via asononaka.com
1980年代半ば、ランボルギーニの社内では、それまでのカウンタックに代わるニューモデルの必要性が議論されるようになっていた。この時にP132なるプロジェクト・コードを掲げて開発がスタートしたのが、1990年に発表されたディアブロである。
メルセデス・イズデラ・インペレーター108i
世界限定17台しか存在しないメルセデスベンツ・イズデラ・スパイダーがebayにて約1800万円で販売されています。この車はメルセデスベンツのコンセプトカーCW311をベースとして作られたイズデラインペレーター108iのオープンモデルです。
アズテック・バルケッタ
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1988年、カーデザインの名門、イタルデザインがトリノモーターショーで、近未来的な「アズテック・バルケッタ」を発表した。宇宙船を彷彿とさせるパネルが車体後方に採用され、ドアの一部やコックピットの天井はシースルーと、今見ても斬新なデザインだ。ボディにはアルミやカーボンファイバー、ケブラーを使用。エンジンは最高出力253psを発揮するアウディ「クワトロ」の5気筒エンジンを搭載し、トランスミッションにはランチアの「インテグラーレ」のものを採用している。
発表当時、量産モデルになることはなかったが、イタルデザインの創業メンバーである日本人起業家の宮川秀之氏がドイツのチューニングメーカー、MTM(Motoren-Tecknik-Mayer)に生産を依頼。1992年のモナコグランプリでお披露目走行後、世界で20~30台のみが生産された。
チゼータV16T
via blogs.c.yimg.jp
プロトタイプの公開は1988年12月で、生産は91年にスタート。現在の「チゼータ・オートモービル・USA」のホームページによると、1992年から95年までに7台を生産・デリバリー。以後、受注生産で2台が製作されたようです。その後、生産設備やパーツを米国に移し、「チゼータ・オートモービル・USA」をカリフォルニアで設立。2003年にオープンモデルの「V16T スパイダー」を発表し、2008年1月現在でも米国で受注生産(最終組立)を行なっているようです。2006年時点の新車価格は64万9000ドル、スパイダーが84万9000ドル。予約金(デポジット)は10万ドルで、納期は約10ヶ月とのこと。
写真は90年代初期、日本国内に輸入された2台のうちの1台で、しかもナンバー取得済み(公道走行可)とした極めて貴重な車両です。もう1台は河口湖自動車博物館が所蔵しています。1989年当時、新車価格は8800万円でした。
Acura NSX
大幅な軽量化を軸に、ホンダの最先端技術を結集し、動力性能と運転のしやすさを高い次元で両立させた、新世代のミッドシップスポーツカーNSX。量産車として世界初のオールアルミモノコックボディをはじめとして、エンジン、シャシー、足廻り、シートの構造部材に至るまでアルミ合金を多用し、大幅な軽量化を実現している。搭載エンジンは3L V型6気筒DOHC VTEC。5速マニュアルと4速オートマチックが用意され、MT:280馬力/AT:260馬力と30.0kgmを発生。ABSやトランクションコントロール、エアバッグシステムなど数々の安全装備も採用している。生産にあたっては、高性能・高品質のシビアな条件を充たすため、新たに少量生産の専用工場を栃木に建設。クラフトマンシップをフルに生かす生産システムで、1日25台の規模で生み出される
LEXUS LS400
当時、納車2年待ちといわれ、左ハンドル仕様の逆輸入車を入手。推定約1,000万円。
ACURA NSXとは異なり、LS400はほとんど見掛けなくなってしまいました。当時は左ハンドルの「Lマーク」と言うだけで、さりげなくもかなりのインパクトがありました。
トヨタの新たなフラッグシップカーとしてデビューしたセルシオ(CELSIOR)。エンジン・シャシー等すべてが新しく設計され、世界的トップレベルの静粛性や乗り心地を実現した。全長4995mm×全幅1820mmの4ドアセダンボディは、ウィンドーガラス面とサッシの段差が少なくでき、空力的、デザイン的に有利といわれるプレスドアを採用。エンジンはオールアルミ製4.0L V型8気筒ハイメカツインカム、260ps/36.0kgmを発生する。サスペンションは4輪ダブルウィシュボーンを採用し、4速ATと組み合わされ後輪を駆動する。グレードは上からC、B、A仕様。それにC仕様には、後席を重視したFパッケージを用意する。C仕様は電子制御エアサスペンション、B仕様はピエゾTEMS、A仕様はコイルスプリングのダブルウイッシュボーン形式サスを採用。ボディカラーはトーニングと呼ばれるツートンカラーを豊富に用意する。
いかがでしたでしょうか?
あれから20数年が経ち、景気動向に左右されて適正価格に戻ったと思いきや、価値が下がらない投機対象として、再び脚光を浴びることとなってしまったモデルも少なくありません。
「クルマはあくまで走ってナンボ」のもの。
絵画や骨董品などと同じく投機対象としてではなく、その性能を発揮しつつ、次の世代に受け継いでいって欲しいものです。
あれから20数年が経ち、景気動向に左右されて適正価格に戻ったと思いきや、価値が下がらない投機対象として、再び脚光を浴びることとなってしまったモデルも少なくありません。
「クルマはあくまで走ってナンボ」のもの。
絵画や骨董品などと同じく投機対象としてではなく、その性能を発揮しつつ、次の世代に受け継いでいって欲しいものです。