991年、大阪でtetsuyaを中心に結成

1991年、大阪でtetsuyaを中心に結成

グループ名はフランス語において「虹」を意味する l'arc〜en〜ciel。
当時のメンバーはtetsuya (ベース・当時は「tetsu」)、hyde (ヴォーカル・当時は「Hide」)、hiro (ギター)、pero (ドラムス)の4人で、インディーズ時代は関西を拠点に活動。

結成後、5月30日に当時のホームグラウンドとしていた難波ロケッツで行ったファーストライブは、いわゆる対バン形式ながらも100人以上を動員。また、9月27日に同所で行われた初のワンマンライブでは300人以上の動員を記録するなど、結成間もなくのインディーズバンドとしては異例の動員数を誇っていた。

1992年に入り、3月にはオリジナルのビデオプレゼントライブを大阪の他に東京でも行い、関東地方にも活動拠点を広げるが、6月にhiroが脱退。後釜にはtetsuyaと学生時代に親交のあったkenが加入する。

1993年1月、前年12月のライブで脱退したperoに代わってsakuraが加入。この後に約1ヶ月間のレコーディングに入り、アルバム『DUNE』を発売。限定リリースのCDを除く初の公式発売音源となった。5月10日付のオリコンインディーズアルバムチャートでは1位を獲得し、インディーズでの人気を不動のものとする。

この年の夏、当時CDショップでアルバイトをしていたtetsuyaが「店に来た担当の人間を気に入った」という理由から、1992年にソニー・ミュージックエンタテインメント内で新規レーベルとして設立されたばかりの「キューン・ソニーレコード」と契約。

デビュー~地道な活動

1994年、ビデオシングル『眠りによせて』でメジャーデビュー

1994年、ビデオシングル『眠りによせて』でメジャーデビュー

初の全国ツアーの東京ベイNKホール公演などでチケットがソールドアウトしないという事態が発生し、以後「スタッフに全て任せきり」だったコンサートの会場決め、プロモーションなどを自分たちで行うように。
10月21日には1stシングル「Blurry Eyes」を発売、メジャーレーベルでの本格的な活動を開始した。
1995年以降は積極的にライブ活動を行い、同年の12月27日には初の日本武道館コンサートを、1996年には2年前の「リベンジ」として東京ベイNKホールでの公演を開催。

その後も徐々に人気を広げ、12月発売のアルバム『True』がデビュー後初のオリコン1位を獲得。『True』はその後発売6週目でミリオンセラーを記録。

活動休止~新体制での復活

sakuraの逮捕、yukihiroの加入

sakuraの逮捕、yukihiroの加入

1997年2月にドラマーであるsakuraが逮捕され、活動予定を全て白紙化して完全な休止体制へ。
sakuraの逮捕後、「曲作りとリフレッシュ」の名目で渡英し、レコーディングを含めた数ヶ月間の滞在。
同年10月に復活、直後発売したシングル「虹」は当時の自己最高初動・最高売上を記録。
東京ドームで行った復活コンサートでは公演チケットが当時の最速記録である4分で完売と、当時絶頂にあったバンドブームと重なり休止前までには無かったほどの爆発的人気を得ることに。

翌1998年にはyukihiroがドラマーとして正式加入。シングル「winter fall」の発売を皮切りに、連続かつ集中的なリリースパターンを取り、7月に「HONEY」「花葬」「浸食 〜lose control〜」の3枚同時シングル発売や、それによるオリコンシングルチャート1位と2位の独占 (発売2週目)、10月には「snow drop」「forbidden lover」の2枚2週連続シングル発売による2度目のシングルチャート1位と2位の独占、1999年7月には『ark』『ray』の2枚同時アルバム発売によるオリコンアルバムチャート2週連続1位と2位の独占などで大きな注目を浴びた。

メンバー全員が作曲する個性的なバンド

楽曲ごとに明らかな特徴がある

楽曲ごとに明らかな特徴がある

【hyde】

「初期はカップリングを担当することが多かった」とhyde自身が言うように、「I'm so happy」、「さようなら」など、初期の楽曲の多くがカップリングに収録されている。

hyde作曲の代表曲として、バントとして最高売上を記録した「HONEY」や「HEAVEN'S DRIVE」などが挙げられる。どちらも自身がリズムギターを担当しており、ライブでもギターを演奏することが多い。

前述の「I'm so happy」や「いばらの涙」においても自身が多くのライブでギターを担当している他、「Spirit dreams inside」ではアコースティックギター、「flower」ではハーモニカ、「LORELEY」ではアルトサックスを演奏している。

【ken】

L'Arc〜en〜Ciel内では作曲数が最も多く、これまで50曲以上の楽曲をリリースしている。メンバーのhydeはken作曲の楽曲を「L'Arc〜en〜Cielの核」と評している。

特に初期のアルバム (『DUNE』-『True』) に収録されている楽曲はken作曲による楽曲が半数以上を占めており、以降のアルバムにおいても「Shout at the Devil」、「fate」、「真実と幻想と」、「the silver shining」、「Coming Closer」、「Pretty girl」などken作曲の楽曲が多く収録されている。

ken作曲の代表曲として、バンド名の日本語訳でありバンドにとっての代表曲でもある「虹」や、ミリオンセラーを記録した「花葬」、「NEO UNIVERSE」が挙げられる。他にも「the Fourth Avenue Café」、「winter fall」、「浸食 〜lose control〜」、「forbidden lover」、「叙情詩」、「MY HEART DRAWS A DREAM」、「DAYBREAK'S BELL」など、様々なジャンルの境界線を越えたボーダレスな楽曲が挙げられる。
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