『小公女セーラ』 あらすじ
資産家の父の元、インドで何不自由なく暮らしていたセーラは、貴婦人の素養を身に着けるため、父の故郷であるロンドンにある寄宿学校、ミンチン学院に入学することになった。
ミンチン学院長と学院の代表生徒であるラビニアは、セーラの恵まれた境遇と品格の高さを妬み、嫉妬する。
セーラの11歳の誕生パーティーの最中に、セーラの父の破産と死の一報がもたらされ、セーラの身分は特待生から使用人に転落する。それからというもの、ミンチン学院長とラビニアらによるいじめは更にエスカレートし、ますますあからさまなものになっていった。
ある日、学院の隣にインドから一人の紳士が越してくる。それから間もなく、過酷な生活に耐えるセーラの住む屋根裏部屋に、豪華な食事や暖かい毛布が届けられるようになった。しかし、それさえも学院長らに見つかって、取り上げられてしまうのだ。
セーラはある日、放火犯の疑いをかけられ、学院を出て貧しい生活をするのだが、後に衝撃の真実が明らかになり、セーラはダイヤモンドプリンセスとして見事に返り咲くのだった。
ミンチン学院長と学院の代表生徒であるラビニアは、セーラの恵まれた境遇と品格の高さを妬み、嫉妬する。
セーラの11歳の誕生パーティーの最中に、セーラの父の破産と死の一報がもたらされ、セーラの身分は特待生から使用人に転落する。それからというもの、ミンチン学院長とラビニアらによるいじめは更にエスカレートし、ますますあからさまなものになっていった。
ある日、学院の隣にインドから一人の紳士が越してくる。それから間もなく、過酷な生活に耐えるセーラの住む屋根裏部屋に、豪華な食事や暖かい毛布が届けられるようになった。しかし、それさえも学院長らに見つかって、取り上げられてしまうのだ。
セーラはある日、放火犯の疑いをかけられ、学院を出て貧しい生活をするのだが、後に衝撃の真実が明らかになり、セーラはダイヤモンドプリンセスとして見事に返り咲くのだった。
『小公女セーラ』 アニメ概要
『小公女セーラ』(しょうこうじょセーラ)は、フジテレビ系列の「ハウス世界名作劇場」枠で放送されたテレビアニメ。放映期間は1985年1月6日から同年12月29日で全46話。
昭和60年度厚生省児童福祉文化奨励賞、
昭和60年度文化庁子供向TV用優秀映画賞受賞。
英語表題は"A Little Princess Sara"。表題の『小公女』には『プリンセス』というルビがふってあるため『プリンセス・セーラ』とも呼称される。
初回放送の平均視聴率は16.3%、最高視聴率は1985年12月29日放送(最終話)の27.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。
主な登場人物
本作の主人公で10歳(作中で11歳の誕生日を迎える)。
当時、英領であったインドの出身。国籍は父同様にイギリスだが、母親がフランス人だったため、ミンチン学院の年少組のフランス語講座の指導者としての力量を持つほどにフランス語が堪能である。
趣味は読書で、自分の状況をさまざまなシチュエーションに当てはめて想像するのが得意。頭脳明晰で心優しく、感情豊かな少女であるが、育ちの良さゆえに世間知らずで脆い面もある。
想像を絶する環境に置かれてからも厳しい現実を冷静に受け止め、矜持を保ち続けて、プリンセスとしての資質を見極めることのできる心ある支持者や境遇を知りうる者から常に支えられ、励まされ、辛い境遇にも決して屈することはなかった。
学院の生徒の一人。華やかな霧囲気を持つ大人びた13歳(作中で14歳の誕生日を迎える)の美少女。
アメリカの石油王の娘でプライドが高いが、田舎出の成金であることを引け目に感じ、さらに代表生徒の座を降ろされ、セーラが代表生徒になったことを強く恨んでいた。セーラが父を失いメイドの身分になったあとは代表生徒に復帰する。
取り巻きのジェシーやガートルードを従えて、セーラや彼女に味方する生徒達(主にアーメンガードやロッティ)に壮絶ないじめを繰り返す。
セーラが使用していた特別室を部屋を譲り受けた際、セーラを専用メイドにしようとしたが、セーラの身の上を知った父親に平手打ちを喰らって果たせず、人目を憚らずに号泣した。
ミンチン学院の経営者。10歳前後で両親を失い、小さなアメリアを連れて、叔母の家で働きながら慈善学校を卒業。
住み込みの家庭教師などを経て現在の学院設立までこぎつけたという苦労人である(第40話でアメリアにより語られる)という経歴からか、金銭に対する執着が極めて強く、第23話では市長夫人に学院の経営の為の慈善援助を求める手紙を出している。
強欲かつ頑固な性格で、資産家だった頃からセーラに好意を持っておらず、父を亡くし、学費が払えなくなると食事もろくに与えず、奴隷さながらに無給でこき使う。セーラがダイヤモンド・プリンセスとして返り咲くと、自身のプライドと威厳を完膚なきまでに叩きのめされ、狂ったように号泣し、自ら犯した愚行に対して大きな後悔と贖罪を背負うことになる。
学院の使用人。貧しい実家を支えるため、田舎からロンドンに出てきて、ミンチン学院で働く。
学院では辛い目にあうが、セーラの優しさに触れて感動し、セーラがどのような境遇にあっても「お嬢様」と呼んで心から慕い、支え続ける。後にクリスフォード邸に引き取られ、ダイヤモンド・プリンセスに返り咲いたセーラの専属のメイドとして仕えることになる。
ぽっちゃりした少女。おとなしく内気だが、とても優しい性格。
勉強が不得意で、フランス語は特に苦手。寝坊や遅刻が多い。
ラビニア達にいじめられていた時、セーラにかばってもらったことがきっかけでセーラの親友となる。
セーラが使用人の身分になった後も、親友として心配し同情しているのだが、気が弱いためなかなか行動に移せない。
via affvictory7.net
セーラの専用馬車の御者。怪我をした父親に代わってセーラの専用馬車の御者として学院に赴く。ミンチン院長は子供の御者に難色を示すが、セーラの機転のおかげで御者として働けるようになった。セーラが使用人の身の上になってからは解雇され、以前働いていた市場に戻った。使用人になったセーラをベッキー同様に態度を変えずに心から慕っており、何かと力になって支え続けていた。明るく屈託のない性格で、かつ礼儀や常識をわきまえているため、下町では幅広い人脈を持つ。
小公女セーラ オープニングテーマ
「花のささやき」
作詞 - なかにし礼 / 作曲 - 森田公一 / 編曲 - 服部克久
歌 - 下成佐登子
作詞 - なかにし礼 / 作曲 - 森田公一 / 編曲 - 服部克久
歌 - 下成佐登子
via www.youtube.com
小公女セーラ エンディングテーマ
「ひまわり」
作詞 - なかにし礼 / 作曲 - 森田公一 / 編曲 - 服部克久
歌 - 下成佐登子
作詞 - なかにし礼 / 作曲 - 森田公一 / 編曲 - 服部克久
歌 - 下成佐登子
via www.youtube.com