CDの「帯」ってみなさんどうされてますか?
1982年から発売されているCD(コンパクト・ディスク)。皆さん購入した経験があるかと思います。CDを新品で購入すると一般的に「帯」が付属していますが、その帯ってどうされてますでしょうか?この記事ではCDの「帯」にスポットを当ててみたいと思います。
何故80年代のCDの帯はあまり残っていないのか?
古いCDを中古で購入すると、帯がついてないことが多いですよね。最近のCDですと、外側に帯が見えていなくても歌詞カードの中に帯が挟んであったりして、なんだかんだで付属していることが多いです。では、どうして古いCDは帯がついていないことが多いんでしょうか?
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理由①:ケースに糊付けされていた!
昔の帯ってケースに糊付けされてることが多かったんですよね。帯の上下に「〇状」の糊が付けられ、ケースに固定されていました。無理矢理はがすと帯の裏側が破れたりして、すぐに痛んでしまったんですよね。結果捨ててしまう人が後を絶ちませんでした。
理由②:帯がケースに収まらない!
今の帯はケースの歌詞カードを収納するところに収まるように出来ていますが、昔の帯はそれよりもサイズが大きい場合がありました。そのためどこに収めて良いのかわからず、結果的に処分してしまうケースが多かったんですよね。
ユーミンのCDの旧規格盤に付属していた帯は「デカ帯」などとも呼ばれ、ケースに上手く収まりませんでした。ディスクを固定するトレイを外して、その中に帯を保管する人もいました。中古で帯無しを購入して、トレイの下から帯を見つけたことが何度かあります。
理由③:そもそも形状がおかしい!
80年代の帯は、特徴的な形をしているものが多かったんです。「箱帯」がその最たるもので、立体的な作りなのでケースの中に収めようがない!そんな帯が多かったため、あえなく処分となるケースが続出してしまいました。この記事では、そんな特徴的な帯をこれから紹介していきたいと思います。
箱帯
主にソニーが採用していた「箱帯」。ケースにはめ込むタイプの帯です。帯をはめ込んだままうっかりケースを開くと帯が破れてしまうため、美品で残っているケースが少ないです。