あぶない刑事
【あぶデカ/あぶない刑事】鷹山・大下に魅せられて | Middle Edge(ミドルエッジ)
1980年代
テレビシリーズが開始
その余勢を駆って、最初の劇場映画『あぶない刑事』が1988年の正月映画として製作・公開。配収15億円のヒットを記録。
1988年夏、劇場映画第2作『またまたあぶない刑事』が公開。同年秋からスタートのテレビ第2作目『もっとあぶない刑事』放送に先駆けるかたちでの公開であった。テレビ第2作目は金曜夜8時枠に時間帯を移して2クール(半年間)放送、それに続くかたちで劇場映画第3作『もっともあぶない刑事』が制作・公開され、この作品をもってシリーズは一旦の区切りとなった。
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1990年代
「リターンズ」そして「フォーエヴァー」へ
本作の成功を足掛かりに舘ひろし・柴田恭兵・浅野温子・仲村トオルの主要キャストはビッグネームの一流俳優に成長しており、そのため各俳優の演技にもお遊び要素が強く見られる他、ミサイルが港署を通過するなどストーリーも破天荒に。
またこれまでのシリーズでの最大の敵組織だった広域暴力団・銀星会が『もっともあぶない刑事』で壊滅したために新たな敵として、カルト犯罪組織が据えられている。さらにロケ地である横浜市中区も、『もっともあぶない刑事』から『あぶない刑事リターンズ』までの間にみなとみらいなどの大規模な再開発事業が行われた結果、国際的な港町から観光スポットへと街の雰囲気が大幅に変わった。
「リターンズ」の一定の成功により、2年後の1998年秋、テレビと映画のメディアミックスによる『あぶない刑事フォーエヴァー』が制作。前編を『TVスペシャル'98』としてテレビ放送し、後編は劇場映画第5作『THE MOVIE』として公開された。
あぶない刑事フォーエヴァー予告.mkv - YouTube
あぶない刑事フォーエバーTHE MOVE銃撃&柴田恭兵の走りシーン - YouTube
2000年代
まだまだ「あぶ刑事」
またしても7年振りに満を持して復活することとなった経緯は、主演の舘及び柴田が前作公開時に「歳月を重ねて渋くなったあぶ刑事を見せたい」と再々結集を約束していたことと言われている。
疾走シーンでは「足がもつれて転ぶことたびたび、歳を感じた」(舘のコメント)という。少年課の課長に出世した真山薫は、ギャグアニメを思わせる過激なコスプレキャラクターへと変貌を遂げ、往年のキャラとは何ら関連性が感じられなくなっている。また公開日である2005年10月は、シリーズ開始20年目突入の節目に当たったため、過去20年分のデータを収めたムック本や、過去の映画作品のサウンドトラックのコンプリートボックスなどが公開時期に併せて発売された。
まだまだあぶない刑事(予告編) - YouTube
2010年代
映画の公開は2016年の正月第二弾興行を予定。
スタイリッシュな台詞回しや都会的なファッション性、コメディ調の演出などを前面に出し、足掛け30年に渡ってテレビシリーズ、劇場映画、テレビスペシャルなど累計80作品以上が製作される人気シリーズとなった。
基本的には一話完結型だが、シリーズの横軸として、広域暴力団「銀星会」との抗争も描かれた。