「ゴッドねぇちゃん」和田アキ子!「あの鐘を鳴らすのはあなた」に代表される彼女の歌唱力は半端じゃありませんよ!!
2016年6月20日 更新

「ゴッドねぇちゃん」和田アキ子!「あの鐘を鳴らすのはあなた」に代表される彼女の歌唱力は半端じゃありませんよ!!

和田アキ子といえば「アッコにおまかせ!」などのバラエティ番組で見せる「ゴッドねぇちゃん」のイメージが先行しがちですが、彼女は日本でも数少ない本格派の女性R&Bシンガーです。もっと歌にスポット当たってもいいのにと思います。

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デビュー時のキャッチ・コピーは「和製R&Bの女王」

和田アキ子

和田アキ子

小学5年生の頃に洋楽に憧れ、15歳の頃からジャズ喫茶やゴーゴークラブで歌い始めました。
デビュー当初は長身且つ大柄な体格・低音の効いた声が原因で、横柄な態度を取っていないにもかかわらず先輩歌手から「態度がでかい」といじめられそうです。
それを反面教師に、「私が一人前になったら、そういうことはしないようにしよう」と誓ったそう。
父親は柔道の道場を開いており、和田の持ち前の大きな体もあり、中学1年生の頃すでに柔道初段であった。 また父親は礼儀作法・しつけに厳しく、全てのことは男性優先で男尊女卑、父の前では正座・敬語を使わなければいけないなどの厳しい家庭環境で、まだ小学生であった和田を殴りつけるなど、たびたび鉄拳制裁・暴力を加えられることもあった 。

この父に憎んで反発し、中学2年生の頃には不良番長として子分を従えて歩き、飲酒・喫煙を繰り返し、大阪ミナミの繁華街を縄張りにし「ミナミのアコ」と呼ばれ恐れられていたという。ジャズ喫茶で歌っていたところを、当時は弱小音楽事務所であったホリプロダクション(現:ホリプロ)社長の堀威夫にスカウトされ上京し、1968年に歌手デビュー。
「ミナミのアコ」たしかに若いころの武勇伝はお持ちのようで。。。
芸能界のご意見番

芸能界のご意見番

一緒に飲みに行った芸能人がテレビ番組などで、夜中に電話で呼び出される・毎晩飲みに誘われる・朝まで説教された・酒を飲んで暴れるというエピソードをよく語っていますね。
この点、和田アキ子本人は

「若い時はいざ知らず現在はそんな体力はない」
「虚像の“和田アキ子”のイメージばかりが先行する。」
と否定しながらも、

「それが、“和田アキ子”のイメージならそれでいい。酒飲まない、暴れない、説教しない“和田アキ子”なんて“和田アキ子”じゃない。」
と語っています。
出演する番組や記者会見において、他の芸能人や『NHK紅白歌合戦』の出場者、放送内容に対する辛口コメントが多く、マスコミはそれを取り上げることが多い。特にプロ意識に欠ける言動があった芸能人については辛辣な口調で批評する。「芸能界のボス」「芸能界のご意見番」の異名はこれに由来する。

本人は「芸能界のご意見番」と呼ばれることは嫌っており、「オブラートに包んでいるつもりなんだけど、声もよく通るし迫力があるから。他の人でそこまで言っていいのっていっぱいいる」と自身よりも過激な発言をする人物がいるのに、自身の発言が目立って取り上げられることに不満を見せている。

「和田アキ子=ゴッド姉ちゃん」のイメージはこの番組で確立されました!

とまあ、主にバラエティ番組などのメディアを通して描かれる「ゴッドねぇちゃん」像はさておき。

シンガーとしての実力もすごいんです!!

見た目は余裕ありそうに見えますが、ここまで日本人離れした声量を出せる女性シンガーはちょっと見当たりません。

90年代以降、日本の音楽シーンはハイトーン偏向の趣がありますが、「腹から出る声」は本格派としての凄みに満ちています。

マイクの位置に注目してみてください。

和田アキ子 笑って許して - YouTube

和田アキ子×大友康平 あの鐘を鳴らすのはあなた - YouTube

2014年6月、「夢は『いつも旬でありたい』ということ。でも、歌手という自負がなくなったらやめる」と自身の引退について語った。

その上で「ドレスが唯一似合ってると思っているし。第2の和田アキ子はいないと思う。(体が)大きくなきゃだめだし、声もハイトーンではだめ。一代で終わるとしたら和田アキ子を全うしたい。まだまだやりたいこといっぱいある。頑張りたい」とも話し、引退はまだ先であることもほのめかした。

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