テレビシリーズ『機動戦士Ζガンダム』 富野由悠季 全50話 1985年–1986年
テレビシリーズ『機動戦士Ζガンダム』 刻をこえて - YouTube
Ζガンダムのパイロット:カミーユ・ビダン
類稀な天性のニュータイプであり、総監督である富野由悠季や公式設定には「カミーユは宇宙世紀に登場した数多いニュータイプの中でも、最高のニュータイプ能力の持ち主である」と評される。劇中ではアムロ・レイに「自分以上にニュータイプとして見込みがある」とその資質の高さを認められる(18話にて)。
(出典:Wikipedia)
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フォウ・ムラサメ
また富野由悠季監督による小説版などにおいては20代前半、もしくは20歳前後を思わせる描き方が成されている。一年戦争で戦災孤児になり、ムラサメ研究所に引き取られた。フォウ・ムラサメという名は、「強化」のため、自身の過去の記憶や本当の名前すら失った彼女にムラサメ研究所が便宜的に与えた仮の名であり、ムラサメ研究所の4(four)番目の被験体という意味である。本当の名前は未だ明らかになっていない。薄いエメラルド色の髪が特徴。
サイコガンダムと共に実戦参加した際、ティターンズに功績を上げれば記憶を返すと言い包められ、ホンコン・シティにおいてカミーユ・ビダンの乗るガンダムMk-IIと戦う。しかしカミーユと何度か会う中で心を通わせ、心の底から素直になれたカミーユのひたむきな言葉はフォウに届き、カミーユが宇宙に戻らなければならないことを知ると、ガルダ級大型輸送機スードリに搭載されていたシャトル用ブースターを独断で射出、ガンダムMk-IIを宇宙へと送る。そしてスードリの爆発に巻き込まれ死亡したと思われた。なお劇場版では、ブースター射出を止めようとしたベン・ウッダーの銃撃で死亡したため、後述のキリマンジャロでカミーユと再会するシーンは描かれなかった。
パプテマス・シロッコ
地球軌道上ではジャブロー降下作戦中のエゥーゴ艦隊と交戦し、その能力の高さを見せつけた。ティターンズ首領ジャミトフ・ハイマンへは血の誓約書といった前時代的な誓いで表向きの恭順を示してグリプス戦役に参戦するが、組織内においては瞬く間に頭角を現すと同時にジャミトフの手に余る存在となっていく。
ティターンズ旗艦ドゴス・ギアを任され、アポロ作戦時においては月面都市フォン・ブラウン市を単艦で制圧するが、これは上官のジャマイカン・ダニンガンの命令を無視した独断行動であるため、後に彼から制裁を受けている。
優れた戦績を上げる一方、同時期に地球圏へ帰還した旧ジオン公国軍残党アクシズのミネバ・ザビに対しても忠誠を装うなど、その巨大な力をも手中に納めんとして様々な策略を巡らせていく。
戦争終盤、アクシズ旗艦グワダン内において指導者ハマーン・カーンとジャミトフが同席する会談が行われるが、会談中にエゥーゴのクワトロ・バジーナ大尉ことシャア・アズナブルが乱入し、部下のサラ・ザビアロフ曹長の暴走でグワダンが破損する。その混乱に乗じてジャミトフを暗殺し、それをハマーンの陰謀によるものと全軍へ発表して弔い合戦を呼びかける。
自ら開発したジ・Oに搭乗してハマーンのキュベレイと対峙し、ニュータイプ同士の熾烈な戦闘を展開する一方、ナンバー2のバスク・オムをも葬り去り、スペースノイドでありながら反スペースノイド組織であるティターンズの実権を完全に掌握する。
その後、グリプス2を改装したコロニーレーザーを巡って三つ巴の戦闘に突入するが、戦闘中にコロニーレーザーが発射されティターンズの主力艦隊を喪失して撤退を余儀なくされる。
ジュピトリスを目前に、遭遇したカミーユ・ビダンのΖガンダムを圧倒するが、死者の意思を吸収したΖガンダムの超常的威力の前にジ・Oの制御を失い、ウェイブライダー形態に変形したΖガンダムの突撃を受け、ジ・Oの装甲ごと肉体を貫かれる。こうして肉体は野望と共に消滅したが、絶命の寸前に放った断末魔の思念はカミーユの精神を崩壊させた。
映画「機動戦士Ζガンダム A New Translation -星を継ぐ者-」 富野由悠季 2005年
大まかなストーリーの流れはテレビ版と同じだが、シャアのダカール演説やフォウの再登場などいくつかのエピソードがカットされた他、健やかな物語として再構成するためにテレビ版では反抗的だったカミーユの性格が素直でやや穏和になり、「修正」シーンや悲劇的な結末も回避された。ほかにもテレビ版のセリフの多くが変化・割愛されているなどの変更点がある。
ジオン公国軍に勝利した地球連邦軍は増長し、コロニーに対して、支配と圧力を強めていた。やがて連邦軍内部に「ジオンの残党狩り」を名目に、スペースノイドへの強権的制裁を加えるエリート部隊「ティターンズ」が創設された。
そして、急速に勢力を拡大するティターンズに呼応して、反発する一部の連邦軍人やスペースノイド達は、反地球連邦組織「エゥーゴ」を結成する。その中には、かつてジオン公国軍のエースパイロットとして戦った「赤い彗星」ことシャア・アズナブルも、クワトロ・バジーナと名を変えて、エゥーゴの一員として参加していた。
エゥーゴはティターンズの拠点であるサイド7のコロニー「グリーンオアシス」を襲撃し、コロニーの住民カミーユ・ビダンがその戦闘に巻き込まれていく。
劇中の物語はここから始まり、エゥーゴとティターンズの戦いを主軸に、地球連邦軍、さらにジオン公国軍残党の一部が結成した軍事組織アクシズの動きを絡めて描かれていく。
(出典:Wikipedia)