ダイハツ・コペン
ダイハツとしては1993年に生産中止となったリーザスパイダー以来の軽オープンカーであり、軽市販車では世界初となる電動油圧ポンプの開閉式ルーフのアクティブトップ仕様をもつ。
ダイハツ・リーザスパイダー
東京モーターショーでは550ccエンジンであったが、市販化までの間に軽自動車が新規格化されたため、市販モデルは660ccで発売された。オープン化に伴いボディを補強したためベースモデルより車重が90kg増加している。搭載エンジンはターボ仕様のみである。
スズキ・カプチーノ
同時期に市販されていた軽自動車のスポーツカーの中で唯一のFRレイアウトで、フロントアクスルより後部にエンジンの重心を位置させる「フロントミッドシップ」を目指し、フロント51対リア49という重量配分を実現している。またエンジン縦置きで生まれた左右スペースを活かし、軽自動車初の4輪ダブルウィッシュボーン式サスペンションを採用していた。
ホンダ・ビート
ビートはNSXと同様のミッドシップエンジン・後輪駆動という配置・ドライブトレインであり、ほぼ同時期の開発・発売とあって、その相似がとりあげられることもある。実際には開発チームは別々で双方の人的交流もなかったが、ルームミラーは開発陣が意図してNSXと全く同じものを装備していた。 デザインについては公式にアナウンスはされていないものの、ピニンファリーナの元デザイナーであるエンリコ・フミアは、チェコスロバキア人デザイナーのパーヴェル・ハセックが担当したと語っている。
スズキ・キャラ
1993年1月27日に発表。マツダの販売チャンネルであった「オートザム」ブランドで発売された軽スポーツクーペ「AZ-1」のOEM車である。(もっとも、後述のようにAZ-1のエンジンはスズキ製である。)
マツダ・オートザムAZ-1
1989年の東京モーターショーで参考出品された「AZ550 Sports」(後述)の市販版ともいえるAZ-1は1992年9月24日に発表され、同年10月5日に発売。スズキ製3気筒DOHCのF6Aターボエンジンをシート後部に(ミッドシップ)搭載し、「究極のハンドリングマシーン」と銘打たれた車である。パワートレインはアルトワークスと一部共通化している。外板に特殊プラスチックを使用し、ガルウイングドアを採用して、超小型のスーパーカーを演出していた。ボディは外装を簡単に取り外せるスケルトンモノコックという特殊なフレームを採用して剛性を高め、外装がない状態でも走行可能。車重は720kg。型式はE-PG6SA。
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