「いつか好きだと言って」はいつ放送されていた?
「いつか好きだと言って」の前は「デパート!秋物語」、後は「さくらももこランド 谷口六三商店」でした。
「いつか好きだと言って」はDVDなどのソフト化がされていません。現在のところ配信もされていないので再放送か配信を待つしかないですね。
「いつか好きだと言って」のキャストとスタッフ
キャスト
佐伯流星:本木雅弘
永井美鈴:鈴木京香
中沢岬:つみきみほ
木田智彦:鶴見辰吾
霧島達夫:勝俣州和
本橋聖子:大塚寧々
林孝之:六平直政
田所修平:田口浩正
石井隆介:高知東急
野中道彦:若林謙(一雫ライオン)
佐伯静香:松原千明
中沢耕作:竹中直人
柚木源史郎:西村晃
他にも大塚寧々さん、六平直政さん、田口浩正さん、竹中直人さんなども出演されていて豪華ですよね。
脚本は石原武龍さん
1980年代後半から1990年代前半にかけて特に活躍されていた脚本家さんです。同じ時間帯で放送されていた「デパート!夏物語」、「デパート!秋物語」も担当されていました。
他にも「ツインズ教師」、「ストーカー・誘う女」、「略奪愛・アブない女」、「伝説の教師」、「おみやさん」シリーズ、「ハンチョウ〜神南署安積班〜」シリーズ、「温泉へ行こう!」シリーズなど人気ドラマを数々手掛けているんですよ。
オープニングテーマは渡辺美里さん!
このドラマはオープニングテーマだけでなく、エンディングテーマもあります。今のドラマは主題歌は1曲なのでエンディングテーマが別の曲というだけで時代を感じます(笑)
エンディングテーマは高橋則子さんの「いつか好きだと言って」というドラマと同じタイトルの楽曲です。
[PV]いつか好きだと言って 高橋則子
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本木雅弘さん演じる主人公は「キッズワールド」という日本有数のおもちゃメーカーに勤めている設定。この設定を生かしてタカラがスポンサーになっているんですよ。当時は一部上場したばかりだったのでイメージアップを狙っていたのでしょう。
現在だったら実際の社名をドラマで使用しているケースもありますが、このドラマでは「タカラ」の名前は出てきません。「キッズワールド」という社名からタカラは想像しにくいのでもう少し似た名前だったらよかったような気もしますね。
ちなみにロケ地は東京都港区です。
「いつか好きだと言って」のあらすじ
駅伝を通して男たちは友情を深めて成長していきます。
鶴見慎吾さん演じる霧島達夫は佐伯の上司でライバル。敏腕営業マンでした。この霧島と鈴木京香さん演じる永井美鈴と付き合っているのですが、佐伯は美鈴を好きになってしまいます。彼氏がいることは分かっているし、立場の違いも分かっているんですが、佐伯は猛烈にアタックしていくんですね。そして美鈴の心も揺れ動きます。
一方、つみきみほさん演じる中沢岬は佐伯の幼馴染。ずっと佐伯のことが好きでした。岬の方に感情移入してみていた方も多いと思います。
佐伯は最終回で岬に「ずっと好きだったよ」というんです。え、好きだったのは美鈴じゃないの??と思うのですが、ずっと大切に思っていたよ、という意味なんですかね。
タイトルの「いつか好きだと言って」というのも岬の立場から考えるとしっくりくるんですよね。
最近のドラマはハッピーエンドのものがほとんどですが、昔はバッドエンドだったり、大どんでん返しで終わったり、はっきり結末を描かず視聴者にゆだねるような作品も多かったですよね。ですから昔の方がドラマを見てドキドキすることが多かったです。「いつか好きだと言って」もそんなドラマの1つだったと思います。
ですがこのドラマ、おもちゃ、駅伝、そして恋愛とちょっと要素を詰め込みすぎという感じもします。駅伝と恋愛がメインなのでおもちゃはちょっと影が薄いなと感じますね。
とはいえ、大人になって見て見るとまた違う感想を抱くかもしれません。私も記憶があいまいな部分もあるのでいつか配信や再放送でまたみられる日が来るといいな、と思います。