当時は映画と言えば2本立てが普通だったですね。思い返せば昭和っていい時代ですよねぇ。で、「トラック野郎・熱風5000キロ」とのカップリングは、な、な、なんと、ジャッキー・チェン主演の「ドランクモンキー 酔拳」だったんです。驚きですね。これはシリーズ唯一の洋画とのカップリングでした。
トラック野郎・故郷特急便
1979年12月22日公開、70年代を締めくくるがごとく、いよいよシリーズ最終作がこれです。「トラック野郎・故郷特急便」。シリーズ唯一、石川さゆり、森下愛子のダブルマドンナ作品となっています。
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高知に訪れた桃次郎とジョナサン。体調の異常を訴えたジョナサンは医者に行き、脳溢血の疑いがあると診断される。
コンスタントに10億円以上の配収を上げていたトラック野郎シリーズですが、今作は6億程度だったそうです。原因は併映の「夢一族 ザ・らいばる」があまりにもつまらなかった為という意見が多く見受けられます。真相は分かりかねますが、この営業不振がシリーズ終了の原因の一つになったことは間違いがないようです。しかし、作品自体はとても面白く、楽しめます。
トラック野郎 故郷特急便 告知用
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これで終わりかと思うと残念というか、寂しいですね。トラック野郎は、とても、そして誰にでも楽しめるシリーズだと思います。
最近では全国の名所や祭りなどを取り上げる映画は少なくなっていますから、このシリーズは公開から何十年も経った現在見直すと歴史的資料(大げさか)のような側面もあります。
いやぁ、今の世の中では難しいとは思いますが、またこのような映画が作られることを期待して止みません。
最近では全国の名所や祭りなどを取り上げる映画は少なくなっていますから、このシリーズは公開から何十年も経った現在見直すと歴史的資料(大げさか)のような側面もあります。
いやぁ、今の世の中では難しいとは思いますが、またこのような映画が作られることを期待して止みません。
脚本:中島丈博、松島利昭
出演者:菅原文太、愛川欽也、春川ますみ、石川さゆり、森下愛子、原田大二郎、大坂志郎、玉置宏、大月ウルフ
音楽:木下忠司
撮影:出先哲也
配給:東映
公開:1979年12月22日
上映時間:110分