吉田理保子は元祖女性声優アイドル!
2015年9月15日 更新

吉田理保子は元祖女性声優アイドル!

昭和のアニメのヒロインをさせたら右に出るものはいないと個人的に思っている吉田理保子さま!今でも根強いファンをもつ吉田さんの軌跡を作品を通してたどってみたいと思います。

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昭和キッズなら誰でも男女問わず一度は吉田理保子さまの声に憧れたことがあるのではないでしょうか??

…あっ、すみません、スキすぎて「さま」をつけてしまいました…

吉田理保子さんは現在の声優人気ブームの火付け役のお一人、いや元祖女性声優アイドルといっても過言ではないでしょう!

吉田理保子とは?

吉田理保子

吉田理保子

吉田 理保子(よしだ りほこ、1949年1月24日 - )は日本の元声優である。東京都生まれ。現在は株式会社ディーカラーにキャスティングコーディネイターとして在籍。「吉」の字は正確には上の部分が「士」ではなく「土」(Tsuchiyoshi.svg、つちよし)。

主に1970年代後半から1990年代にかけて活躍。少女から大人の女性・母親などを演じる。当初は清純な少女役(特にお嬢様系統)での出演が多かったが、1978年の『未来少年コナン』(モンスリー役)で初めて大人の女性役を担当、新たなスタンスを築くきっかけとなる。特に洋画吹き替えでは、『エイリアン3』のシガニー・ウィーバーや『ターミネーター2』のリンダ・ハミルトン、『女刑事キャグニー&レイシー』のシャロン・グレス(英語版)など芯の強い女性キャラクターを数多く担当した。
筆者が初めて吉田さんを意識したのは「魔女っ子メグちゃん」です。
これは吉田さんを知る人ならほとんどそうではないかなと思います

神崎メグ(「魔女っ子メグちゃん」)

魔女っ子メグちゃん 第01話 「すてきな魔女がやってきた」 - YouTube

『魔女っ子メグちゃん』(まじょっこメグちゃん)は、1974年4月1日から1975年9月29日まで、NET日本教育テレビ(現・テレビ朝日)系列毎週月曜 19:00 - 19:30にて全72話が放送されたテレビアニメである。東映魔女っ子シリーズの1つ。
この記事を書くにあたり確認したら全72話なんですね!
一年くらい、52話くらいだと思っていましたが…。
「メグちゃん」はどの話もハズレがなく、とっても面白かったので71話、つまり一年半があっという間だったんでしょう。

そして、改めて第一話を見ると、吉田さんのメグちゃんはとてもはつらつとしていてはじける様なせりふまわし!
当時26歳くらいだと思うのですが、まさにメグちゃんにふさわしいですよね。

その最終回を見てみましょう。

【アニメ】 魔女っ子メグちゃん 第72話 「さようならメグちゃん」 - YouTube

最終回になるとまさに「いつもの吉田さんの声」って感じがしますね。
メグ・作品とともに吉田さんの声優としてのキャリアもアップしたと言えます(理保子さますみませんえらそうに…)

それにしても改めて見ると(こればっかりですが)いい最終回だなあ!
さて「メグちゃん」と同時期に吉田さんはもうひとつのキャラを演じています。

「アルプスの少女ハイジ」のクララです。

クララ・ゼーゼマン(「アルプスの少女ハイジ」)

クララ・セーゼマン

クララ・セーゼマン

ドイツ西部のフランクフルトに住んでいるゼーゼマン家の一人娘で、ハイジより4つ年上(12歳の頃、8歳のハイジと出会う)。金髪で後頭部に水色の大きなリボンを結んでいる。身体が弱いため常に車椅子に乗り、外出することなく生活している。幼い頃に母親を亡くし父も仕事でいつも不在のため、家の中だけで使用人らの世話を受けて育った。従順で少し大人びた発言をする事もあるが、依存心があり大人を困惑させる言動をとることも。ハイジから聞くアルプスでの話を機に、次第に興味や関心が広がっていくが、ロッテンマイヤーはその事を快く思っていない。アルムに来ておじいさんに見守られるなか、ハイジやペーターの手助けで歩く練習をはじめる。
「アルプスの少女ハイジ」でクララの初登場は第19話「フランクフルトへ」です。

Heidi Episdoe 019 w/ English Subtitiles - YouTube

15:30くらいからご覧ください。クララ初登場です。
筆者は当時両方とも見ていました。ただし、地元ではハイジはやや遅れて放映していたかな?

それでもハイジ終了の1974年末くらいまでは吉田さんはメグちゃんとクララを同時進行されていたんですよね。

メグちゃんは基本的に元気ハツラツ、お茶目でおっちょこちょい、クララは物静かで思慮深いお嬢様と、キャラがまったく違いますがそれを演じ分ける吉田さん、まだ20代後半のはずですが、すばらしいです。
ただ、筆者イチオシの吉田さんキャラは「一休さん」の「桔梗屋弥生」なんです!

桔梗屋弥生(一休さん)

やよいさん

やよいさん

桔梗屋利兵エの美人で我侭な一人娘。父の商いの手伝いをしている。一休への嫌がらせも自ら行うが、困り事は父親同様一休さんに泣きついて相談を持ちかける。一休に対しては、困らせたりへこませたりしてやろうという感情と同時に好意も持っており、ある種喧嘩友達のような関係。一休の兄弟子・秀念が、秘かに想いを寄せている。
一休さんは1975年10月15日から1982年6月28日までオンエア。

筆者は弥生さんのような頭の回転が速くて気の強い女子に憧れちゃうんですよね。
本来なら高慢ちきで鼻持ちならないキャラになってしまいそうな弥生さんですが、吉田さんの声のおかげで、憎めないキャラになっています。

いいお婿さんとって桔梗屋をついでほしいなあと思っています。
弥生さんならいい女将さんになれますよ(笑)
メグちゃん、弥生さんなど、吉田さんは東映動画(現・東映アニメーション)のレギュラーキャラが多いのですが、その中でも「ゲッターロボ」の早乙女ミチルと「鋼鉄ジーグ」の卯月美和は吉田さんが演じたキャラの中でベスト5に入れる方は多いのでは?
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