ヒップホップのトラックメイカー Nujabes(ヌジャベス)
1974年2月7日生まれ。東京都出身。
DJ、ヒップホップのトラックメイカー、音楽プロデューサー。
2010年2月26日深夜、東京都港区で起きた交通事故で逝去。享年36歳。
東京都営霊園にある墓に埋葬された。墓誌には「NUJABES・瀬葉淳」と刻まれている。
DJ、ヒップホップのトラックメイカー、音楽プロデューサー。
2010年2月26日深夜、東京都港区で起きた交通事故で逝去。享年36歳。
東京都営霊園にある墓に埋葬された。墓誌には「NUJABES・瀬葉淳」と刻まれている。
アーティスト名 "nujabes" という特異な名前は、Nujabesのペンネームの「瀬葉淳・セバジュン(淳は本名)」をローマ字表記にしたSEBAJUNを逆から読んだものである。
via varitopi.com
1995年から渋谷を拠点に音楽活動を開始!
1995年から2010年にかけて東京渋谷を拠点に、幅広い音楽活動を展開していたNujabes(ヌジャベス)。
1995年7月、まだ21歳の学生時に、渋谷宇田川町の一番奥まった古ビルにレコード店「GUINNESS RECORDS(ギネスレコード)」を開店させる。世界中の良い音楽をどこよりも安価で提供、音楽愛好家やミュージシャンに交流の場を提供していた。
同じく渋谷で店舗を構えるレコード店のManhattan(マンハッタン)やCisco(シスコ)とも異なる品揃えで、まさに通好みの店舗であった。
立地条件はあまり良いとは言えないながらも、人気を獲得。また、その空間内に置かれた家具などのセンスの良さは多くの人々に愛された。
後に「Tribe」というレコード店も開店させた。
1995年7月、まだ21歳の学生時に、渋谷宇田川町の一番奥まった古ビルにレコード店「GUINNESS RECORDS(ギネスレコード)」を開店させる。世界中の良い音楽をどこよりも安価で提供、音楽愛好家やミュージシャンに交流の場を提供していた。
同じく渋谷で店舗を構えるレコード店のManhattan(マンハッタン)やCisco(シスコ)とも異なる品揃えで、まさに通好みの店舗であった。
立地条件はあまり良いとは言えないながらも、人気を獲得。また、その空間内に置かれた家具などのセンスの良さは多くの人々に愛された。
後に「Tribe」というレコード店も開店させた。
1999年3月には渋谷神南に「Park Avenue Studios(パークアべニュー・スタジオ)」を設立した。
後にインディペンデントレーベルとして人気を博す<Hydeout Productions>を主宰。
独自の音楽感に基づく、流麗華麗な楽曲を作り上げていった。国内外のミュージシャンとのコラボによる12インチレーコード50数枚の制作などをこなした。
後にインディペンデントレーベルとして人気を博す<Hydeout Productions>を主宰。
独自の音楽感に基づく、流麗華麗な楽曲を作り上げていった。国内外のミュージシャンとのコラボによる12インチレーコード50数枚の制作などをこなした。
日本のヒップホップシーンにJazzy Hip Hop(ジャジーヒップホップ)を根付かせた
MPCなどを用いた打ち込み主体の音作りであるが、その音色は柔らかく、独特なグルーヴ感(高揚感)を与えてくれた。
そのイージーリスニング・チルアウトとも言える曲は、音により豊かな色彩を想起させるような温かく、深みのある音色だった。
Nujabes(ヌジャベス)の音楽は一世を風靡し、日本のみならず、海外にもファンが生まれた。
2004年にはコムデギャルソンのパリでのファッションショーで音楽ディレクターを務めるなど、海外でも活躍した。
そのイージーリスニング・チルアウトとも言える曲は、音により豊かな色彩を想起させるような温かく、深みのある音色だった。
Nujabes(ヌジャベス)の音楽は一世を風靡し、日本のみならず、海外にもファンが生まれた。
2004年にはコムデギャルソンのパリでのファッションショーで音楽ディレクターを務めるなど、海外でも活躍した。
Nujabes - Metaphorical Music (Full Album)
via www.youtube.com
Nujabes(ヌジャベス)の音楽は、『JAZZY HIP HOP』(ジャジーヒップホップ)とも呼ばれ、「ジャズ」と「ヒップホップ」をミックスしたような音楽だった。
彼の作品にはFunky DLやFive Deezなど、海外のラッパーも名を連ねた。
近年ではテニスの錦織圭選手がヌジャベスのLuv (sic.)シリーズが好きと公言し、話題となった。ちなみに特に好きな曲は「Luv(sic)Part4」だそうだ。
彼の作品にはFunky DLやFive Deezなど、海外のラッパーも名を連ねた。
近年ではテニスの錦織圭選手がヌジャベスのLuv (sic.)シリーズが好きと公言し、話題となった。ちなみに特に好きな曲は「Luv(sic)Part4」だそうだ。
via www.j-cast.com
「ぼくの好きなのは『Nujabes』(ヌジャベス)っていう、もう亡くなられた方なんですけど、ラップの曲が結構好きです。(特に好きなのは)『Luv(sic)』(ラブシック)っていうラップ調の曲です。(聞いて)気持ちを高めたりリラックスしたりしています」
大人気!!Luv (sic.)(ラブシック)シリーズ
Nujabes(ヌジャベス)とラッパー・Shing02(シンゴツー)のコンビが2000年から制作し続けたシリーズ『Luv (sic.)』(ラブシック)。
Nujabes(ヌジャベス)の儚い音に、愛を歌ったリリック(歌詞)が重なる。Shing02(シンゴツー)が「音楽の女神に宛てて」書いた手紙、それが「Luv(sic)=ラブシック」である。
音楽叙情詩とも称される本シリーズ。
Part1とPart2は当時アナログ(レコード)のみでの発売だった。
2010年にNujabes(ヌジャベス)が急逝してから、Part4からGrand Finaleまでの後半の三部作は「出会い」から「別れ」を経てたどり着く「再生」をテーマに描かれた。
Nujabes(ヌジャベス)の儚い音に、愛を歌ったリリック(歌詞)が重なる。Shing02(シンゴツー)が「音楽の女神に宛てて」書いた手紙、それが「Luv(sic)=ラブシック」である。
音楽叙情詩とも称される本シリーズ。
Part1とPart2は当時アナログ(レコード)のみでの発売だった。
2010年にNujabes(ヌジャベス)が急逝してから、Part4からGrand Finaleまでの後半の三部作は「出会い」から「別れ」を経てたどり着く「再生」をテーマに描かれた。