● 「ス」で一回切るス・ノーマン・パー
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マカオとジョマの部下で、雪だるまの男。江戸っ子のような口調と性格で相手の心に取り入るのが得意。
無謀な作戦を実行しようとするしんのすけ達に忠告したり、作戦タイムを許可するなどフェアな精神も持つ。体内から書類、ビールなど様々なものを取り出すことができる。足の裏から小型のキャタピラを出現させてダッシュする事も出来る。体は-100℃の超低温に保たれているため、少しくらいの熱などものともしないが、押しくらまんじゅうが弱点。また、しんのすけがトランプの呪文を間違えた時は思わず口を滑らせて正しい呪文を教えてしまうなど間抜けな部分も見せる。
スノーマンではなく、最初に「ス」と切らなくてはいけない、ス・ノーマン・パー。パーが付くのは、じゃんけんのパーをモチーフにしているからです。雪だるまって可愛いイメージしかないですよね。けれど、しんちゃんの本作では邪悪な雪だるまなんです!怖い雪だるまって初めてですよね!
● ヘンダーランドサーカスの団長、クレイ・G・マッド
マカオとジョマの部下。普段はシルクハットにタキシードといった風貌で、ヘンダーランドサーカスの団長を務めている。正体は青い毛並みの狼男。じゃんけんのグーがモチーフ、隻眼でグーの描かれた義眼をはめている。嗅覚に優れるが、水が苦手で泳げない。当初はしんのすけを君付けで呼んでいたが、後に「しんちゃん」と呼ぶ(この時彼から「馴れ馴れしい」と言われた)。
準備中のサーカス会場に無断で入ったしんのすけと偶然出会う。単なる操り人形に過ぎない状態であったトッペマの人形劇を見せ、しんのすけを丸め込み追い出すつもりであったが、それがきっかけとなりトッペマのぜんまいを巻かれ救出されてしまった。正体である狼男の姿を現し追いかけるが、トッペマに魔法のトランプで石にされてしまう(後にマカオとジョマに元の姿に戻してもらっている。)。
最初は気の良いサーカスの団長のふりをしているクレイ・G・マッド。見た目から怪しげ。けれど、他のキャラクターよりは怖くありません。しんちゃんに一番翻弄されるのもこのクレイ・G・マッドです。
● 色っぽいお姉さん、チョキリーナ・ベスタ
マカオとジョマの部下。じゃんけんのチョキの形をした髪飾りを付け黄色い水着のような格好にハイサイブーツの豊満な魔女。白髪長髪で褐色肌のセクシーな巨乳の美女で性格は悪くトッペマからは「手下の中で一番性格が悪い」とまで評されている。しんのすけは彼女を「チョキ」と呼ぶ。
物語序盤では優しいお姉さんのフリをして、しんのすけに近づき、胸を揺らす、パンツの食い込んだ尻を強調して見せあえぎ声を上げるなどいやらしい女性の性的魅力でしんのすけを悩殺した。子供であるしんのすけに対して意図的に色仕掛けを行う稀なキャラクター。その際に「かたたたき券」(かたたたたき券と書かれている)を貰う。
美女に弱いしんちゃん。トッペマは可愛いけれど、チョキリーナはセクシーなお姉さんだったために、ついふらふらとしてしまうしんちゃん。チョキリーナが豹変したときがまた怖い!ガングロなのが時代を感じさせます。
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● スゲーナスゴイデスのトランプの精、スゲトラちゃん
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魔法のトランプ。トランプを持って念じながら「スゲーナ・スゴイデス」と唱えるとあらゆる魔法が使える。誰でも使えるが、トランプの魔法を信じるハートのある人間でないと真の力が発揮されない。また、私利私欲のために使うと魔法が早く解けてしまう。魔法は一枚につき一回であり、使用すると消滅する。
元々はオカマ魔女が所持していたが、トッペマがジョーカー以外を奪い、それをしんのすけに渡した。その後、しんのすけ達が16枚使用し、残りの36枚はオカマ魔女とのババ抜きに使用された。
「スゲーナ・スゴイデス」という言葉で魔法が使えるトランプ。歌も印象的な本作ですが、「スゲーナ・スゴイデス」も印象的。私利私欲に使うと使用時間が短いというのが、教訓的めいてて面白いです。しんちゃんが私利私欲に使うのが、好きなアイドルに会いたいというのも可愛いです。けれど、そういう心理って大人でもありえますよね。好きな俳優が目の前に現れたら嬉しいですからね。
作品に使われる歌やメロディが口をついて出てくる!
トッペマの歌は一度聴いたら忘れられない
【初音ミクカバー】トッペマ・マペットのテーマ - YouTube
劇場版クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険より トッペマ・マペットのテーマ (初音ミクカバー) イラスト:ポチ 様 "私はトッペマ", http://p.tl/i/6311025 音楽:紅猫 @kureneko90, http://www.syncronica.net/
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ス・ノーマン・パーの声は、『うる星やつら』の諸星あたる役で有名な古川 登志夫さん!
軽妙な言い回しなのにどこか怖い雰囲気の雪だるまなのです!