どんなストーリーだった?
『ななこSOS』(ななこエスオーエス)は、吾妻ひでおの漫画作品。1983年にはフジテレビ系列にて、国際映画社の制作によるテレビアニメ版(全39話)が放送された。
ななこSOS OP [STEREO] - YouTube
オープニングテーマ - 『オレンジのダンシング』
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自称「天才科学者」の高校生・四谷智茂はある日、級友の飯田橋博士を“モルモット”に、超能力者を生み出す実験を行っていた。その最中、2人の目前に唐突に現れた美少女こそ、この物語の主人公・ななこである。
記憶を失ったななこは、その代償に超能力を得て“スーパーガール”になった。そんなななこは、とても気が小さく純粋な少女だった。彼女は、その性格に付け込まれて世界征服を企む四谷の言うがままとなり、彼が設立したよろず請け負い会社「よろずカンパニー」の一員として働く事となった。
四谷は彼女の超能力を利用し、自らの夢「世界征服」を実現するため、巧妙にななこを丸め込む。「世界は私のためにある!超能力万歳!」。その様な四谷の言動にいつも呆れる親友・飯田橋は、口癖の様にこう呟くのだった。「僕、頭が痛~いの…」。
ななこ
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本編の主人公。とても純粋で、優しい心を持つ美少女である。一方で気が弱過ぎるという弱点もあるが、他人が犯した悪事に目を瞑っていられないという正義感の強い一面も持っている。
四谷達が超能力者を生み出す実験を行っている最中に、空から降って来た。記憶を失った代わりに得た超能力で“スーパーガール”となり、四谷と同じ高校に通いつつ、彼が設立したよろず請け負い会社「よろずカンパニー」の一社員としても奮闘する。髪の毛の色は原作の黄金色と異なり、深緑である。
四谷 智茂
都内の某高校に通う“天才少年”で、冷静沈着な性格の持ち主。学校では、科学クラブに所属している。高校生・発明家・科学者・よろず請け負い会社社長という4つの顔を持つ。
自らの会社「よろずカンパニー」を大企業に育て上げ、その財力で世界を平和的に征服する事を夢見ている。駄洒落が大好きだが、その面白さのレベルは「おやじギャグ程度」である。弱点はゴキブリ。常にサングラスを掛けているが、素顔は原作と同様に美男子。
飯田橋博士
四谷の級友であり、その親友でもある。将来の夢は、プロの漫画家になる事。ななこと同様、やや気弱な面がある。奴隷の様にななこをこき使う四谷に対しては、時々厳しい言葉を放つ事がある。