ウッチャンナンチャンの誰かがやらねば!が放送開始した理由
「とんねるずのみなさんのおかげでした」が本日最終回で世間がざわついていますが…おかげですが一時休止した1990年4月19日〜同年9月20日までの同時間帯で「ウッチャンナンチャンの誰かがやらねば!」で当時若手ながらとんねるずが番組再開するまで見事に繋ぎきったウンナンの功績を忘れてはいけない… pic.twitter.com/Tz5KVFp0dq
— スグル (@kingsuguru96) March 22, 2018
バラエティーで半年、となると打ち切り??と思ってしまうかもしれませんが、この番組ははじめから半年限定だったのです。
元々、木曜21時に放送されていたのは「とんねるずのみなさんのおかげです」です。ですが、とんねるずの2人がドラマ「火の用心」に出演することになり、半年間の間バラエティーを休んでドラマの撮影に集中することになったのです。
その間誰が番組をやる?ということで白羽の矢が立ったのがウッチャンナンチャンだったんですね。タイトルの「誰かがやらねば!」は本当に文字通りの意味だったんですね。
この番組でウッチャンナンチャンの人気は急上昇しました。
秋のFNS番組対抗の特番で共演し、とんねるずが「ウッチャンナンチャンの2人には迷惑かけましたぁ!」開口一番に言ったことでも話題になりました。憮然とした口調だったのが印象的だったんですよね。今だったらネットで叩かれそうですが・・・。
その後「とんねるずのみなさんのおかげです」の再開予告CMの後には「ウッチャンナンチャンさん、ありがとうございました」ときちんと感謝を述べられていました。
人気コーナーもたくさん誕生!
「誰かがやらねば」
— mukasi-tukiyo (@mukasi_tukiyo) April 26, 2018
私がこの番組を見ていて、本当に大好きだったのは
「ナンチャンを探せ」の時、出演者のみんなが実際にテレビの前に
集まるところ。
きっとこの番組を見てる視聴者のお茶の間も、この時
同じようになっていたんじゃないだろうか。
テレビの中の人達と気持ちがシンクロする瞬間。 pic.twitter.com/OuIRfdYB8b
人気コーナーも数々登場しています。
ナンチャンをさがせ!
いまだに「ナンチャンをさがせ!」のあのイントネーションが頭に残っていてつい使ってしまいます。
今でも「世界の果てまでイッテQ!」の「珍獣ハンターイモト」のオープニングで「イモトを探せ」として引き継がれていますね。ウッチャンナンチャンつながりですが、局を超えて同じ企画をやっていますね。
トラブルコップ
毎回内村さん、南原さんが色々なキャラに扮して登場します。南原さんの原始ギャルなど、記憶に残っています。原始ギャルは「原始ギャル対テルース・リー」というスピンオフドラマまで生まれていました。
内村さんは毎回殉職する週替わりキャラを演じていました。ここから後番組の人気キャラクターの元となるキャラも生まれています。「食いしん坊・満腹・食べ過ぎ」3兄弟は満腹太(まんぷくふとる)の元ネタ。阿蘇山燃太郎、桜島怒漢などは九州男児の元になっています。さらに、最終回にはあの「マモー」も登場しています。
このドラマは毎回最後に放送されていて、そのあとCMに入っています。
映画のパロディ
南原さんは「エルム街の13日の金曜日」でフレディ・クルーガーを演じたり、前田美波里さんによる「ビバリーヒルズ・コップ」、雨男の苦悩を描いた「レインマン」などもありましたね。
放送終了後は、曜日を変えて新番組に!
#今日は何の日
— たまお (@cherrytamax) October 13, 2021
【1990年10月13日(土)】
「ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!」放送開始日 pic.twitter.com/8iPtajDAnN
「誰かがやらねば!」からの人気コーナーを引き継いで放送されていました。
人気番組だったのですが、1993年6月に、人気コーナー「やるやらクエストII」を撮影中、ゲストのた香港のロックバンドBEYONDの黄家駒(ウォン・カークイ)が足を滑らせて転落。その後6月30日に亡くなってしまいました。
6月26日には通常通りの放送があったのですが、この事故を受け番組は打ち切りに。26日の放送が事実上最終回となってしまったのです。人気番組でしたが最後はこんな終わり方になってしまったんですね。残念です。