はじめに
推理作家の山村美紗の作品である「葬儀屋社長石原明子シリーズ」を原作とした2時間ドラマ「赤い霊柩車シリーズ」。1992年から始まったシリーズドラマですが、2023年に30周年を記念した「赤い霊柩車 FINAL~弔の京人形~」を39作品目とし、幕を下ろすことに。
毎回シリーズのオープニングでは、京都市右京区嵯峨鳥居本化野町にある化野念仏寺の西院の河原に、着物姿の片平なぎさが立ち、葬儀の問題について語りかけます。そこに大村崑と山村紅葉による寸劇が入り、再び片平なぎさへと画面が戻ったところで、お決まりの「葬儀のご用命は、石原葬儀社へ」というセリフでドラマが始まります。このオープニングの大村崑と山村紅葉の寸劇は、まるで夫婦漫才のようで楽しみの一つでもあります。
舞台は京都にある石原葬儀社。先代の社長の遺言を守るべく、奮闘する専務・秋山隆男が今日も仕事に精を出しています。社長の石原明子や事務員の内田好恵ほか、社員はそんな彼に振り回されつつ仕事をこなしていく日々。葬儀とあらば何でも受けてしまう秋山のお陰で、事件がらみの葬儀までも…。
それでは、石原明子を取り巻くキャストをご紹介したいと思います。
毎回シリーズのオープニングでは、京都市右京区嵯峨鳥居本化野町にある化野念仏寺の西院の河原に、着物姿の片平なぎさが立ち、葬儀の問題について語りかけます。そこに大村崑と山村紅葉による寸劇が入り、再び片平なぎさへと画面が戻ったところで、お決まりの「葬儀のご用命は、石原葬儀社へ」というセリフでドラマが始まります。このオープニングの大村崑と山村紅葉の寸劇は、まるで夫婦漫才のようで楽しみの一つでもあります。
舞台は京都にある石原葬儀社。先代の社長の遺言を守るべく、奮闘する専務・秋山隆男が今日も仕事に精を出しています。社長の石原明子や事務員の内田好恵ほか、社員はそんな彼に振り回されつつ仕事をこなしていく日々。葬儀とあらば何でも受けてしまう秋山のお陰で、事件がらみの葬儀までも…。
それでは、石原明子を取り巻くキャストをご紹介したいと思います。
石原葬儀社・社長 石原明子
シリーズの主人公である石原葬儀社社長。初代石原葬儀社社長の長女で東京生まれ。
婚約者の黒沢春彦とは東京で出会ったのですが、明子の石原葬儀社は京都にあるため遠距離恋愛中。度々、監視の厳しい秋山の目を盗んで仕事をすっぽかしてデートをしています。
ジャーナリストになりたかった明子は、毎回殺人事件に首を突っ込み、その推理力や着眼点の鋭さから京都府警で「葬儀屋探偵」と呼ばれて認知されています。明子の住まいは「ベルメゾン洛南」203号室。毎回必ず出てくるマンションです。演者は片平なぎさ。
婚約者の黒沢春彦とは東京で出会ったのですが、明子の石原葬儀社は京都にあるため遠距離恋愛中。度々、監視の厳しい秋山の目を盗んで仕事をすっぽかしてデートをしています。
ジャーナリストになりたかった明子は、毎回殺人事件に首を突っ込み、その推理力や着眼点の鋭さから京都府警で「葬儀屋探偵」と呼ばれて認知されています。明子の住まいは「ベルメゾン洛南」203号室。毎回必ず出てくるマンションです。演者は片平なぎさ。
赤い霊柩車シリーズより 貴重な片平なぎささんのパンチシーン🤜(必殺明子パンチ)
via www.youtube.com
石原葬儀社・先代 石原宗之助
片平なぎさ演じる石原明子の父であり、石原葬儀社の先代社長です。第36作と第37作のみの出演です。演者は加門良です。第36作で初めて名前が判明し、第37作では写真のみの登場となっています。
※第36作 「憶隠の誤算 ~京都小犬土鈴殺人事件~」 2016年放送
第37作 「猫を抱いた死体」 2018年放送
※第36作 「憶隠の誤算 ~京都小犬土鈴殺人事件~」 2016年放送
第37作 「猫を抱いた死体」 2018年放送
俳優の加門良さんの芸名の由来が、調べたけどわかりませんでした。やっぱり「悪魔〜」からとったのでしょうか❓ 加門さん、ずっとマクドナルドのドナルドの声を担当していたそうです🍔 pic.twitter.com/vNwGSe6MzG
— diane xxxx (@diane52794901) March 31, 2020
演歌歌手の加門亮さんと俳優の加門良さんがいらっしゃいますが、石原明子の父親役は俳優の加門「良」さんです。
石原葬儀社・専務・1級葬祭ディレクター 秋山隆男
石原葬儀社の専務。生粋の関西人でバツイチ。彼がいなければ石原葬儀社はまわりません。
葬儀が生きがいとなってしまっている彼は、第7作で「1級葬祭ディレクター」を取得し、度々1級であることをアピールするシーンが出てきます。
それこれも先代に拾ってもらった恩を感じ、明子が受け継いだ石原葬儀社を繁盛させることに強い使命感を持っているからこそなのです。肝心の社長・明子が葬儀そっちのけで探偵ごっこに熱を入れ、事務の良恵は茶菓子ばかり食べている始末。
二人が仕事に専念してくれないためにいつも気苦労が絶えないのでした。そんな二人のことを「明子(あっこ)はん」、「好恵」と呼んでいます。当の二人が何かを企んでいるときに秋山の噂話をすると、秋山がくしゃみをするというのがお決まりです。演者は 大村崑。
※第7作 「双子の棺」 1997年放送
葬儀が生きがいとなってしまっている彼は、第7作で「1級葬祭ディレクター」を取得し、度々1級であることをアピールするシーンが出てきます。
