トレンディ御三家の1人!一世を風靡した加勢大周さんの出演ドラマまとめ
2023年2月13日 更新

トレンディ御三家の1人!一世を風靡した加勢大周さんの出演ドラマまとめ

吉田栄作さん、織田裕二さんと共にトレンディ御三家とも呼ばれた加勢大周さん。絶頂期の人気はすごかったですよね。加勢大周さんの出演ドラマをまとめました。

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テレビドラマデビューまで

加勢大周は高校卒業後、桑田佳祐さん監督の映画『稲村ジェーン』のオーディションを受けに行き、合格し主役に抜擢されます。1990年に映画公開され、俳優、芸能界デビューとなります。話題の映画出演、名前のインパクトもあり、一気にブレイクしましたよね。

同じ年に「はいすくーる落書2」でドラマデビューしています。

1991年には浅野ゆう子さん主演の『学校へ行こう! LET'S GO TO SCHOOL』に出演。女子生徒や職員に人気のイケメン先生役でした。この時まだ22歳だったんですね。

「トレンディ御三家」といわれているものの、ザ・トレンディドラマというドラマには実は出演していません。「平成御三家」といわれることもあるのでそちらの方がしっくりくる気もします。

「ADブギ」

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1991年には「ADブギ」でドラマ初主演を果たしています。「ADブギ」は遊川和彦さん脚本の「予備校ブギ」「ママハハブギ」に続くブギ三部作の三作目です。

タイトルの通り、ADをテーマにしたドラマ。加勢さんはドラマ制作会社に入社したての新米AD久堂和繁を演じています。先輩ADはチーフADの杉田巧が浜田雅功さん。セカンドADの藤井貴之を的場浩司さんが演じています。AD役の三人を主役級に描いていましたね。「きついきたないきけん」という3KであるADの仕事にスポットを当てています。

久堂は先輩にしごかれながらも「絶対にやめない」と宣言し、ADとして成長していきます。一方デザイナー志望の遠山久美(浅香唯さん)に惹かれていくという恋愛模様も描かれています。物語の本筋は恋愛でしたね。

「ポールポジション!愛しき人へ…」

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1992年には「ポールポジション!愛しき人へ…」で主演を務めます。どんどんドラマに出て行くのではなく、連ドラは年に1回ほどで主役で登場するというスタンスでしたね。

「ポールポジション!愛しき人へ…」は橋本以蔵さんの同名小説を原作にしたドラマで脚本も橋本さんが担当しています。F3の世界を描いたドラマで、加勢さんは羽仁 敬一と竜二という双子の兄弟を一人二役で演じています。

羽仁 敬一はF3のレーサーなのですが成績不振に陥っていました。恋人に愛想をつかされるのではないかという不安もあり、レースで無謀な挑戦をし、結果事故で亡くなってしまいます。1話のラストで敬一が亡くなり、二話からは竜二が主人公になります。

兄の意思を引き継ぎ、F3レーサーになるのですが、兄の死がトラウマになっているという青年でした。

レースをテーマにしたドラマですが、敬一の恋人・羽仁 敬一(森尾由美さん)や竜二とは友達以上恋人未満の関係の藤岡 珠美(田中律子さん)、敬一と竜二の妹加奈(高岡早紀さん)と3人の女性のトラブルも発生します。

珍しい代々のドラマでしたよね。ファッションなども豪華で話題になりました。

「さくらももこランド 谷口六三商店」

1993年にはさくらももこさんが脚本を手掛けたドラマ「さくらももこランド・谷口六三商店」で主演を務めます。

老舗の煎餅店「谷口六三商店」を舞台にしたホームコメディ。六三と妻、そして息子夫婦とその子供たちが住む7人家族。加勢さんは六三の孫の谷口真一を演じています三

真一は広告代理店に勤めるサラリーマン。ある日インド人のサビィ・プラカーシュ(鷲尾いさ子さん)を嫁にしたいと連れてきます。最初は家族はびっくりして反対する人もいたのですが何とか説得して結婚。

それでもちゃらんぽらんな谷口家の人々に、異国の嫁ということで様々なトラブルが巻き起こるというストーリーでした。

「人間・失格〜たとえばぼくが死んだら」

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加勢大周さんといえば思い出すのが芸名問題ですよね。ちょうど1993年7月に「新加勢大周」として坂本一生さんがデビュー。その後問題は落ち着いたものの、加勢さんはトラブルの人というイメージがついてしまったかもしれません。

騒動が落ち着いた1994年には「人間・失格〜たとえばぼくが死んだら」に出演。この頃から主演ではなく端役で出演することも増えてきました。

このドラマでは新見 悦男という教師を演じています。表向きは正義感が強く爽やかな青年だったのですが、実は同性愛者で影山 留加(堂本光一)さんに思いを寄せていて、留加が大場誠(堂本剛さん)と仲良くなっていくことに嫉妬して嫌がらせをエスカレートさせたという黒幕でした。

生徒を操ったり、刺激的な写真を撮るのが趣味の盗撮魔だったりはっきりいって気持ちが悪い役でした。「加勢大周にこんなの演じさせていいの?」と思った記憶があります。ですがこの役がきっかけで演技の幅は広がったことでしょうね。

「毎度おジャマしまぁす」

1995年には、『毎度おジャマしまぁす』に出演。主演は松雪泰子さん。

前年に『毎度ゴメンなさぁい』という作品が放送され、その続編です。といってもヒロインの名前が同じだけでパラレルワールドのお話ですね。

松雪さん演じる沢野桜は、ミラノに留学していたのですが、兄が怪我をしたという知らせを受けて日本へ帰国。実は怪我というのは嘘で兄は自分の子供と借金を桜に押し付けて逃げてしまったのでした。

桜は甥っ子姪っ子の面倒を見ながらお好み焼き屋を開店。隣の手作り家具屋の鶴田三兄弟とドタバタと喧嘩ばかりしているというラブコメディでした。

加勢さんはエアロビの先生で毎回ウェア姿で登場していましたね。

数々のドラマに出演してい加勢さんですが、2008年に覚せい剤および麻薬取締法違反で逮捕され、芸能界を引退しています。DVD化されていない作品もありますが、DVD化、配信は難しそうですよね。
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