【堀内孝雄】「憧れ遊び/忠臣蔵(1985年)」「愛しき日々/白虎隊(1986年)」で最高の年越しを迎えたものです。
2016年12月30日 更新

【堀内孝雄】「憧れ遊び/忠臣蔵(1985年)」「愛しき日々/白虎隊(1986年)」で最高の年越しを迎えたものです。

日本テレビの年末時代劇「忠臣蔵」「白虎隊」どちらも夢中で観ました、そして日本史に興味を持ちました。どちらのドラマも堀内孝雄の主題歌がドラマの情景と重なり、とても感動的に思えたものでした。

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堀内孝雄

アリスでデビュー、ソロで活躍

谷村新司と組んだアリスでデビュー

谷村新司と組んだアリスでデビュー

堀内 孝雄(1949年10月27日 - )は、日本の歌手、作曲家、俳優、タレント。アリスのメンバー。
1971年12月25日に谷村新司と堀内孝雄が西心斎橋二丁目にあるビジネスホテル・大阪帝国ホテルの一室にて、矢沢透が合流することを前提に「アリス」を結成。
翌1972年3月5日、シングル「走っておいで恋人よ」でデビュー。同年5月5日に矢沢が正式に合流し、晴れて現在のアリスとなる。「遠くで汽笛を聞きながら」「冬の稲妻」「ジョニーの子守唄」「夢去りし街角」「秋止符」など、数々の曲を生み出した。
その傍らでソロ歌手としても活動、「君のひとみは10000ボルト」や、滝ともはるとのデュエット曲「南回帰線」などを大ヒットさせている。アリス活動停止後はソロ歌手として、ニューアダルトミュージック、そして演歌・歌謡曲路線に転向後、「愛しき日々」、「恋唄綴り」、「影法師」など数々のヒット曲を出した。
歌手活動のほかにも作曲家として楽曲の提供(山口百恵の「愛染橋」、五木ひろしの「山河」など)や、俳優・タレントとしても活躍。
私は子供ながらに年末時代劇で聴いたこの2曲が忘れられません。

年末時代劇スペシャル 忠臣蔵(1985年)

年末時代劇の第1弾でした

年末時代劇の第1弾でした

1985年12月30日・12月31日に日本テレビで放映された日本テレビ年末時代劇スペシャルの第1作。
それまで映像化されてきた作品同様、全体的にオーソドックスな忠臣蔵の内容になっているが、後編にそれまであまり目立った描かれ方をされなかった間喜兵衛と間新六の親子関係を描いたエピソードを挿入。
大石内蔵助も主君・浅野内匠頭への忠義を持ちながら、松の廊下での刃傷によりお家を断絶させた内匠頭に対して客観的な視点を持つ人物として描かれており、討ち入りも「幕府の御政道の過ちを正す」行為として位置付けられている。
今作における吉良上野介も最初に浅野内匠頭を苛めながらも、最後の仇討ちの際には高家筆頭として、敦盛 (幸若舞)を舞いながら大石内蔵助に潔く討たれている。

堀内孝雄 憧れ遊び - YouTube

「憧れ遊び」が主君の仇討を果たした赤穂浪士たちの想いと重なって感動的でした。

「忠臣蔵」エピソード

森繁久彌は、「髭を生やした吉良なんて見た事ありませんよ」という周囲の反対を押し切って口髭をたくわえたまま吉良上野介を演じた。また、吉良が刺されて死ぬ時の顔を一生懸命研究して収録に臨んだが、実際の本編映像では刺された瞬間にすぐに浪士達の引き揚げシーンへと切り替わる為、森繁苦心の「刺された吉良の表情」は観る事ができない。

その「刺された吉良の表情」は、収録現場に報道陣を入れた際にカメラに収められており、初回放映当時の番組宣伝スポットや日本テレビ系のワイドショー等では放映された。

当時かなり高視聴率だったNHK紅白歌合戦にぶつけた存在としては、当時の民放ではかなり高視聴率の15%の視聴率をマークしたため、スポーツ紙に「討ち入り成功」と書かれた。以後、紅白の裏の民放視聴率は漸次上がっていく。

年末時代劇スペシャル 白虎隊(1986年)

年末時代劇でもっともヒットした作品でした

年末時代劇でもっともヒットした作品でした

『白虎隊』はユニオン映画が製作し、1986年12月30日、12月31日に日本テレビ系で放映された「日本テレビ年末時代劇スペシャル」の第2作で、幕末に起こった戊辰戦争における会津藩の悲劇を描いた作品である。
一連のシリーズでは最もヒットした作品であり、また堀内孝雄による主題歌「愛しき日々」も大ヒットして代表曲にもなり、この曲で堀内のファンになった人も多い。後の2000年12月にはDVD化もされた。

「愛しき日々」堀内孝雄 - YouTube

白虎隊の討死と「愛しき日々」が重なり合って、涙が止まりませんでした。

「白虎隊」エピソード

ほとんどの俳優が前年末放映された『忠臣蔵』から引き続き出演している。また、翌年の『田原坂』もほぼ同じメンバーである。

井上丘隅の娘で野村左兵衛の妻・ちか子は本作では斗南藩へと向かっているが、次々作『五稜郭』では土方歳三を追って箱館戦争へ参加し行方不明となっている(史実では井上丘隅、その妻・とめ子、長女・ちか子の3人は、次女で神保修理の妻・雪子が自刃する前日にやはり自刃している。それは飯盛山で白虎隊が自刃した日である)。

実際には病死した野村左兵衛が戦死したように描かれているなど、史実と異なる脚色がされている。
近年ではすっかり年末といえばバラエティやお笑いの特番がメインですが、再び時代劇を放送してほしいなと思っています。
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