それこれも先代に拾ってもらった恩を感じ、明子が受け継いだ石原葬儀社を繁盛させることに強い使命感を持っているからこそなのです。肝心の社長・明子が葬儀そっちのけで探偵ごっこに熱を入れ、事務の良恵は茶菓子ばかり食べている始末。
二人が仕事に専念してくれないためにいつも気苦労が絶えないのでした。そんな二人のことを「明子(あっこ)はん」、「好恵」と呼んでいます。当の二人が何かを企んでいるときに秋山の噂話をすると、秋山がくしゃみをするというのがお決まりです。演者は 大村崑。
※第7作 「双子の棺」 1997年放送
via ja.wikipedia.org
石原葬儀社・事務員 内田良恵
石原葬儀社の事務員。
仕事はできるのですが、いつも営業などすることなく事務所で茶菓子を食べてダラダラしています。思い付きで何かを始めるのがお決まりですが、どれも身になりません。
毎回秋山に「仕事せぇ」「ちゃっちゃと動かんか」などと尻を叩かれ、挙げ句は「邪魔や!!」と厄介者扱いされる始末。そんな好恵ですが、時には秋山にキツーい一言を浴びせて泣かせることも。
社長の明子を「明子さん」と呼ぶほど慕っており、明子と春彦の恋を応援しています。ですが、非常に口が軽いので、秋山の耳に全て入ってしまいます。演者は山村紅葉。山村美紗の作品には必ず娘の山村紅葉が登場します。
仕事はできるのですが、いつも営業などすることなく事務所で茶菓子を食べてダラダラしています。思い付きで何かを始めるのがお決まりですが、どれも身になりません。
毎回秋山に「仕事せぇ」「ちゃっちゃと動かんか」などと尻を叩かれ、挙げ句は「邪魔や!!」と厄介者扱いされる始末。そんな好恵ですが、時には秋山にキツーい一言を浴びせて泣かせることも。
社長の明子を「明子さん」と呼ぶほど慕っており、明子と春彦の恋を応援しています。ですが、非常に口が軽いので、秋山の耳に全て入ってしまいます。演者は山村紅葉。山村美紗の作品には必ず娘の山村紅葉が登場します。
山村紅葉、“サスペンスドラマの裏女王”が海外ドラマ吹き替え初挑戦 「ブラックリスト」で悪役
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石原明子の婚約者 黒沢春彦
石原明子の婚約者で、医師で東都医科大学の准教授です。
現在東京と京都の遠距離恋愛中。明子からは「春彦さん」と呼ばれています。
料理が得意で、明子のマンションで、フリフリのエプロンを付けて料理を振舞うというのがお決まり。春彦のフリフリエプロン姿が滑稽なのですが、そこには全く触れずに事件についての話が進むところがまた面白いのです。
当初は何かと殺人事件に首を突っ込む明子のブレーキ役でしたが、春彦もすっかり「探偵ごっこ」が好きになってしまいました。春彦は医師仲間に顔が利き、事件解決のヒントになることもあります。演者は、第1作・ 美木良介、第2作・国広富之、そして第3作から神田正輝となっています。
現在東京と京都の遠距離恋愛中。明子からは「春彦さん」と呼ばれています。
料理が得意で、明子のマンションで、フリフリのエプロンを付けて料理を振舞うというのがお決まり。春彦のフリフリエプロン姿が滑稽なのですが、そこには全く触れずに事件についての話が進むところがまた面白いのです。
当初は何かと殺人事件に首を突っ込む明子のブレーキ役でしたが、春彦もすっかり「探偵ごっこ」が好きになってしまいました。春彦は医師仲間に顔が利き、事件解決のヒントになることもあります。演者は、第1作・ 美木良介、第2作・国広富之、そして第3作から神田正輝となっています。
赤い霊柩車シリーズより 春彦さんの本業集①
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京都府警察本部・警部 狩矢荘助
京都府警察本部刑事部捜査一課の刑事で、階級は警部。クールで悪は絶対に逃がさないタイプ。
必ず明子たちが絡む事件に現れ、「事件性あり」と判断した死亡事件には葬儀にも顔を出す程の現場主義です。
明子の推理力や観察力・着眼点に一目置いており、事件解決にヒントを得ています。常に落ち着いた狩矢警部ですが、時々明子と春彦を冷やかすことがあります。演者は若林豪。
余談ですが、狩矢警部は山村美紗の作品にほぼ登場しています。また狩矢警部を主人公とした「狩矢警部シリーズ」「狩矢父娘シリーズ」が2005年から2015年までになどドラマ化されています。狩矢警部シリーズは船越英一郎、狩矢父娘シリーズは田村亮が狩矢荘助です。
必ず明子たちが絡む事件に現れ、「事件性あり」と判断した死亡事件には葬儀にも顔を出す程の現場主義です。
明子の推理力や観察力・着眼点に一目置いており、事件解決にヒントを得ています。常に落ち着いた狩矢警部ですが、時々明子と春彦を冷やかすことがあります。演者は若林豪。
余談ですが、狩矢警部は山村美紗の作品にほぼ登場しています。また狩矢警部を主人公とした「狩矢警部シリーズ」「狩矢父娘シリーズ」が2005年から2015年までになどドラマ化されています。狩矢警部シリーズは船越英一郎、狩矢父娘シリーズは田村亮が狩矢荘助です。
1979-1992 若林豪CM集 with Soikll5
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