2016年12月30日 更新

【年末時代劇スペシャル】年末は里見浩太朗!忠臣蔵、白虎隊、田原坂から鶴姫伝奇まで。

80年代、紅白の裏といったら日テレの年末時代劇でしたよね。里見浩太朗の重厚な演技が年の瀬の訪れを感じさせてくれたものです。有名だった忠臣蔵、白虎隊をはじめ年末時代劇について振り返ります。

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年末時代劇スペシャル

『年末時代劇スペシャル』は、日本テレビで1985年から1993年に、12月30日・31日の2夜連続(1991年・1992年は12月31日のみ、1993年は12月28日のみ)で放送された時代劇の特別番組。
毎年、日本史上の史実にスポットをあてて抒情的なドラマに...

毎年、日本史上の史実にスポットをあてて抒情的なドラマに仕上げました

『NHK紅白歌合戦』の対抗番組として放送されたシリーズの特別番組。
1985年の『忠臣蔵』から1993年の『鶴姫伝奇 -興亡瀬戸内水軍-』まで、毎年1作ずつ、計9作が放送されました。

内容は全て時代劇で、特に幕末の動乱を取り上げた作品が多く、ある人物のサクセスストーリーをハッピーエンドで描くというよりは、「運命」や「大きな時代のうねり」に翻弄される人々の悲哀を描く内容が多く、「義」「夢」「信念」といったものを持って生きることを称える内容のシリーズでした。

歴代作品

放送年  タイトル   主演

1985年  忠臣蔵   里見浩太朗

1986年  白虎隊   森繁久彌

1987年  田原坂   里見浩太朗

1988年  五稜郭   里見浩太朗

1989年  奇兵隊   松平健

1990年  勝海舟   田村正和、田村亮

1991年  源義経   野村宏伸

1992年  風林火山  里見浩太朗

1993年  鶴姫伝奇  後藤久美子

忠臣蔵

忠臣蔵

忠臣蔵

チーフ・プロデューサーの岡田晋吉は当初一年間の連続物時代劇として企画したが、編成会議にて上層部に「時代劇は受けない」「今時、時代劇でもないだろう」と受け入れられなかった。しかしその後、岩淵康郎(後の静岡第一テレビ社長)や一部の先輩の助け舟により、年末時代劇としての製作が決定した。
それまで映像化されてきた作品同様、全体的にオーソドックスな忠臣蔵の内容になっているが、後編にそれまであまり目立った描かれ方をされなかった間喜兵衛と間新六の親子関係を描いたエピソードを挿入している。大石内蔵助も主君・浅野内匠頭への忠義を持ちながら、松の廊下での刃傷によりお家を断絶させた内匠頭に対して客観的な視点を持つ人物として描かれており、討ち入りも「幕府の御政道の過ちを正す」行為として位置付けられている。今作における吉良上野介も最初に浅野内匠頭を苛めながらも、最後の仇討ちの際には高家筆頭として、敦盛 (幸若舞)を舞いながら大石内蔵助に潔く討たれている(それまでの作品では大抵、吉良は往生際が悪く討たれていた)。

あらすじ

前篇「君、怒りもて 往生を遂ぐ」
松の廊下における刃傷事件から、大石内蔵助が仇討ちを決意するまで。

後篇「我、一死もて 大義に生く」
仇討ちの準備から討ち入り、そしてその後の幕府の混乱を描く。

白虎隊

白虎隊

白虎隊

『白虎隊』(びゃっこたい)は、ユニオン映画が製作し、1986年12月30日、12月31日に日本テレビ系で放映された「日本テレビ年末時代劇スペシャル」の第2作で、幕末に起こった戊辰戦争における会津藩の悲劇を描いた作品である。一連のシリーズでは最もヒットした作品であり、また堀内孝雄による主題歌「愛しき日々」も大ヒットして代表曲にもなった。

あらすじ

前編 「京都動乱」
会津藩主松平容保が西郷頼母の猛反対を押し切って京都守護職を拝命し、孝明帝から信頼を得て京都での活躍、「新選組」の結成、鳥羽・伏見の戦いでの形勢逆転。会津帰国を経て、白虎隊の誕生まで。

後編 「落城の賦」
戊辰戦争の中、恭順姿勢も空しく朝敵の汚名を背負い会津戦争へ突入。白虎隊切腹、娘子軍の戦死、藩士家族の集団自刃、そして鶴ヶ城開城。井上丘隅ら生き残った藩士は斗南藩へ移封となり、新しい時代へ。

