ファッション界が舞台のオシャレな作品。オードリーの肉声のミュージカル。
曲はブロードウェイで1927年にヒットしたミュージカル『ファニー・フェイス』のものを主に使いつつ、台本は映画オリジナル。ファッション界が舞台とあって、タイトルバックからして洒落ており、撮影も凝っていて美しい。この映画から影響を受けてデザイナーへの道を歩んだ人も多い。
『パリの恋人』あらすじ
小さな本屋で働くジョー(オードリー)は、共感主義かぶれ。ひょんな事からファッション雑誌のモデルを依頼される。撮影はパリ。パリには行きたいけれど、モデルなんて……。でも、パリに行けば共感主義の元祖フロストル教授にきっと会える!。雑誌の編集長マギー、カメラマンのディックと共にジョーはパリへ飛び立つ。
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緑の館 Green Mansions 1959年
ヘプバーンの演じる少女リーマが木に溶け込んでいるかのような幻想的なシーン
『緑の館』(1959年)でヘプバーンは、アンソニー・パーキンス演じるヴェネズエラ人アベルと恋に落ちる、密林で暮らす「美しく誇り高い」「幻想的」な少女リーマを演じた。
Green Mansions Trailer (Audrey Hepburn, Anthony Perkins) - YouTube
「緑の館」予告
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興行面でも評価面でも失敗した作品の1つであると言われるが・・・
『ローマの休日』(1953年)でハリウッドデビューして以降、オードリー・ヘプバーンが全盛期(1950年代〜1960年代)に出演した映画はほとんどが傑作・ヒット作であるが、その中で数少ない、興行面でも評価面でも失敗した作品の1つである。
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南米アマゾンを舞台に冒険好きな青年と、野性の少女の幻想的なめぐり逢いから始る、熱帯林のロマンス。原作はイギリスの博物学者として名高い、文豪ウィリアム・H・ハドソンが、1904年に発表した長篇小説。脚色は「Z旗あげて」のドロシー・キングスレイ。監督は俳優でも有名なメル・ファーラー、彼の監督作品としてはこれが3番目。主演は「楡の木陰の欲望」のアンソニー・パーキンス、「昼下りの情事」のオードリー・ヘップバーン、「拳銃の罠」のリー・J・コッブ、「戦場にかける橋」の早川雪洲、他にヘンリー・シルヴァ、ネーミエ・パーソフ、エッセル・ヘルムズレイら。製作エドモンド・グレインジャー。
尼僧物語 The Nun's Story 1959年
『尼僧物語』では、心の葛藤に悩む修道女ルークを演じた。
ピーター・フィンチと共演した1959年の『尼僧物語』では、心の葛藤に悩む修道女ルークを演じた。このルーク役で3度目となるアカデミー主演女優賞にノミネートされ、英国アカデミー賞 最優秀主演英国女優賞を獲得した。『バラエティ』誌は「これまでにないほどに多くを求められる役を見事にこなした」と評し、『フィルムズ・イン・レビュー』誌はヘプバーンの演技が「これまで上映された映画の中でも、もっとも素晴らしいもののひとつである」と評した。ヘプバーンは自身の演技に真実味を増すために、実際に修道僧たちと何時間も修道院で過ごしたといわれている。ヘプバーンは「これまでのどの映画作品よりも、時間と努力と思考を費やした作品でした」と語っている。
The Nun's Story (1959) Official Trailer - Audrey Hepburn, Peter Finch Movie HD - YouTube
「尼僧物語」予告
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