【ザ・ヒューマノイド哀の惑星レザリア】可愛すぎるアントワネットの魅力まとめ・考察
2021年2月17日 更新

【ザ・ヒューマノイド哀の惑星レザリア】可愛すぎるアントワネットの魅力まとめ・考察

アントワネットの健気ぶりが愛おしい『ザ・ヒューマノイド哀の惑星レザリア』。無機質のようでありながら、主人公・エリックや人間に尽くす活躍に心を打たれますよね。今回の記事では、その本編動画やストーリー・魅力を振り返っていきます。実際に視聴なさったユーザーの評価・口コミも併せてご紹介させていただきます。

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『ザ・ヒューマノイド哀の惑星レザリア』とは?

『ザ・ヒューマノイド哀の惑星レザリア』

『ザ・ヒューマノイド哀の惑星レザリア』

監督:政木伸一
脚本:水出弘一
制作:カナメプロダクション
   東芝EMI
本編:45分
公開:1986年
『ザ・ヒューマノイド 哀の惑星レザリア』(The Humanoid あいのわくせいレザリア)は、1986年3月5日に東映ビデオから発売されたSFオリジナル・ビデオ・アニメ(VHS:TT88-1141HI)。東芝EMI初のオリジナルアニメであり、政木伸一の監督デビュー作品。

『ザ・ヒューマノイド哀の惑星レザリア』の本編動画・ストーリー

人類が宇宙進出した遠い未来―――。地球とメガロス星の人たちが共存する惑星レザリアで、連絡船の乗員をしていたエリックとアーロン。エリックは恋人のシェリーと会えない時間が続き、間もなく再会できることに浮足立っていました。
連絡船は惑星レザリアの大気圏に突入して地球人が住むエリアに向かうも、突然、計器が狂いだし、やむなくジャングルの奥地で緊急着陸せざるを得ない状況に。動かなくなった連絡船を乗り捨て、二人は小型の脱出ポットで目的地に向かうことにしました。
すると、三体の戦闘機が脱出ポットに迫ってきて、訳も分からず、二人は銃撃を受けてしまいます。このままだと撃墜されてしまうと思い、脱出ポットすらも乗り捨て、目的地まで歩くことになります。ようやく二人がワトソン博士の自宅に辿り着くと、そこにいたのはヒューマノイドとして開発されたアントワネットでした。
エリックは恋人シェリーとの再会を果たし、一緒に過ごす久しぶりの時間を楽しんでいました。アントワネットは、エリックとシェリーの幸せぶりを観察しつつ人間の感情を学習します。
その頃、メガロス星の人々が暮らす勢力では、総督であるプラウドを中心に惑星レザリアの古代遺跡を発掘し、そのテクノロジーを利用して自らの野望を実現させようとしていました…

『ザ・ヒューマノイド哀の惑星レザリア』の魅力とは?

作品タイトルからも分かるように、本編の見どころはヒューマノイドとして活躍するアントワネットの在り様に尽きます。外見は人間に模していながらも、そのデザインはメカニカルなもので、女性をモチーフにしていることから色気すら漂っていますよね。
内面的にもコーヒーを淹れるときには細やかな気配りを見せ、人間の生活をサポートするところは、ある種、典型的な大和撫子といった感じです。エリックとシェリーが海水浴を楽しんで場面では、アントワネットも加わっていましたよね。身体が錆びたりしないのかという心配をよそに、ここでは女性らしさを全面に押し出していて、この仕草にハートを鷲掴みにされるユーザーは少なくないでしょう。

とくに恋人同士の時間を満喫している二人の間に割って入るアントワネット。エリックに女性として見られたいアントワネットの深層心理が表れている気がして、シェリーの気持ちを考えると少しソワソワしますよね。
終盤になると家庭的なイメージから一転し、アントワネットはエリックや人間を守ろうと戦うようになります。この二面性も大きな魅力といえるでしょう。
ネタバレにならない範疇でご紹介しますが、自らを犠牲にして、エリックや人間を守ろうとする姿には心を打たれます。ここで考えたいポイントとなってくるのは、エリックや人間ということです。
人間のために自らを犠牲にしてと捉えられますし、その行動はエリックのためだったという見方もできますよね。最後にアントワネットが見せた涙、それが意味するものを考えると少し複雑な気持ちになると思います。

『ザ・ヒューマノイド哀の惑星レザリア』の口コミ

肯定派と否定派のユーザー、それぞれの評価・口コミをピックアップして引用させていただきたいと思います。個人的には名作だと思っていますが、捉え方は人それぞれです。
色々な意見に耳を傾けるべきだと思いますので、ぜひ視聴前・視聴後の参考になさってみてください。

肯定派

イラストレーターの空山基がメインキャラのアンドロイド “アントワネット”をデザイン。80年代、氏のエアブラシで書かれたメタリックなイラストが格好良かったよなー。このメタル感を、コレまた80年代アニメ特有のワカメ影で表現。実に味がある。
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