田原坂

田原坂

田原坂

『田原坂』(たばるざか)は、1987年12月30日、12月31日に日本テレビで放映された日本テレビ年末時代劇スペシャルの第3作。西郷隆盛の半生を描いた作品。里見浩太朗主演。
前後編あわせて本編時間は5時間30分にも及ぶ大作で、これは全9作の「年末時代劇スペシャル」の中でも最長。前2作『忠臣蔵』(85)、『白虎隊』(86)の高視聴率によりスペシャルの人気が確立したとみなされた時期の作品であり、事前宣伝などにも力が入れられた。

あらすじ

前編「英雄野に下る」
西郷隆盛が奄美大島に流され、その後藩政の中心に復帰し戊辰戦争での活躍を経て、明治新政府の中枢となりながら明治六年政変で鹿児島に下野するまで。

後編「桜島は死せず」
西南戦争で敗れ、東京の明治天皇に別れを告げて西郷が城山で切腹するまで。

五稜郭

五稜郭

五稜郭

戊辰戦争、特に箱館戦争を通して榎本武揚の半生を描いた作品である。里見浩太朗主演。
「年末時代劇スペシャル」の人気が高い時期の作品で、局側の力の入れようも相当であり、製作費は約10億円といわれる。本編時間も、前年の「田原坂」よりやや短縮されていたが、約4時間50分という堂々たる時代劇大作であった。一昨年の『白虎隊』のストーリーの後日譚的部分もある。

あらすじ

前篇
オランダに留学していた榎本釜次郎(武揚)は、開陽丸に乗って日本に帰国後、佐藤泰然の孫娘・多津と結婚。しかし、彼が力を尽くそうとしていた徳川幕府はすでに崩壊の時を迎えようとしていた。長崎海軍伝習所時代の先輩勝海舟が幕府の幕引きを務める中、最強の海軍を率いる榎本は勝に反撥し、同様の不満をかかえる新選組副長土方歳三ら多くの幕臣達と共に北の果ての大地、蝦夷に向かう。そこには榎本らの夢があった。だが、蝦夷地の気候を甘く見た榎本らは旗艦・開陽丸を座礁させてしまった。

後篇
日本初の選挙によって蝦夷共和国総裁に選ばれた榎本は、蝦夷を独立国とすべく外国と交渉する。いっぽう開陽を失った軍事力を恢復するため、土方らは宮古湾へ向けて出航する。明治新政府が誇る最新艦甲鉄(ストーンウォールジャクソン)号をアボルダージで奪うためである(宮古湾海戦)。しかし政府軍参謀黒田清隆はこの作戦を察知。アボルダージは失敗に終わり、次第に劣勢に追い込まれた蝦夷軍はじわじわと追い詰められる。土方や中島三郎助も戦死。切腹しようとする榎本を松平太郎・大鳥圭介・大塚霍之丞らが押しとどめて降伏を説得。箱館病院長高松凌雲の仲介の下、蝦夷共和国軍は降伏した。

奇兵隊

奇兵隊

奇兵隊

『奇兵隊』(きへいたい)は、1989年12月30日、12月31日に日本テレビで放映された『日本テレビ年末時代劇スペシャル』の第5作である。
映画『幕末青春グラフィティ Ronin 坂本竜馬』を視聴したスタッフの意向で、武田鉄矢が特別出演している。他にも大河ドラマ『花神』で純主演を務めた中村雅俊や高橋英樹が特別出演している。

