仮面ライダー旧1号、旧2号
旧サイクロン号のベース車「スズキ T20」
1965年に発表されたT20はスズキにとって国際戦略車とも言えるモデル。
スズキ初のパイプ製ダブルクレードル・フレーム、クラス初の6速ミッションの採用、ライバルのヤマハYDS3を上回る25馬力の出力。そしてその軽量車体と最高出力の生み出す最高速度160km/hは確実にライバルたちを上回る性能だった。1965年当時の価格は187,000円。
サイクロン号の撮影車両
オートバイスタントの大橋春雄によると、ベースとなったのはスズキT20である。しかし外装のため判断が難しく、『仮面ライダー大全集』はホンダCB400、『仮面ライダー画報』ではスズキT125と記載している。
劇用車のデザインはエキスプロ美術スタッフの三上陸男によるもので、複眼のようなヘッドライトや6本足のマフラーは昆虫を、アイボリーのカウルの両脇に引かれた赤い線は風をイメージしている。『魔神ガロン』制作のため離脱した三上の後任となった高橋章は、できあがった車両を見て前照灯の間が寂しいと思い、以前に即興で作った立花レーシングクラブのマークを紙に描いて貼りつけた。
6本のマフラーは水道管を加工して取り付けたもので、下の一対のみが本物の排気管である。ジェットエンジンによる噴煙はマフラーに入れた花火によって表現している。このマフラーはしばしば衝撃で脱落した。
仮面ライダー旧2号、新1号
改造サイクロン号
最高出力:600馬力
ジャンプ力:40m
劇中では旧サイクロン号と別車両であるという描写はなく、場面によって使い分けていた別種類の車両を同一のマシンと表現していただけであり、書籍などでも名称などを区別していないものもある。しかし、形状が明らかに異なるため、後年になって書籍類で旧サイクロン号を強化改造したものという設定が用いられるようになった。
セミカウル化などの改良を経て、出力増強と車体の大幅軽量化が行われている。そのため、旧サイクロン号よりも小回りや派手な戦闘走行が可能で機動性が高い。
ジャンプ力も40mにアップし、垂直の壁面を登る能力と救助用ロープの射出能力が追加されている。
(引用:Wikipedia)
改造サイクロン号の撮影車両
ベースモデルはホンダSL350K1。ホンダCB350DTと記載している資料もある。
ベース車両がオン・オフ兼用のトレール車であるうえ、セミカウルなので旧サイクロン号と比較してジャンプアクションが容易だった。
仮面ライダー新1号、新2号
新サイクロン号
最高出力:700馬力
ジャンプ力:50m
本郷が常用するセミカウルのオートバイが、ライダーへの変身に合わせて自動変形する。
かつてのサイクロンをあらゆる面で凌駕する。
カウルの両側のウィングを展開させることで、高速走行時に車体の姿勢を安定させ、またグライディング飛行が可能となる。
このウイングは「サイクロン・カッター」としても機能する。
急制動用にパラシュートを装備している。
(引用:Wikipedia)
新サイクロン号のベース車「スズキ ハスラーTS250III」
このIII型は、I型・II型のシャープなデザインを踏襲しながらも、マフラーカバーの大型化、グラフィックの変更など、さらに完成度の高いスタイルで人気を博した。
1971年当時の価格は205,000円。
新サイクロン号の撮影車両
ウイングはカウルの溝に差し込み、裏側から3つのビスで取り付ける。ジェットノズルはダミーであり、その下にある一対の細いパイプが実際の排気管である。
第74話以降はカウルが再塗装された。ライトの溝が白から青に変わり、下部の赤い部分がウイングよりも高い位置まで広げられたことで、よりスタイリッシュになった。
撮影用車両は当初1台のみの製作だったが、ショッカーサイクロン登場に際して2台目が製作され、一方が2号用に流用された。
仮面ライダー・旧1号、旧2号、新1号、新2号って??
旧1号
全体的に暗めのカラーリングで緑と黒で表現されてます。顔の口と鼻筋も緑で塗装されていて、ベルトは白。このライダーは2号登場後の仕様にしているので、眼が赤ですが、初期のものはピンクでした。素材はレザー。皆さんが知ってる仮面ライダーとは若干地味目に見えるのではないかと?この地味さが災いして、夜間撮影ではスーツが見難いという弱点を持ってました。これにはスタッフも困ったそうですが・・・。
第1話~13話、40話~41話、49話、51話~52話、劇場第1作に登場。
(引用:仮面ライダー・旧1号、旧2号、新1号、新2号って、なんじゃらほい? : ひいろお倶楽部@)
旧2号
これは「旧1号」からの急造版ですが、ここでスタッフは「旧1号」での弱点だった夜間撮影でもライダーが見えるようにと頭の鼻筋と口を銀に、スーツには白いライン1本を入れます。ベルトと眼も赤。全体の緑も明かるめになります。その代わりに頭の緑は濃いものになります。
ベルトの風車にはシャッターが付き、この「旧2号」が仮面ライダーのベーシックとなります。変身ポーズもこの頃に確立、仮面ライダーの大ブームが始まるのです。
第14話~52話、劇場第1作に登場。
(引用:仮面ライダー・旧1号、旧2号、新1号、新2号って、なんじゃらほい? : ひいろお倶楽部@)
新1号
仮面ライダーのデザインも一新。全体的に緑は明るめのライトグリーンに、スーツの素材はレザーからジャージになり、ラインは2本線。手袋、ブーツは銀色に。
第53話~98話、劇場第2作に登場。
(引用:仮面ライダー・旧1号、旧2号、新1号、新2号って、なんじゃらほい? : ひいろお倶楽部@)
新2号
一般的に「パワーアップ型」と呼ばれるもので、基本的には「新1号」から体のラインが1本で、手袋、ブーツが赤になったもの。やはりこの「新2号」も「新1号」からの流用でまかなっている。ただ、ダブルライダーの際には、この変更のみでよかったが、続編「V3」などが制作されるに連れ、「新1号」との明確な差異が分かるよう、頭の緑が再び暗めになり、皮肉にも段々と「旧2号」に近いスーツになっていってしまう。
劇場第2作、第72話~73話、93話~94話、98話に登場。
(引用:仮面ライダー・旧1号、旧2号、新1号、新2号って、なんじゃらほい? : ひいろお倶楽部@)
仮面ライダーV3
ハリケーン
最高出力:300馬力
ダブルライダー(仮面ライダー1号・仮面ライダー2号)が新サイクロン号のデータを元に、設計・製作したライダーV3専用の高性能マシン。
原子力エンジン搭載。
伸縮式の翼の下にロケットブースターが装着され、10時間の空中飛行が可能。
V3の脳波を受けての自動操縦により、どこからでも駆けつけることが出来る。
最高出力:500馬力
ジャンプ力:30m
ハンドルのスイッチを入れることで本郷の常用バイクからフルカウル形態に変形し、同時に高速走行によって発生する風圧のエネルギーを取り入れることで本郷は仮面ライダーに変身する。変身ベルトの左脇にあるスイッチを操作することで遠隔操縦も可能である。
(引用:Wikipedia)