「21エモン」とは?
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1968年から1969年にかけて『週刊少年サンデー』に連載され、その後『朝日小学生新聞』での連載やアニメ化など各種メディアに展開された。藤子・F・不二雄は「これまで日常の舞台にオバケやスーパーマンなどの「非日常」が入り込むことで生まれるギャップの面白さを描いてきたが、ひとつその逆をやってみようと思い、この21エモンを描きました。1981年に映画化、さらに1991年に連載から22年もの歳月を経てテレビアニメ化された。
あらすじ
ベートーベンだねRock'n'Roll フル - YouTube
エンディングテーマ2『ベートーベンだねRock'n'Roll』
via youtu.be
2018年地球は異星との交流が進み、国際連合ならぬ星間連合にも加盟して、多くの惑星からの観光客がひっきりなしに訪れる一大観光惑星となっていた。そんな中、トウキョウシティーに居を構えるホテル「つづれ屋」は、江戸幕府の成立とほぼ同時に旅館として開業して以来、初代当主の市右衛門、二代目仁右衛門、三代目参右衛門…と二十代、四百数十年にわたって細々と続く老舗ホテルだが、利用客はサッパリで隣接する豪華なホテル・ギャラクシーやオリオンホテルなどに圧倒されて潰れる寸前であった。
現当主の20エモンは閑古鳥の経営状態を立て直そうと必死になるが、その跡取り息子21エモンはホテル経営に関心を持とうとせず、宇宙へと憧れパイロットになって大宇宙を冒険したいという夢を持っていた。家業に専念して欲しい父親に叱咤されて21エモンはしぶしぶボーイとして働くが、コツコツとチップを貯め、いつかは自分のロケットを手に入れたいという夢をあたため続ける。「つづれ屋」に居候する宇宙生物モンガーやボーイとして働かされているイモ掘りロボットのゴンスケといった強烈な個性を持った家人たち、さらには宇宙からの風変わりな客が次々とホテルに押しかけて、21エモンと「つづれ屋」は毎日のように珍騒動に巻き込まれる。
外見も風俗習慣も全く異なる宇宙人の宿泊客や、進歩した宇宙文明に触れて様変わりした地球文明の様子なども描かれる。基本的に「つづれ屋」が舞台となるコメディーだが、連載中21エモンは3度宇宙への旅を決行しており物語は宇宙を巡る冒険ものへとシフトしたこともあった。
主な登場人物
21エモン…本作の主人公。通称“エモン”。江戸初期から続くホテル「つづれ屋」の跡取り息子。
モンガー…準主役。原作では、つづれ屋に宿泊したササヤマ星人が連れていたペット行き当たりばったりな面があるエモンと比較して、かなりのしっかり者である。
ゴンスケ…準主役。元イモ掘り用ロボットで、無断で掘ったイモを焼いて食べたせいでクビとなり廃棄されそうになったところを、正規のボーイロボットやメイドロボットを買えなかった20エモンに安く買われてつづれ屋でボーイとして働くことになった。
ルナ…本作のヒロイン。つづれ屋の隣に建つ高級ホテル・ギャラクシーの社長の娘。2040年に、月のコペルニクスシティーで生まれる。21エモンの同級生でガールフレンドでもあるがビジネス面のライバルでもある。
リゲル…テレビアニメにのみ登場する人物。エモンのライバル役。カメキチと異なり容姿には恵まれており、才能もある模様。エモンやルナに比べてやや長身である。ゴージャスをモットーとするホテル・オリオンの社長の息子。
モンガー…準主役。原作では、つづれ屋に宿泊したササヤマ星人が連れていたペット行き当たりばったりな面があるエモンと比較して、かなりのしっかり者である。
ゴンスケ…準主役。元イモ掘り用ロボットで、無断で掘ったイモを焼いて食べたせいでクビとなり廃棄されそうになったところを、正規のボーイロボットやメイドロボットを買えなかった20エモンに安く買われてつづれ屋でボーイとして働くことになった。
ルナ…本作のヒロイン。つづれ屋の隣に建つ高級ホテル・ギャラクシーの社長の娘。2040年に、月のコペルニクスシティーで生まれる。21エモンの同級生でガールフレンドでもあるがビジネス面のライバルでもある。
リゲル…テレビアニメにのみ登場する人物。エモンのライバル役。カメキチと異なり容姿には恵まれており、才能もある模様。エモンやルナに比べてやや長身である。ゴージャスをモットーとするホテル・オリオンの社長の息子。
via images.uncyc.org
21世紀は夢の世界…のはずだった
20世紀の自動車は減少し、代わりにエアカーが主流となる。現代における自動車とは異なり、小学生であるエモンでも、ボード型、スクーター型、軽乗用車型を運転可能。個人用のほか、公共用のバス型もある。
鉄道はほとんどが廃止され、代わりにチューブトレインを開設している。トウキョウシティーからシズオカシティーまでは15分で移動することが可能である。
チューブトレインのイメージ画像
AP通信によると、構想は「ハイパーループ」と呼ばれ、空気抵抗を減らすために減圧したチューブの中を、28人乗りカプセルが最短30秒間隔で発車。建設費は推定約60億ドル(1ドル100円換算)で約6000億円
via c2.roomie.jp
空飛ぶ車
「 トランスフォームする空飛ぶクルマAeroMobile 3.0」の市販車が2017年までに発売を目指すと「サウス・バイ・サウスウエスト2015」にてAeroMobil社のユライ・ヴァツリークCEOが語りました。
via www.gizmodo.jp
空飛ぶ自動車で通勤すると思っていました。
22エモンも登場
本名は「つづれ屋・22エモン」。通称は「マゴエモン」。
『21エモン』テレビアニメ版最終回に登場した、21エモンとルナの息子。
両親は冒険家として宇宙を旅しており、地球のつづれ屋にて父方の祖父母とモンガー、ゴンスケ、オナベと共に暮らしている。
テレビアニメ本編より20年経った2071年春頃に12歳くらいとなっている。
なお、父とはほぼ同格の仲間だったモンガー・ゴンスケは彼に対してはお目付役的な印象が強い。
空想の世界
@onakaitaimusi やれやれ、ドラえもんや21エモンの未来は明るかったんだが…
— ケファ (@order_francisco) July 1, 2015
via img.booklog.jp
21世紀になってしまった今となっては、この昔に描がかれた「21世紀」の物語性は失われてしまいましたが、21世紀になってまだ15年、22世紀までには自動車は空を飛び、修学旅行は「宇宙」なんて日がやってくるかもしれませんね。
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