あらすじ

第一部「京洛の花に舞う-決起の章-」
安政の大獄から数年後、吉田松陰の松下村塾に学んだ長州藩の若者たちは、尊王攘夷を実行すべく政治活動を行っていた。だが、当時長州藩は長井雅楽指導の下、藩論はまるで逆の開国となっていた。そんな中、松下村塾系の若者高杉晋作は、幕府が派遣した使節に随行し、上海の地を訪れ、欧米列強に支配される現地人の哀れさを痛感する。帰国後、周布政之助や桂小五郎(のちの木戸孝允)の周旋により長井は失脚。高杉は仲間の久坂玄瑞・井上聞多(のちの井上馨)・伊藤俊輔(のちの伊藤博文)らとともに建設中の英国公使館を焼き討ち。また将軍上洛工作などに関わり、尊王攘夷を推し進めていく。
孝明天皇の命を受けた幕府は、文久3年5月10日を期限に攘夷の実行を約束するが、京都で尊王攘夷のかけ声を元に狼藉の限りを尽くす不逞浪士の乱行を目にした高杉は失望し、突如出家して「東行」と名乗り、故郷へ帰ってしまう。また井上と伊藤は、村田蔵六(のちの大村益次郎)の仲介により、藩が極秘にロンドンに派遣した留学生の中に加わる。残された久坂は5月10日、公約通り攘夷を実行すべく馬関海峡を航行中の外国船に砲撃をしかける。しかし、数日後外国の連合艦隊に逆襲され、砲台を占拠されてしまった。
下関に来襲する外国兵に対して激昂する百姓らの姿を見て、高杉は師・松蔭から学んだ「草莽崛起」を実践すべく下関の商人白石正一郎を口説いて庶民からなる軍隊・奇兵隊を結成する。いっぽう、京都では会津藩・薩摩藩らの企てにより、長州が追放される事件が起きた。来島又兵衛ら過激派は、兵を率いて上京することを主張。高杉は久坂・来島らを説得するが聞き入れられず、周布は高杉を野山獄へ監禁。ついに長州は無謀な兵を挙げ、一敗地にまみれ、久坂らは戦死した。

第二部「四境ことごとく敵-回天の章-」
禁門の変で敗れた長州藩を待ち受けていたのは、さらに過酷な運命だった。前年の下関砲撃に対する報復として英・仏・蘭・米の四国連合艦隊が来襲するというのである。この件を知った井上・伊藤は急遽ロンドンから帰国し、長州藩要路を説得するが、攘夷派の幹部は受け入れない。高杉の説得を受け、井上らもいったん攘夷派に戻り、奇兵隊ら諸隊とともに連合軍と戦う。
案の定、惨敗した長州藩は、急遽英語を解する井上らに和睦の使者を命ずる。井上は、高杉を長州藩家老宍戸家の養子・宍戸刑馬と名乗らせ、全権大使として随行させる。高杉は敗北を潔く認めたが、賠償金はすべて幕府に転嫁した。また、上海の悲劇を知る高杉は海峡にある彦島の租借を断じて拒絶する。こうして和睦は成立した。
しかし、幕府から長州征伐軍が派遣されるに及び、これまで長州を主導してきた周布らの改革派は失脚し、椋梨藤太ら保守派が権力を握って、毛利敬親・定広父子も山口から萩に移る。やがて改革派の粛清が始まり、周布も自害に追い込まれ、高杉も藩外への逃亡を余儀なくされた。井上も襲撃され全身に傷を負うが、一命は取り留めた。奇兵隊ら諸隊にも解散命令が下る。山県狂介(のちの山縣有朋)・伊藤らもその命令に従うほか無かった。だが、そこへ潜伏中の高杉が現れ、藩政府に対して挙兵を促す。諸隊の隊長らは反対するが高杉は一人でも立つと強硬に主張した。
翌朝、功山寺に現れたのは高杉と伊藤だけだった。だが、2人だけ行こうとした矢先、諸隊の兵たちが次々押し寄せる。勝利を確信した高杉は小郡の代官所を襲い勝利を得ると、その勢いで萩へ攻め寄せ、ついに保守派の軍勢を破って主導権を取り戻した。禁門の変後行方不明だった桂も、村田蔵六の知らせにより長州へ戻り、幕府へ対抗する体制が整えられた。
しかし、長州単独では武器の調達もままならない。そこで土佐の浪士坂本竜馬の仲介により薩摩藩との同盟が模索されるが、藩内の抵抗は強く、桂は諸隊の隊長を連れて京都へ赴き、双方の誤解を解いて薩長同盟の締結に至った。恭順を示さない長州藩に対し、幕府は第二次長州征伐を企てるが、薩摩藩はこれに従わなかった。村田蔵六指揮の下、整然たる作戦に裏打ちされた長州軍は幕府軍を各所で退け、勝利する。高杉も小倉口の戦いで龍馬の協力により幕府の旗艦富士山丸を撃破するなど活躍するが、この時すでに高杉の体は労咳に蝕まれていた。長州軍の勝利が確定してまもなく、高杉は息を引き取った……。

勝海舟

勝海舟

勝海舟

『勝海舟』(かつかいしゅう)は、1990年12月30日、12月31日に日本テレビで放映された『日本テレビ年末時代劇スペシャル』の第6作である。幕末の風雲児・勝海舟の生涯を描く

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