榎木孝明、30日間の「不食」生活中!摂取は水だけ
俳優の榎木孝明(59)が、2015年5月20日から続けてきた30日間の「不食」を6月18日に終える。
今回の思い切った行動を起こすきっかけや、体に及ぼしたさまざまな変化を6月15日夜、スポーツ報知のインタビューに語った。
今回の思い切った行動を起こすきっかけや、体に及ぼしたさまざまな変化を6月15日夜、スポーツ報知のインタビューに語った。
via www.hochi.co.jp
榎木孝明が実践している「不食」とは?
不食、絶食、断食は いずれも「食物を体内に入れない」という点では共通しているが、「絶食」は主に医療行為やダイエットなど、なんらかの目的のための行為を、「断食」は主に宗教的な行為に対して呼ぶことが一般的。
食欲と闘わずして食べない行為が「不食」と位置づけられている。
食欲と闘わずして食べない行為が「不食」と位置づけられている。
不食についての感想
榎木は、「絶食、断食ではない。食べなくても生きられることを自分の体で科学的に調べてみたかった。不思議ですが一度も空腹感はない。心地良い満腹感に満たされているような。苦痛を探してもないんです」と不食の感想を述べている。
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「不食」に榎木がチャレンジしたきっかけ
2004年ごろから「不食」本が注目され始めたが、榎木は20代からインド中心に一人旅を続け、飲まず食わずで帰国後、いつも体調が良くなっていることに着目していた。
今までも短期間の「不食」を何度も経験してきた。
「食べないと死ぬ、という恐怖感が良くない」とスケジュールを調整し、1か月間の実験を敢行することになった。
「不食」によって榎木に起きた様々な変化
「集中力が増し、本を読むスピードが格段に速くなった。睡眠も深くなり、4時間眠ればすっきり。腰痛も消えた。理由はまだ分からない。でも、眠っていた自浄作用が一斉に目覚めた感覚。運動時も胸式呼吸が腹式に。スタミナが増しました」
この間、万が一に備え、専門家の指導を仰ぎ、都内の研究室に泊まり込み、ここから仕事へ。摂取は水のみ。血糖値や塩分対策で1度あめ玉を補給しただけだ。採血、検尿、心電図を毎日検査しているが異常はなく、9キロ減った体重はいま71キロをキープしている。
榎木は、この経験はあくまで個人の体験に基づくもので研究の第一歩だと強調。
「これを強制するものではないし、私自身、食文化を否定しません」とコメントしている。
「これを強制するものではないし、私自身、食文化を否定しません」とコメントしている。
ネット上では痩せた榎木の姿に騒然!
榎木孝明氏を見て、断食はやめようと思った。
— しゅう@IKAZAKI (@storato63st) June 17, 2015
あんな痩せ方したくないもん。ちゃんと食べるよ。
榎木孝明氏の不食について詳しく知りたい
— enちゃん (@en) June 17, 2015
榎木孝明氏、不食で健康になった。みたいな感じで語ってたけど写真見る限り病人みたいな顔してるんですが…
— モーリー (@NOB_0920) June 17, 2015
マスコミ各社から問い合わせがあり、急きょ囲み取材に。
「僕自身がこの反響に一番、驚いています」。この間の排便についても触れ、「食事中の方、すいません。この1か月間に計3回あり4、5日目に宿便と思われる黒い便が。20日目ごろに腸壁と呼ばれるものが出ました。よく腸が動き、オナラが出ます。お風呂でかいだら無臭でした」などと丁寧に説明した。
集まった取材陣も、常識ではちょっと考えられない体験を、何の苦痛なくこなし、にこやかに話す姿に「お腹がすかないって、本当にあるんですか?」「食べ物の夢を見ませんか?」など、半信半疑の質問が相次いだ。
榎木は「不食」に賛否両論の声があることも把握しており、「決して同じマネはしないでください」と強調。宗教とのかかわりにも「どのオカルトにも宗教にも加担していません。強いて言えば、榎木教でしょうか?」といつもの物静かな口調で話していた。
特技は乗馬、武術全般、絵画。
身長180センチ。
劇団四季を経て1984年NHK朝の連続テレビ小説「ロマンス」で主役デビュー。以後、映画「天と地と」、ドラマ「浅見光彦シリーズ」、舞台「その男ゾルバ」「リア王」などで活躍。
絵と旅を好み、アジア各地を中心に世界の風景を描き続けている。